シロ (Shiro)
野原一家の愛犬。水色の首輪とフカフカな毛並みが特徴の白い犬。
路上で捨てられていた所をかすかべ防衛隊の面々が目にした事が切欠で野原一家が飼う事となった。後に、元々は生みの親であるボルシチと他の兄弟と共に別の一家にて飼われていたが、一家の父が「突発性犬アレルギー」を発症したことで犬を飼えなくなってしまい、兄弟たちは他の飼い主へと引き取られていったが、ボルシチとシロは引き取り手が見つからず保健所送りとなってしまい、それを不憫に思った一家の娘・るんがせめてシロだけでもとシロをダンボール箱に入れ路上へ置いていったという経緯が語られた。
しんのすけが世話をサボる事が多いためか、自分で餌を用意したり、商店街のおつかいに来たりと犬離れした頭の良さを見せている。そのためか、シロが喋る回になると丁寧な言葉で話すなどしんのすけよりも少し大人びたキャラとなっている。一方で美人の異性に弱い野原一家の例に漏れず、大のメス犬好きでもある[1]。また、しんのすけの影響を受けてか、身体を丸める一発芸「わたあめ」を得意としている。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて登場。同イベントはしんのすけの語る物語という設定だが、シロは存在を忘れられていたため、物語の開始前と開始後にしか登場しない。
人間関係
家族・親戚
- 野原しんのすけ
- 飼い主。世話をサボる事が多いが互いに仲良し。なお、シロを初めて見た時の感想は「うまそ」である。
- 野原みさえ
- 当初はシロを飼う事に反対していたが、なんやかんやで受け入れ家族の一員となっている。
- 野原ひろし
- 休日では、しんのすけに代わり、シロの世話をすることも。
- 野原ひまわり
- 彼女の悪戯やワガママに翻弄される事がある。
- シロ太、シロ吉、シロ子、シロ美、シロ太郎、シロ次郎、シロ丸、シローネ、シローン、シロット
- 映画『超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』にて登場。シロの子孫であり、外見はシロそっくり。
- ボルシチ
- 生みの親。上述の通り、保健所送りとなってしまったため死に別れた可能性が高い。
- るん
- 元々の飼い主一家の娘。偶然、再会した際には今の幸せそうなシロの姿を見て嬉しそうに思っていた。
名台詞
犬なので言葉は喋れないが、映画や番外編では様々な理由により喋り出す事が多い。
脚注
- ↑ なお、捨てられた病気で弱った猫を介抱したり、心を通わせたメス犬を目の前で事故で失ってしまうなど悲恋が多い。