ローナン・マーセナス
リディ・マーセナスの父親にして、地球連邦初代首相であるリカルド・マーセナスの子孫。
ラプラスの箱の中身を当初から知っていた人物の1人で、箱の呪縛に囚われたマーセナス家の長として家を飛び出し軍人の道を歩む息子リディを静かに見守っていた(但し、リディは親子関係が冷え切っていると思っていた)が、当のリディがオードリーを伴って現れたことで、彼にひた隠しにしてきた箱とマーセナス家の秘密を打ち明けることとなる。
現在は保守系の大物と目されているが、若かりし頃は中央官僚や政治家たちに地球環境の悪化を思い知らせるために敢えて砂漠化の進むダカールへの遷都を推進した理想家だった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。本作ではクロノの構成員を務めている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 引き続き登場。クロノという組織の性質もあってか、原作よりも諦観しているような印象がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- ほぼ原作通りだが、原作再現が終わった後も連邦議会で尽力しているシーンがある。
- 原作と異なり息子がMIAになったことや、袖付きとの最終決戦時にメガラニカ周辺戦域に居ることを知らず、コロニーレーザーが発射される寸前で知らされるためマーサとの間に完全に亀裂が入っている。
人間関係
他作品との人間関係
- カルロス・アクシオン
- 第3次Zでは自身の所属するクロノ保守派の筆頭。
- フレデリック・アルグレアス
- BXでは、オードリーによるラプラスの箱の中身についての放送を彼と共に真実と認めた。
名台詞
- 「我らに救いを。我らに…」
- episode4にて、リディにマーセナス家の真実を告げる前に。
- 「彼らの選択だ。受け入れるしかあるまい…父親としてはな」
- episode7にて、全てが終わった後に。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…否定はしない。だが、それが人類という種の限界なのだ」
- 第3次Z時獄編第46話にて、マーサから「守られるのは地球人類ではなく、選ばれた人類」と揶揄されて。