月下

2016年2月29日 (月) 11:10時点におけるXE (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連機体)

月下(Gekka)

ラクシャータを中心にキョウトの反帝国グループが開発した機体。紅蓮弐式の量産型であり、胸部の基本形やコックピットブロック・腰部は、全く同型である。グロースターを上回る性能を持ち第七世代KMFに相当する機動性を誇る(小説版では運動性能の面で若干紅蓮弐式に劣るとされている)。腕部は紅蓮と違い通常の腕で汎用性が高く、左腕に脱着式のハンドガンを装備している。

黒色の指揮官機1機と、灰銀色の量産機4機がキョウトより黒の騎士団へと供与され、指揮官機に藤堂、量産機に四聖剣が搭乗した。指揮官機は量産機と比べ武装が強化されている。

余談となるが黒の騎士団用に開発された月下は「朔型」と呼ばれるタイプであり、それとは別に反ブリタニア勢力への輸出モデルとして「望型」と呼ばれるタイプが存在する。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

ユニットとして使えるのは指揮官機のみで、量産機は指揮官機の攻撃演出で登場。

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
原作より前倒しされてナリタ戦で加入。紅蓮に迫る機体性能を持つが、武装ではやや劣る。燃費が悪いのが問題。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
プロローグ「ブラックリベリオン」のみ使用可能。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
量産機がユニットとして初登場。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

廻転刃刀(かいてんやいばとう)
刃がチェーンソー状になっている刀。量産機用だが「旋回活殺自在陣」で藤堂機も使用。
制動刃吶喊衝角刀(せいどうやいばとっかんしょうかくとう)
通称制動刀。柄にスラッシュハーケン、峰にブースターを備える。このブースターは斬撃の威力を高めるのみならず、走行時の速度上昇にも一役買っている。
ハンドガン
左腕に装備。
飛燕爪牙(スラッシュハーケン)
制動刀の柄頭に搭載。日本の機体なので漢字が正式表記だが、『第2次Z』ではカタカナ表記。
チャフスモーク
撹乱用の装備。スパロボ未登場。

召喚攻撃

旋回活殺自在陣(せんかいかっさつじざいじん)
四聖剣との連携攻撃。四聖剣を突っ込ませたのち藤堂機がハンドガンで先制。しかる後、四聖剣が敵機の周囲を互い違いに旋回してけん制し、千葉機・朝比奈機が飛燕爪牙を絡めた連続攻撃をかけ、仙波機・卜部機が同時に斬り抜け、最後に背後を取った藤堂機が廻転刃刀で切り裂く。
『第2次Z』では四聖剣のセリフは千葉と朝比奈のみで、セリフによって2人のどちらが顔グラフィックに登場する演出になっている。また、『第2次Z再世篇』のプロローグで使用すると、千葉と朝比奈の顔グラフィックが『R2』仕様になっている。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

サイズ

S

カスタムボーナス

格闘武器に「バリア貫通」が付加される
『第2次Z破界篇』で採用。軽減バリア持ちの敵がほぼいないので、正直微妙。次元獣D・フォルトを破れるのはいいが……。

関連機体

紅蓮弐式
原型機。
暁直参仕様
後継機。一般機はSRW未登場。
ゲッカ・カスタム
コードギアス 双貌のオズ』第6話に登場。ブリタニア軍の研究部門に送られた月下を、第5皇女カリーヌの騎士であるダスコ・ラ・クレルモンが改修を要請、専用機となったもの。両腕がグロースターのものと交換している。
ゲッカアロンソ
『双貌のオズ』第19話に登場。上記のゲッカ・カスタムを更に改造した機体。頭部がグロースターに近いものとなったり、ボディに追加塗装が加わっている。
月下(望型)
反ブリタニア勢力へ向けた輸出モデル。
月下紫電
『双貌のオズ』により登場した望型をベースにしたカスタマイズ機。
月下 月山虎吉機
『双貌のオズ』第15話に登場。月山兄弟の兄、虎吉が搭乗しており、両腕に廻転刃刀の二刀流を装備している。サンドカラーが特徴。
月下 月山玄信機
『双貌のオズ』第15話に登場。月山兄弟の弟、玄信が搭乗しており、両腕にバズーカを装備している。サンドカラーが特徴。
月下鳴砂
『双貌のオズ』第24話に登場。兄の虎吉の死後、玄信が虎吉機をベースに玄信機のパーツで補修して搭乗する。右腕に廻転刃刀、左腕にバズーカを装備している。全体のカラーリングがバラバラになっている。

未参戦作品に登場する機体

月下(先行試作型)
ゲーム『LOST COLORS』に登場する同作のオリジナル機。主人公(ゲームオリジナルキャラクター)が黒の騎士団側に所属した場合に搭乗する機体。左腕は紅蓮と同じ甲壱腕型の輻射波動となっている。