クラール・グライフ
2013年6月22日 (土) 23:31時点における153.162.162.31 (トーク)による版
クラール・グライフ(Kral Grife)
悠凪・グライフの祖父にして、町内では子供たちに人気の発明家。性格は気前がよく明るいのだが、発明に関しては強いこだわりがあり、口を出されると機嫌を損ねる。彼の突拍子も無い発明は度々騒動を巻き起こしており、町内の大人たちにとっては、彼の性格共々悩みの種になっているようだ。
しかし発想や技術力は飛び抜けており、ほぼ有機体で構成されたアンドロイド『AL-3 アリス』や『HL-0 ハルノ』を独自開発している。また、ラッシュバードとストレイバードという二体の機動兵器を製作し、それらには次元エネルギーを自在に操るという画期的な機能が搭載されている。
このように、その実体は世界で屈指の天才科学者というべき人物だが、(ある意味では恐るべき事に)世間からはほとんど評価されてない。ただ一人、その天才を評価し、資金援助を行ったのが、GreATの社長であるルド・グロリアだった。グロリアは自らの野望を実現する為にクラールの脳波を読み取り、最終兵器『ガルトデウス』を生み出してしまった。
ラッシュバードとストレイトバード、ガルトデウスの対決はまさにクラールの発明による争いであったのだが、孫の悠凪と南雲一鷹の熱き絆がガルトデウスを打ち破った。結果的にクラールは争いの種になったが、彼はそれにめげることなく、以前と変わらず平和利用のための発明に没頭する日々を送るのだった。
なお「ラッシュバードとストレイトバードの運用母艦」を開発すべく、壮大な計画を立てているらしい。OGシリーズに参戦した際の伏線となるのだろうか?
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。プロフィール参照。
人間関係
版権作品との人間関係
第一話にして誘拐され、その後は最終話まで出番が無いので版権作品キャラとの交流は皆無である。
名台詞
- 「敵がいなくとも希望の象徴くらいにはなるわい。何より、ワシが作りたいから作るんじゃ」
- Lのエンディングにおいて、ラッシュバード・ストレイバードの運用母艦を作ると聞いて「敵もいないのに何で?」と訊いた一鷹に対して。おそらく、ラッシュバードとストレイバードもこんな理由で作ったのだろう。ある意味でマッドサイエンティスト的な思考ともいえる。と言っても、この母艦に乗ることで高蓋然性世界にも行けると語っており、戦争以外での実用目的も無いとは言えない。