イッシー・ハッター軍曹(Issy/H-AT/R_sgt)
- 登場作品:電脳戦機バーチャロン マーズ
- 声優:光吉猛修
- 種族:地球人(サイボーグ?)
- 性別:男
- 所属:MARZ
- 階級:軍曹?
VRが実用化された後の電脳暦の社会、限定戦争の現場において抜群の戦歴を誇るVRパイロット。所属組織も、VCa2年まで在籍していたDNAを皮切りに、以後、SHBVD(Special Heavy Battle Virtuaroid Division、特殊重戦闘VR大隊)、国際戦争公司(戦闘教官として)、MARZ捜査官……と、多岐にわたっている。その経歴を生かして、各所に独自の人脈を持っているとの噂もある。性格は直情径行、自己確信性の強い行動派である。そのあまりに強い思いこみゆえ、実戦の現場においては取りこぼしも多い。
VCa2年のサンド・サイズ戦役では性能に劣る廉価版第一世代VRである10/80で、格闘戦に特化した第2世代VRアファームド(型番不明)を格闘戦で撃破するなど、格闘能力に秀でており、同戦役でSHBVDに移籍した際には、本来格闘戦向きではない重戦闘VRライデンにブースター付戦斧「デス・ギガント」と円盾「ボルト・ゴッチ」が装備された「ライデン205号機」をあてがわれ、同機を乗りこなし参加している(なお、この装備は先に戦死したこの機体の元パイロットの意向で装備されたもの)。
浅黒い肌をした痩身の男性であるという報告がVCa2年時点での目撃情報として存在する。だが、VCa2年のサンド・サイズ戦役以降、生身の彼の目撃談はない。同戦役終盤において重傷を負い、VRと一体化したサイボーグになっているという噂もある。彼のガールフレンド(自称)ブロンコ嬢は、これを一笑に付して否定しているが。しかしながらマーズの舞台となるVCa9年の時点では彼の容姿を思い浮かべようとすれば、乗機であるアファームド・ザ・ハッターの外見を想定せざるを得ない状況である。
なお、この名前は本名ではない。「Issy/H-AT/R_sgt」という、DNA在籍時代の登録コードを音読する際の「イッシー・ハッター軍曹」が、そのまま通り名として呼ばれている。つまり軍曹も通り名の一部であるため、実際の階級とは一致していない場合がある。例えばMARZでは階級は「~査」と表されるため、少なくとも軍曹ではない(一応、SHBVD所属時の階級は確かに軍曹であった)。
原作では捕らえられている彼を救出する場面で出会う。なお、失敗すると生体反応が確認されなくなるがゲームは進み、また、救出できても後に再起不能にされることもあるが必ず復活して再登場する。原理は不明。前述のサイボーグ説が浮上するのもむべなるかな、である。
プレイヤーを「友」と呼び、一定の期間パートナーとなり同行してくれるが、任務の目的をひた隠しにするMARZに愛想を尽かして出奔。赤く塗り替えたアファームド・ザ・ハッターと共に、ダイモンの侵攻そっちのけで戦場を引っ掻き回す。最終盤では条件を満たすとこちらの援護にも登場。
登場作品と役柄
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- αナンバーズのタフガイ。別世界に来たことに当初は困惑していたが、その後は深く考えていないようである。そして何時の間にやら意気投合していることに…。当然というべきか格闘能力は非常に高いが、一方で命中が低めであるため育成でテコ入れするか、必中や感応による補助が欠かせない。
- スーパーロボット大戦K
- ヤーパンの天井内のゲームセンターに、救援を求める通信が混線する形で初登場。その後、イスペイルに捕まって処刑されそうになった所を救出されたのが縁で一時的に行動を共にし、後に再会して共に戦う。ラスボスの特殊台詞も彼にはありチーフには無い事から、今回ではチーフに代わってバーチャロンチームの主役格として扱われている節がある。なお、上記のバーチャファイターネタらしき台詞もあったり、他作品のキャラのお決まりのセリフを使ったりと、ネタの面でも話題に事欠かない。
パイロットステータスの傾向
能力値
自軍パイロット中でも指折りの格闘・技量の高さを誇り、防御・回避も一級品。意外な落とし穴は命中が低いこと。機体が射撃武器を持たないので、射撃能力は事実上の飾りである。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「Burning muscles ~Ichiban☆boshi」
- 原作終盤の対ハッター戦BGM。熱血スポ根アニメの主題歌のような曲名と曲調であり、原作でも流れるのはここだけ。
- シリーズプロデューサーの亙氏からのリクエストは「とにかく暑苦しく仕上げてくれ」とのことで、実際そのとおりに仕上がっているといえるだろう。
人間関係
原作
- ギル、レドン
- SHBVDの軍規に背きダイモンの手先となってMARZへ戦闘を仕掛ける彼らを、本上官であるサルペン大尉の名前を出して撤退させる。
- シルビー・ファング、デボラ・バイト、ジェニファー・ポイズン
- アンベルⅣ麾下、薔薇の三姉妹。彼女らの悪名である「毒蛇三姉妹」を面前で口にして不興を買う。
- ミミー・サルペン大尉
- SRW未登場。V.C.a9現在のSHBVDの実質的な指揮官である女性であり、ハッターの本上官。SHBVD脱退後も密接なコネがあるようで、上記のとおり彼女の名前を出しギル、レドンを追い払っている。
- ブロンコ嬢
- SRW未登場。ハッターのガールフレンド(自称)。彼女曰く、ハッターは多忙なだけであり、毎週土曜の午後には必ず二人だけの時間を持つことにしている、らしい。
- どんなに忙しくても彼女のための時間を割き、とても紳士で、上手くいっている・・・と証言している。
- が、ハセガワ社から発売されたプラモデルの解説書によると「彼女の脳にはハッターの擬似人格がインストールされたマイクロチップがインプラントされている」「場合によっては彼女の姿でハッターの人格が表に出てくる上にハッターの口調で喋る」等、とんでもない事実が明かされた。
スパロボシリーズ
他作品の人間関係
名(迷)台詞
- 「ハッター軍曹であります!このたび、第6戦闘VR大隊よりSHBVDへ転属することになりました!」
「自分は、この205号機をあてがわれるのですね?一見するに、接近戦に重点を置いた装備であるように思われます。かくなる上は、前進あるのみ!と肝に銘じ、ご奉公に励む所存であります!」 - 「オラトリオ・タングラム」の前日譚小説「ワンマンレスキュー」より。着任時、およびライデン205号機受領時。ライデンは本来砲撃戦用機なのだが、205号機は前任パイロットの意向で格闘戦用武装が追加されており、これを見たハッターもノリノリであった。
- 「マーズ」より7年も前の出来事だが、このときから彼のアツい性格はブレていない。
- 「ぬあぁあぁあああぁあぁぁぁあぁぁッ!!!」
- 「マーズ」にてダメージを受けたりダウンを奪われたりするととにかく叫ぶ。しかもカットインつき。
- 「サァァァァァァァァンキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!ベリ・マッチ!!」
- マーズ序盤で囚われ、磔にされているハッターを救出すると発生するイベントにて。直前まで囚われていた割に自ら磔を破壊しムーンサルトジャンプ&華麗に着地をキメつつ超ハイテンションでこれ。
- 「友よ!待たせたな!!」
- 救出に失敗した場合、悲しげなBGMとともにぐったりと力尽きるザ・ハッターだが、救出失敗ルートのMission2序盤にて、条件を満たすと「ハッター軍曹、戦線復帰」のテロップと共に何事もなかったように復活する。
- 「っしゃぁ!シャッター破壊でGo Ahead!!」/「シャッター破壊で前進だ!」
- 救出に成功したルートのMission2-1にて、開始早々シャッターを破壊して進む際のセリフ。ノリノリである上、それぞれ発音違いが2パターンある。
- SRWでは前者を「敵機破壊で~」や「怪物退治で~」等、若干改変し戦闘やイベントの節々に挟むことがある。
- 「グゥレイトォ!!パーティに間に合ったぜっ!!」
- 同じくMission2-1にて、正解ルートを引き当てた際のセリフ。戦場はパーティ会場ではない。
- SRWでは援護攻撃時に採用。
- 「気をつけろ!こいつらは悪名高い毒蛇三姉妹だ!!」
- 薔薇の三姉妹とのコンタクト時、面前で彼女らの悪名を口にして怒りを買う。もっとも、後にこの一件を根に持って、MARZへ協力せよとのアンベルⅣの命令を差し置いてマーズ主人公に因縁をふっかけてきたりと、明確な敵対関係ではないからと安易に気を許していい相手ではないことに間違いはないのだが。
- 「バカにするなぁっ!!」
- 上記のセリフが原因で戦闘になってしまうプレイヤー&ハッターと薔薇の三姉妹、その戦闘中のイベントにて。3機のマイザーのSLCダイブで袋叩きにされるのだが、トドメとばかりに突撃してきたデボラのエヴリンを、渾身のトンファーで叩き落す。
- 「ド・ン・マ・イ・・・!!」
- 三姉妹戦でハッター機が撃破された際に。右手でサムズアップし、力尽きる。
- この戦闘でハッターが撃破されてしまうと、「ハッター軍曹機、各坐」とナレーションが入り、通常の僚機と異なり何をやっても復活させることが出来なくなるため三姉妹が全機健在だと戦闘が恐ろしく不利になる(なにせ3対1である)。
- 一応負けてもストーリーは進むが、ここで三姉妹を撃破すると展開が若干変わり、後半のイベントが有利になるアイテム(ダイモン・フラグメント)を一つもらえる。
- なお、この戦闘でのハッター機の撃破状況にかかわらず、ハッターは重症を負い、しばらく戦線から離脱することになる。
- また、このセリフはSRWでも被撃墜時に使用されることがある。
- 「待て待て待て待て待て待て待てぇぇぇぃ!!」
「友の命は我が命!毒蛇共、やるならやれ!俺から先に!!」 - Mission3地球ルートにて、地球薔薇の三姉妹に因縁を付けられ襲われるマーズ主人公を助けに入る際のセリフ。
- SRWでも「毒蛇共」の部分抜きで援護防御時に使用されることがある。
- 「司令部!ワイルドクリスタルについての情報提供を求める!」
「司令部!ワイルドクリスタルについてのそちらの対応に疑問を感じる!」
「禁制領域からの脱出を指示しながらこちらが求める情報提供を拒否するのは正直、理解に苦しむ!」
「納得できる回答を求めたい!」 - 任務内容に関わるワイルドクリスタルについて情報提供を拒否する司令部に対してのセリフ。この時に生じた疑念が募り、のちに…
- ちなみに司令部はハッター軍曹の情報提供要請を退けておきながら、彼が離脱した直後にはぺらぺら喋り出す。しかしながら肝心の厄介な問題の詳細については言及していない。本当に知らなかったのか、知れば任務放棄して逃亡するおそれがあるとして伏せていたのかは不明。
- 「ガッデェェェェェェェェム!!」
「友よ・・・力を・・・」
「レスキュープリィィィィィィィィズ!!」
「な、泣くぞ!このままじゃ泣いちゃうゾ!!」 - 地球ルートでハッター同行時にハッターが戦闘不能になった際のセリフ。
- レスキューすれば「Thank You!」と謝礼と共に立ち上がり復帰するが、放置しておくと後のセリフに変わっていきどんどん弱気に・・・。案外寂しがり家なのかもしれない。
- SRWでも瀕死時に「れ、レスキュープリィィィィィズ!!なんて言ってる場合じゃないぞ!?」と言うことが。
- 「友よ、これは、直接回線だ。司令部には聞こえない。だから、本音で言おう」
「俺たちは、このシバルバーでワイルドクリスタルの真相も知らされないままドタバタと走り回っている」
「俺には…この妙ちきりんな結晶が、何かをおびき寄せるための、エ・サ!」
「…そう思えてならないんだ」 - 司令部への不信感から、直接回線でマーズ主人公に本音を吐露する。聞かれないと言う割には妙に小声だが、この推測自体はほぼ的中しており…
- 「なんとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!まぁたこいつかああああああ!!!」
- 地球ルートでジグラットと遭遇した際に。火星でこいつに処刑されそうになっていたことから、ある意味トラウマのようになっているらしい。
- ちなみにこの戦闘ではハッターはトンファーを当てることが出来ないため、弾除け程度にしかなってくれない。
- 「友よ!俺は、もうどうにも我慢ならん!」
「意味不明の作戦!正体不明の敵!!…イライラする!」
「なにかが動いている、俺達の知らないどこかで!」
「ここで別れようッ 俺は、俺の道を行く!真実を見極めたいんだッ!!」
「さらば!!」 - ジグラット撃破後、このセリフとともに離脱。猛る男の心は誰にも止めることはできない…
- 結界が張られ脱出不能のはずの禁制領域からどうやって出て行ったんだ、というツッコミはヤボだろう。
- 「待て待て待てぇーーーーーい!!!!!!!」
「俺はっ、立ちはだかるぞーっっ!!!!!」
ギル「貴様、何者だ!?」
「俺のことなど、どうでもいい!だが貴様らは、どうでもよくないぞ!!」 - 地球でのイベント後、しばらく音信不通だったハッター。しかしSHBVDとの戦闘で危機に陥ったMARZの前に、突如として赤いザ・ハッターとともに乱入する(原作でこのシーンを見るためにはギル&レドン戦で僚機が撃破されることが条件)。SRWでも援護防御時に聞けることがある。
- 「サルペン大尉には話をつけた。貴様らにとってはうるさ型の上官だ」
「命令を無視してダイモンとつるんでいることがバレたら、どうなるか」
「分かるはずだ!」 - 上シーンの続き。彼らの上官の名前を出して撤退させる。ハッター軍曹が持つ独自の人脈の一端がうかがえる。
- 「きーさーまー!!わかっているのかっ!?」
「火星なんて 企業国家や戦争屋がダイモンとつるんで牛耳ってる以上なぁーんにも変わるわけは、ないっ!!」
「だから、俺は決心した!」
「かき回す…なにもかもかき回す、かき回す、かき回す!!」
「もちろん、俺一人の力など、たかが知れている。だが、それとても・・・!」
「貴様を粉砕するっ!!!ぞっ!!!」 - MARZ造反時のセリフ。とんでもなく高いテンションで、怒り狂ったようにプレイヤーに襲い掛かってくる。荒ぶる魂を止める手立ては無い、ということか…。(司令部談)
- SRWでは「貴様を~」のセリフは一部改変されケイサル・エフェス戦の特殊戦闘セリフとなっている。
- なお、上記SHBVDとのイベントを起こさなくてもハッターの造反イベントは発生する。この場合何の前触れもなくいきなり襲い掛かってくるので混乱すること請け合い。
- 「カモォォォォォォォン!!」
「逃げるなら今のうちだぞっ!!」 - 造反した赤ハッターとの戦闘において。戦闘開始直後、文字通りかかって来いとばかりに声を張り上げる。もちろん逃げられない。
- 「逃げるなら~」はSRWでも攻撃時に使用されることがある。
- 「立てっ!!」
「立て立て立てぇぇぇぇぇ!!」
「その程度かっ!?」
「終わったなぁぁぁぁぁぁ!!」 - 同じく赤ハッターとの戦闘において。ダウンを奪われるとこれらのセリフで挑発してくる。ある意味どこかの師匠のように見えなくもないが・・・。
- 「友よ、強く、なったな・・・」
- 赤ハッター撃破時。いつぞやのようにサムズアップし、力尽きる。
- たとえ難易度ノーマルでも凄まじい反応速度を誇り恐ろしい強さでプレイヤーに殴りかかってくるが、ここでハッターを撃破すると、ダイモン・フラグメントが一つ入手できる。何故彼がこれを所持していたのかは不明だが、このステージのサブタイトルが「我が友、その死を願う者よ」であるあたりも含め、もしかすると彼なりに事態を収拾しようと独自に奔走していたのかもしれない。
- 「友よ!見損なったぞ!!」
- 逆に赤ハッターに負けてしまった場合のセリフ。負けてしまってもストーリーは進行するが、先に三姉妹からフラグメントを受け取っている場合、奪われてしまう。これは後述の中ボスとして搭乗した際の戦闘時にも発生するため非常に厄介。
- 全7個のフラグメントのうちプラスマイナス2個の差は非常に大きいので、後半を楽に進めたいのであれば是非とも撃破しておきたいところである。
- また、プレイヤーがハッターに撃破された場合「Finish!!」と叫ぶ。が、直後、イベント発生前ならばポーズ→リトライを選択することで被撃墜をなかったことにして戦闘をやりなおせる。
- 「大ハズレェーッ!!」
「はぐれMARZ一番星!」
「友よ!例によって立ちはだからせてもらう!!」
「友よ!性懲りもなく俺に挑戦するというのか!!」
「友よ!相も変わらず組織の犬かっ!!」 - ダイモン・フラグメント捜索時に敵として現れる時の口上の一部。一部はSRWでも回避時セリフ等に採用されている。
- ちなみに他のボス達と違い、ハッターは倒してもフラグメントを落とさない(代わりに「リペアディスク」といういわゆる回復アイテムを5枚落とす)。口上のとおり、要はハズレボスである。とはいえ、高難度でプレイしている場合は道中の敵がやたら強いためにリペアディスクが枯渇しやすく、場合によってはありがたくもあり、複雑。
- 実際、最高難度「アルティメット」でプレイしていると道中で拾える分だけではまかないきれないため、「ハッター待ち」なるプレイスタイルもある。
- ハッター自身も凄まじく強く、初戦のようなリトライ戦法も(システムの都合で)通用しないが、撃破後にディスクがストック一杯まで補充されるので、手持ちを全てつぎ込むつもりで撃破を狙うと良い(というか撃破しないとフラグメントを奪われる)。
- 「恐れることはない!所詮、この世はうたかたのセーブリセットリロードだっ!!」
- ダイモン・フラグメント捜索時に敵として現れる時の口上のうちのひとつ。超特別指導に値する。とは言うものの、原作ゲームは全体的にロードが長い(一応PS3のアーカイブス版である程度解消)のでセーブ&リロードプレイは効率的とは言い難く、おまけにこの台詞が聞けるフラグメント争奪戦は『事象崩壊要塞構築率』という数値との戦いでもあるため迂闊にセーブするとハマる可能性がある。
- SRWでも戦闘中、瀕死時の台詞として使われている。
- 「MY NAME IS HATTER!!」
「I AM HATTER!!」 - 同じく敵対時の口上の一部。遭遇するとかならず英語で名乗りを上げる(しかも2種共に発音違いがそれぞれ2つずつある)。
- これらの口上は4文節ほどランダムで組み合わされて1回分の口上となる。
- SRWでも戦闘開始時に使用されたり、Kにおいても似たようなノリで「ディス・イズ・ハッター!我が前に敵なし!!」と発言していたりする。
- 「友よ、グッド・ラック・・・!」
「眩しいぜ、友よ・・・」 - フラグメント捜索時に撃破した際に。敵対行動こそするものの、友情は失われてはいない・・・のだろうか。
- 「HAHAHA!!まだまだ青いなぁ!!こいつはもらっていくぞ!!」
- これまた逆に負けてしまった場合。やっぱりフラグメントを奪われてしまう。
- 「I・shall・return!!」
「友よー!!」
「このハッター、一命を救われた恩義は忘れない。助太刀させてもらう!!」 - 電脳虚数空間内、事象崩壊要塞に突入したプレイヤーが絶体絶命のピンチに陥ると、機体カラーこそ赤のままだが(どこからか)救援に現れる。
まぁ彼なら次元の壁くらい気合で突破しそうではある。 - 発生タイミングは2回あるが、片方はよりによって相手がジグラット2体なので来てくれてもほとんど何の役にも立たない。
- 逆にもう一つのタイミングで現れてくれた場合、非常に頼もしい助っ人となる。
- ちなみに「一命を救われた~」と言っているが、このイベントは序盤で救出に失敗していても全く無関係で発生する。
- 「ファイットォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
- そして加入直後、ハッターはこの雄叫びとともに敵機に向かい突進する---!!
- 「さあ友よ、行ってくれ…。ここから先は、そちらが主役だ。なんとしてでも、勝利をつかめ!」
- ハッターが出現する条件を満たし、「八超拠点防衛要塞 ストラトス(SRW未登場)」を全て撃破した後のイベントにて。
ここまでの主役は一体誰だったのだろうか。 - 「そして、自分だけの… Something Wonderful…!! を見つけてくれ!」
「畜生、眩しいぜ…!!」 - そして、最終決戦の前には上記のセリフを残して去っていく。ナレ「荒ぶる心、そして、熱き友情の漢。ハッター軍曹は、行ってしまった・・・」
- 余談ながら「Something Wounderful」という言葉はマーズ全編を通してたびたび登場するが、具体的に何のことなのかは明言されていない。亙ワールド全開である。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「グゥレイト!」、「OK!」
- ハッターの口癖。Kではそれぞれよく似た台詞を言う人物が出てしまい、結果的に2人の台詞を奪ってしまう形となった。
- 「南無~」
- バーチャファイターネタその1。影丸の台詞まんまである。詳細は余談で後述。
- 「十年早いんだよ!」
- バーチャファイターネタその2。結城晶の台詞。それに合わせ声音もちょっと変えている。
- 「愛が足りないぜ!」
- バーチャファイターネタその3。こちらはアニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」から。
- 「Rolling Start♪」
- セガのレースゲーム『デイトナUSA』ネタ。光吉氏は実際そのテーマ曲を歌っていた。初級コースの曲「The King of Speed」のもの。
- 「デェイト~ナァ~」
- 同上。中級コースの曲「Let's Go Away」のもの。他社作品に出向しながらも自社作品ネタをアピールする自重の無さが実にセガセガしい…もとい、すがすがしい。
- 「ガンエデン!俺は貴様の前に、立ちはだかるぞっ!!」
- ゲベル・ガンエデンへの特殊戦闘台詞。
- 「霊帝ケイサル・エフェス!貴様を粉砕するっ!ぞっ!!」
- 第3次α最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスへの特殊戦闘台詞。他の2人と異なり、台詞のバリエーションはこれのみ?
第3次α
- 「兄弟!俺は頭が混乱してきたっ!どうします?どうしましょう!?」
- 第26話「かりそめの旅人」での初登場時、状況が把握出来ずパニック状態に陥る。まあ落ち着け。
- (くっ、兄弟…この期に及んで、またそのスタンスか…!)
- 同上。αナンバーズへの自己紹介時、自らについて多くを語らないチーフに業を煮やしたモノローグ。
- 「この場の、この重たい空気が読めないか!?俺は耐えられん!耐えられない!このままじゃ泣いちゃうゾ!」
- 依然として名乗る気配の無いチーフへの哀願。結構繊細な神経の持ち主である。
- ハッター「歓迎パーティにしては物騒すぎるようだが」
フェイ「ビビっちゃった?」
ハッター「ノンノンノン、ノープロブレム!逆境にあってなお燃え立つ心!それこそ俺、アファームド・ザ・ハッター!ハート・アンド・ソウル!スピリット! 行くぞ、兄弟! 進むべき道は我が眼前にあり!!」
ゴルディマーグ「おおう!」 - 第27話「勇気ある者達の誓い」より。αナンバーズに合流した矢先、歪曲空間の中で原種の攻撃を受ける。勿論この程度で怯む我らがハッター軍曹ではなく、燃え立つ闘志は新たな仲間との絆を結ぶ。
- ハッター「その通り! 誓いとは、漢の絆! この言葉ある限り、俺達に敗北はない!」
フェイ「ハッター、いつ誓ったの?」
ハッター「いちいち突っ込むな! 俺達はすでにαナンバーズの一員!戦いの誓いごとき、24時間フルタイムOKだ!」
フェイ「ホントに馴染んでるねぇ…」 - 同上。速攻で馴染んでいる件についてレミーいわく「ああいうタイプはウチの部隊に多いし」とのこと。
- 「…どこかの誰かと比べて随分とこう、たおやかな…いや、つまり…女らしいな」
- 第29話「押された烙印」で救援に駆けつけた光竜&闇竜へ、デレ度全開で発した呟き。比較対照にされた「どこかの誰か」からは当然の如く不評を買う。
- 「ぐぐっ! むむむ!」
「くわーっ! なんとゆう、口の減らない娘だっっ!!」 - 同じく第29話より。ハッターの呼び方や部隊のネーミングについてフェイに完全否定されてしまいこの始末。
K
- 「なにぉおおおお!これしき、痛いだけだ!!」
- 第12話「蠢く翳・前編」にて処刑されそうな時に言った台詞。バカスカ撃たれておいて痛いだけ、だと言ってアンジェリカに「どんな神経しているの!?」と言われる。
- 「地球連合だの、プラントだの縁もゆかりもないフリーダム!」
- 救助された後に所属している組織を聞かれ言い返した台詞。…自由の名を冠するガンダムとかけたネタかどうかは不明。
- 「友よ!待たせたな!ハッター軍曹、只今参上ッ!」
- 第20話「裏切りと出会いと」より。再び合流したその際に部隊のメンバー達は彼と再び会えたことを喜ぶ。
- 「少年よ!勝つと思えば負ける!だが負けると思えば絶対に勝てない!ボーイズ・ビー・アンビシャス!平常心でかかってきなさいっ!」
- 第21話「決戦の時は来たれり・前編」におけるレドンとの戦闘前会話より。慢心しても、臆してもいけないと相手に諭す。フォースに置いて教官だった頃を彷彿とさせる。
- 「禿同だ!ショウ・ミー・ザ・攻略法!」
- Kより、タングラムに対して。「禿同」とは「激しく同意」の意味のネットスラング。……まあ、皆がこの「禿同」の意味を知ってるかどうかは不明だが。というより、匿名掲示板での専門用語は公的な場で発言するべきではない。ネチケット特別指導が必要だ。
- 「友よ……みんな最高だ!!愛してます!!」
- エンディングより。最後の別れの時の台詞。彼らには記憶を消される掟があり、ハッターはみんなの事を忘れても本当に大切な者は忘れないと言って最後の別れをする。
搭乗機体・関連機体
- MZV-36T-Hアファームド・ザ・ハッター
- マーズでの乗機であり、彼を象徴する機体。別名、超格闘対応型高性能機体。ファンの俗称は「ハタームド」。
以下は「マーズ」以外のエピソードで彼が搭乗した機体。基本的にSRWには未登場。
- MBV-04-10/80 テン・エイティ
- 第一世代型VR。MBV-04-G 初代テムジンの簡易生産型。
- ホビージャパン誌に連載された小説「ワンマンレスキュー」にて搭乗、ハッターはこの機体で第二世代型アファームドを近接格闘戦で2機撃破するという偉業を成し遂げた、と記録されている。
- バーチャロン原作では「第一世代型VRと第二世代型VRには隔絶の性能差がある」という設定があり、しかもこの機体はテムジンをコストダウンした簡易生産型。極端な話、「ジム・ライトアーマーあたりが格闘戦でシャイニングガンダムを撃破するようなもの」である。この前代未聞の戦果から、彼の近接格闘センスの高さが伺える。
- 余談だがこの機体はプレイヤー、開発側ともに愛好家が多く、「オラタン」が「バージョン5.4」から「5.66」にバージョンアップされた際に(「スペシャル」という改良型という設定とはいえ)上級者向け機体としてなぜか追加実装されたり、「フォース」、「マーズ」の時代でもやはり「アドバンス」という改良型が稼動し続けている等、初代テムジンをひと括りに入れ、「MBV-04系列の第一世代型VR」としてカウントすると実はバーチャロンシリーズ皆勤賞の機体である。
- 性能的には第一世代型の旧式、ということでやはり低めに設定され、「オラタン」では機動性能等に制限があったり、「フォース」「マーズ」では装甲が非常に薄かったりといわゆる「ハンデ機体」なのだが、強い人が乗ればやっぱり強い(特に「オラタン」はもはや「何をやってるのか理解できないレベル」になる)。機体の性能差が戦力の決定的な差ではない、ということか。
- HBV-05-SR4 ライデン205号機
- 同ワンマンレスキューにて搭乗。第一世代型VRで、物語序盤で戦死したエルデン・リットー元大尉の専用機。SHBVDへの抜擢後、彼はこの機体を引き継ぎ運用した。
- ライデンは本来砲撃戦用機なのだが、第一世代型ライデンはごく少数しか生産されなかった上、特にパイロットごとのチューニングが激しくほぼ全てがワンオフと化しており、よりによってこの機体は「デス・ギガント」なる巨大な斧を装備した格闘戦用機体になっていた。
- OMRの「サンド・サイズ戦役」において、ハッターはこの斧で第二世代型アファームドを粉砕したり某ゲッター線で動くロボットのように投げ飛ばしたり等、劣勢の中善戦するも物語終盤でとうとう撃破されてしまい、機体は大破。彼自身も重症を負い、「む、無念・・・!!」と残してOMRの舞台から退場する。
- そして以降、彼の姿を見たものは・・・
- RVR-24-C HC アファームドJ type C HC(アファームドJハッター)
- アーケード版「バーチャロンフォース」にて、初心者講習の教官役として搭乗。
- XBOX360版「フォース」公式サイト(現在サーバ障害により閲覧不可)では「XVR-28-H アファームド・ザ・ハッター タイプJ」との記載も。どちらが正式なものかは不明(上記は360版のゲーム内の記述に準拠)。また、アーケード版では単に「RVR-24-C アファームドJ type C」としか記載されていないが、機体シルエット画像にはしっかり帽子がついている。
- 彼の同行時、戦闘開始前にチラリと見える戦歴は「対戦回数65535回、連勝回数300回以上」というとんでもない数字が・・・(ただし勝率自体はかなり低い)。360版でも行動パラメータが全て「SS」になっていたり、とやはりとんでもないことになっている。
- マーズのT型とは異なりアファームドJ型がベース(言うなれば細マッチョ型)だが、頭部のスーパーソニックテンガロンはこの頃から装備されている。これは海兵隊のアレが本ネタなのは言わずもがな。
- XBOX360に「フォース」が移植された際、特殊条件下でのみプレイアブル機体となったが、やはりRWのダキアスガン(サブマシンガン)はダミーで発射できず、どころかテンガロンも飛ばないというアファームドJタイプCの完全下位互換という縛りプレイ機体になってしまっていた。
- なお、彼はこの機体で機体の基本操作を教習してくれるのだが、その際のセリフカットイン画像はなぜかT型(つまりマーズのものに近い)。
余談
モデルとなっているのは原作のプログラマーの1人である石畑義文氏。「イッシー・ハッター」は彼の苗字「石畑(いしはた)」をもじったものである。実は彼に限らず、バーチャロンシリーズの登場人物には開発スタッフの名前をもじった名前を持つキャラクターが多数存在する(例:「ヤズー・モリヤ曹長」→広報用ハイエンドCGやモーション製作、キャラクターモデリング等を主に手がける「森 康浩(もり やすひろ)」氏)。
PS2 SEGA AGES版初代「電脳戦機バーチャロン」の説明書のコメントによれば、開発当時、石畑氏はアファームドによる近接戦闘にこだわり、撃破された際は「ガッデーム!」等の叫び声を上げるなど実に楽しそうなテストプレイ風景が、近接戦闘の実装に懐疑的であったプロデューサーの亙氏をも納得せしめたという逸話がある。
なお、石畑氏は現在第一研究開発本部のソフト開発セクションリーダーであり、去る2011年にCEDEC2011にて「ハッター軍曹のソフト運営改革術」というタイトルで公演を行っている(しかもその際のスライドには書き下ろしのハイエンドCGまで使用された)。
また、声を当てている光吉猛修氏もセガの開発スタッフで、同社のオフィシャルサウンドユニット「H.」でベースとボーカルを担当。「レンタヒーローNo.1」の主題歌「君は人のためにレンタヒーローになれるか」をメイン交代で歌った影山ヒロノブ氏より「日本一歌のうまいサラリーマン」の称号を賜るほど歌唱力にも定評がある。しかし声帯はあまり強くないようですぐ喉を枯らしてしまい、「ガラスの声帯の持ち主」とも・・・。
更に余談だが某社の「日本一歌のうまい受付嬢」、「日本一ギターのうまい社員」なんかと揃ってネタにされる事が多い。
もちろん単に歌がうまいだけではなく、所属部署はサウンド部門。「マーズ」ではハッター役の他作曲補佐としても参加、彼が作曲を担当したBGMも採用されており、生粋のミュージシャンである。また、SEGAストアでは彼の個人アルバムも数種販売されている。
同社の対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの影丸の声も当てていたり(初代のみ結城晶も)、アニメ版の主題歌「愛がたりないぜ」を歌ったりもし、ついにはハッター軍曹専用ソング「鋼鉄の戦士」が作られ※、それを自ら歌った。
※本来は「電脳戦記バーチャロンフォース」におけるマイザーのステージ曲「Conquista Ciela」の光吉氏ボーカルアレンジ版で、曲タイトルも同様である。…が、このアレンジ曲が光吉氏と彼の演じるハッター軍曹に非常に似合い過ぎていたため、いつしか「光吉ボーカル版はハッター専用曲」と言われるようになっていったという経緯がある。ちなみに歌詞自体は「曲に合うようにその場のノリでつけていったらこうなった」とかで、割とデタラメらしい。
XBOX360に「フォース」が移植される際も、限定版のパッケージ宣伝のために作成された動画において光吉氏は再びこの曲を熱唱。各種動画サイトに公式にアップロードされた。しかも「歌ってみた」カテゴリで。
しまいには360版「フォース」のサウンドモードに「光吉」なるモードが追加され、このモードを選択してプレイすると「Conquista Ciela」がオンボーカル版に、エンディングが「マーズ」でのハッター救出失敗時のブルースに挿し代わったりする。どうしてこうなった。
また、「バーチャロンマーズ」開発時の仮音声(ゲームショウ出展版を含む)は全て光吉氏がアテており、これがハッター軍曹のキャラクター性に非常にマッチしていたため後に正式にハッターの声優として起用された、という逸話もある。
さらにこのときの仮ボイスは「マーズ」のゲームディスクに没データとしてほぼ全てそのまま残っており、中には薔薇の三姉妹の仮ボイスまである。
セガの公式同人誌「ハッター軍曹のMARZメモリアルアルバム」によると、「マーズ」開発時モーション製作担当を行っていた森康浩氏は「イベントシーンにどのようなモーションをつけるか」で頭を抱えていたそうなのだが、収録現場から上がってきた光吉氏のアツいボイスを聴いた瞬間「後頭部にキック・ザ・ドラマティックを喰らったような衝撃」を受けたらしい。これが大きなブレイクスルーとなり、ゲーム中でのイベントモーションがよりダイナミックなものとなった、という逸話まである。
このときのことを森氏は「このボイスに磔からモソモソ脱出する軍曹のモーションなんかつけられるわけがない!仮面劇でいいじゃないか!モーションでキャラクター性を表現すべきなんだ!ありがとう軍曹!ありがとう光吉さん!」と語っている。
なお、ハッター軍曹はいわゆるインチキ英語と呼ばれる日本語発音的な英語を喋るが、光吉氏は実際には流暢に英語を操ることができ、アイレムソフトウェア エンジニアリング製作『スペランカー先生 ~フラッシュアニメDVD~』のオープニングテーマ「risk my life」で英語の歌詞を歌唱している。ていうかSEGA社員アイレムで何やってんすか。
その後デイトナUSAとライバル関係にあったリッジレーサーにも曲を提供、こちらでも完璧なリッジレーサーの皮を被ったデイトナUSAを歌い上げている。ていうかSEGA社員バンナムで何やってんすか。
過去にも「ストリートファイターⅡ」ステージBGMのボーカルアレンジアルバム「STREET FIGHTER Tribute Album」で「Ryu Stage」をこれまた英語で歌い上げている。だからSEGA社員カプコンで何やってんすか。