不乱拳博士(Dr.Franken)

ロボット工学の権威。

物事を考えるロボットの研究に人生を費やし、X団の支援を受けながらブラックオックスを建造する。 最後の作業として自身の頭脳をオックスにコピーしている最中、X団が鉄人28号に襲撃され、さらにブラックオックスが鉄人と戦わされている事を知ると、正太郎たちに戦いを中断させるよう説得。直後に、X団のボス・ヘンケル(SRW未登場)に殺害される。そして、死の間際に敷島博士にブラックオックスを託して息を引き取った。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
概ね原作通り。初登場となる本作ではロボットマフィアからの支援を受けていたという設定。最終的にブランチに殺害される。

人間関係

ブラックオックス
自身の最高傑作で我が子のような存在。しかし、皮肉にも目覚めた際に生みの親の死を目撃してしまう。
敷島大次郎
彼から尊敬されていた。死の間際に彼に看取られる中、ブラックオックスを託す。
ブランチ
第2次Z 再世篇』では彼に殺害される。

他作品との人間関係

ローレライ
『再世篇』では彼女の生存フラグを立てていると、不乱拳博士に助けられて生き延びたことが後にわかる。
また、マジンガーへの対抗心だけに生きるローレライを教え諭すなど、彼女の生き方にも大きな影響を及ぼしたようだ。

名台詞

「敷島君、私はやらねばならぬ。ブラックオックスのためなら命など…!」
「ブラックオックスは私の子供だ!お前のような悪人には任せられん!!」
「ブラックオックス…我が子よ…」
「私は自分の研究のことばかり考え、たとえ悪人でも私を援助してくれればと思っていた……すまなかった敷島君、ブラックオックスは君が…頼む…」
「ブラックオックス…」
以上、第34話より。悪人の援助を受けていたが、それは自身の息子のためでもあった。

余談

  • 原作漫画や他のアニメ版鉄人における不乱拳博士は、マッドサイエンティストという設定。すなわち、悪役である。
    • ちなみに、(悪の組織からの支援を受けていたとはいえ)善玉寄りとしての出演は『太陽の使者 鉄人28号』のみであり、顔つきもやや柔和に描かれている。このため「不乱拳」という名前が似つかわしくないものとなっている。