ジェリル・クチビ

2015年6月19日 (金) 12:20時点における180.53.212.211 (トーク)による版 (→‎携帯機シリーズ)

ジェリル・クチビ(Jeril Coochibi)

  • 登場作品聖戦士ダンバイン
  • 声優:大塚智子
  • 種族:地球人(アイルランド人)
  • 性別:女
  • 所属:ドレイク軍
  • 階級:聖戦士
  • 年齢:22歳(当時の雑誌記事より)
  • 出身:アイルランド・ダブリン
  • キャラクターデザイン:湖川友謙

ドレイクショウ達に続いて召喚した地上人の1人。

アイルランド出身のロックシンガーで、メッシュを入れた赤い髪を持つ。攻撃的な性格で、バイストン・ウェルでの戦争をゲームの様に楽しんでいた。

ショウに勝るとも劣らないオーラ力は音楽センスの賜物。戦場が地上に移ってからはますますその力を強め、そのオーラ力でギリシャ空軍を傘下に置く。空軍の戦闘機を従えて、レプラカーンで飛ぶ様をパイロット達は「20世紀のジャンヌ・ダルク」と評した。しかし、ショウとマーベルとの戦闘中、怒りと憎しみのオーラ力を暴走させ、レプラカーンをハイパー化させる。その強大な力でショウのビルバインを追い詰めるが、暴走するオーラ力を制御出来ずに自滅していく。

最後はビルバインのオーラキャノンにコクピットを撃ち抜かれて死亡する。その悪意に満ちた闘い方と死に様はギリシャ空軍にも「ジャンヌ・ダルクとは思えん」と考えを改めさせるに至った。

登場作品と役柄

基本的にアレン・フェイとのトリオでの登場が多くこの三人の中では一番強い、というパターンが多い。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。フェイやアレンと共に敵として登場。
第4次スーパーロボット大戦S
今回ハイパー化のイベントが再現された。顔アイコンもハイパー化時のものに準じているが、登場はその1度きりで、倒されると死亡する。
スーパーロボット大戦F
初めて声が付いた。
スーパーロボット大戦F完結編
ハイパー化も声付きで再現された。彼女の取り巻きの連邦軍兵士を撃墜するとゲームオーバーになるので注意。なお原作同様「20世紀のジャンヌ・ダルク」と呼ばれているが、この時代は20世紀なのだろうか?

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ストーリー開始からバイストン・ウェルが舞台のため序盤は出番がある。
スーパーロボット大戦COMPACT2
スーパーロボット大戦IMPACT
ジェリルが「ジャンヌ・ダルク」呼ばわりされる所以が特に語られていない為、彼女がハイパー化して大暴れするステージタイトル「呪われしジャンヌ=ダルク」が、原作未見のプレイヤーには今ひとつピンとこないものになってしまっている。彼女の放つ「悪しきオーラ力」によってオモイカネがストレスを受け、ナデシコ及びエステバリス隊が暫くの間戦闘不能に陥るなど、後々の展開にも悪影響を及ぼす嫌味な存在となった。
スーパーロボット大戦COMPACT3

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
今回もハイパー化イベントがある。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
第1回スパロボチャンネルの新規映像で登場確定。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
原作同様の経緯で戦死した後、サーシェスステラと共にクレディオによって亡霊となってカイルスと対峙し、更に「解き放たれたタマシイ」では亡者の一人として三度カイルスの前に立ちはだかるなど、死亡後も度々敵として登場する。

関連作品

バトルロボット烈伝
惑星ウルスに転写され、レプラカーンに乗り敵として登場。ガラリアとは違い、自分を罵るヤザンを逆にからかう。
ハイパー化はせず、戦争終結後の消息は不明。
リアルロボット戦線
初期にアレン・フェイと共にドラムロに乗り仲間になるが、すぐ永久離脱する。ラズロルートでは敵として再登場し、ハイパー化する。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

リアルロボット戦線
熱血必中気合根性努力加速

人間関係

ショウ・ザマ
因縁の相手として付け狙う。
アレン・ブレディ
バイストン・ウェルに一緒に召喚されたアメリカ人。
フェイ・チェンカ
バイストン・ウェルに一緒に召喚された中国人。

他作品の人間関係

ジェリド・メサ
CCでは度々共闘しており、それなりによき戦友関係を築いている。互いに戦死した後も「解き放たれた亡者」にて共に亡者となってカイルスに挑む。
九条美海ニア・テッペリン
CCでは「解き放たれたタマシイ」にて対峙。美海からは「一歩間違えば自分もジェリルのようになっていた」と戦慄される。
フルギーロ
CCでは戦死後、「激戦!魔神達への挑戦状!」にて彼によって亡霊として蘇させられる。

名台詞

「私は手柄よりも人を殺れるのがいいのさ。戦争なんだからね!」
彼女の過激で強気な性格がよく現れた台詞。
「小娘でも桁が違うつもりだ、死になよ!」
フォイゾン王に小娘と呼ばれての台詞。その面構えは小娘というよりオバサンのほうが似合っていると思うが…。
「こそばゆいねぇ…ダブリンの鼻つまみが、ジャンヌ・ダルクとはね」
ジャンヌ・ダルクの再来と言われ、まんざらでも無さそうな台詞。
「敵が小さく見えるってことは、ダンバインやビルバインにあたしが勝つってことさ!」
ハイパー化直後の台詞。もちろんスパロボでも(「ダンバインやビルバイン」の下りは省いて)言うが、その時点でもっとデカイダイターン3がいる事も多々あり、アンソロジーでは思いっきりネタにされた。
「ショウ・ザマ、今日こそは!ってヤツさ!!」
ハイパー化によりビルバインを圧倒した際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞

「ピーピー鳴くんじゃないよ!ガキ共が!」
IMPACTで地上におけるドレイクの動向についてシラを切った際、批難する勝平達へ浴びせた罵声。
「ハハハハハハハ!何やら問題が起こってるみたいじゃないか」
「…運がないねえ、聖戦士…!そうさ、戦いはこうでなくちゃねえ!」
IMPACTにてハイパー化を果たした影響でナデシコ隊を戦闘不能に追い込み、圧倒的優位に立った事で悦に入る。
「運のない奴…フェイのところへ逝きなよ!アレン!」
「弱いから負けるのさ!」
IMPACTで撃墜されたアレンの姿を目の当たりにし、嘲笑する。仲間を嘲笑うジェリルの冷酷さに、キョウスケも怒気を発していた。
「ここまで!ここまでして何故勝てないっ!ショウ・ザマァッ!あたしは!」
IMPACTでの最期。皮肉にも上述の暴言がそのまま己自身に返る結果となった。

搭乗機体

ドラムロ
初めて乗ったオーラバトラー。
レプラカーン
ハイパーレプラカーン