メカザウルス(Mecha Saurs)
『ゲッターロボ』において恐竜帝国が使用する、生身の恐竜を生体改造した巨大戦闘ロボット。マグマの中を移動出来る強靱さを持つ。
外見は恐竜や爬虫類に近いものが殆どであるが、そうでない物も少なくはない。スパロボにはゲラを除いて恐竜・爬虫類型のメカザウルスしか登場していないが、原作ではアンモナイト型のバジ、狼型のウルといった到底恐竜にも爬虫類にも見えないものもそれなりの数が登場しており、実質的には「古生物全般」をモチーフにしているともいえる。
基本的には有人機であり、恐竜兵士とキャプテンの複座で操縦している。多くのメカザウルスのコクピットは頭部にあるらしく、頭部を破壊されて爆発する最後が多い。少数ながら無人機や自動操縦が可能なメカザウルスも登場した。
また、TV版ではメカザウルス以外にも、恐竜帝国の戦士が巨大化してゲッターロボと戦うこともあった。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
原作TV版とはまた違った恐竜帝国の登場で、メカザウルスも幾つか登場する。設定は大筋変わらないが、殆どがTV版以上に恐竜にも爬虫類にも見えないデザインをしている。
スパロボでの扱い
スパロボの旧第○次シリーズでは恐竜帝国が登場しなかった為、DC等の組織が運用していた。
α外伝、第2次αでは恐竜帝国が登場するため、他の作品よりも手強くなっている。特に無敵戦艦ダイの性能はどちらも圧巻。
αではDr.ヘル一派が運用しており、α外伝序盤にて「恐竜帝国が残した工場をDr.ヘル一派が接収した」ことが語られる。なお、メカザウルス工場はオートメーション化されており、Dr.ヘルに放棄されて無人になった後もメカザウルスが生産されていた。
AやIMPACTでは恐竜帝国壊滅後、地上に取り残されたメカザウルスを百鬼帝国が接収して運用している。
COMPACTでもDr.ヘル一派が運用していた。しかしブロッケン伯爵が「恐竜帝国が残したロボット」と述べるだけで、詳しい経緯は語られない。そもそも恐竜帝国の動向についても劇中では解説されない。
以上のように敵勢力は滅多に登場しない割に、メカザウルスだけは登場するケースが多いため総じて性能はスーパー系敵ユニットの中でも控えめであることが多い。
ゲームでは基本的に格闘戦に特化していることが多く、スパロボでは飛行ユニットに対して不利なため、大概空から攻撃すれば苦戦しないのも特徴。 スパロボでは宇宙で運用できない場合が多いが、実際は原作の劇中で宇宙空間でも活動しているものもいたので、宇宙での運用にも支障はないようである。
スパロボに登場したメカザウルス
- サキ
- メカザウルス第一号。
- ザイ
- 三大メカザウルス。
- バド
- 三大メカザウルス。
- ズー
- 三大メカザウルス。
- ギロ
- キャプテン・グランが操縦するメカザウルス。
- シグ
- キャプテン・ラドラが操縦するメカザウルス。
- ゼン1号
- ゼン2号
- キャプテン・ザンキが開発し、自ら操縦するメカザウルス。
- ヤバ
- ウランスパークを装備している。
- グダ
- 空母型の巨大メカザウルス。原作でもバット将軍が乗り込む。
- ゾリ
- バット将軍が直接指揮を執ったメカザウルスの一体。
- モバ
- 無敵戦艦ダイ
- 実際はメカザウルスではない。作品によっては「メカザウルス・ダイ」名義の場合もあり、その場合は量産されている。