ロゼ・アプロヴァール(Rose Approval)
- 登場作品:勇者王ガオガイガーFINAL
- 声優:有馬瑞香
- 種族:地球人
- 性別:女
- 所属:国連
- 役職:国連事務総長兼国連最高評議会議長
- キャラクターデザイン:木村貴宏
『勇者王ガオガイガー』シリーズに登場する、国連事務総長。
老齢の女性だが、非常に豪胆で威厳があり、古くからの知り合いである大河や火麻も小僧呼ばわりして容赦なく叱咤する。
GGGの行動や信念に理解があり、GGGと国連が衝突した際は、GGGを自由に行動させるため、あえて彼らを地球からの追放処分にするなどの手腕も見せる。
ゴルディオンハンマー・ゴルディオンクラッシャー等のハイパーツール群の使用には、彼女の許可が不可欠。現場では承認キーという形でそれが表わされている。
初出は、ノベライズ「獅子の女王」の一文のみで、本格的な顔出しはPS版『BLOCKADED NUMBERS』内の挿話45.2話「金の牙・銀の爪」。GGGの上位組織である最高評議会の議長でもあり、長官の不在に際し、その役目を代行する。ゾンダー化した大河の代わりに、海底資源プラント「エクスプローラー7」内部で、ファイナルフュージョンの承認を行ったほか、ゴルディオンハンマー・グランドプレッシャーの発動も承認した(ただし、張り切り過ぎて杖を高々と掲げたあとにギックリ腰になってしまうが、護の浄解後は治っている)。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 初登場。最初は通信の向こうで顔を出さず、22話の分岐でガオガイガーのいないルートで初めて顔を出す。このため『ナデシコ』か『フルメタ』のキャラだと勘違いするユーザーもいたらしい。続く23話でも『Endless Waltz』の展開に違和感なく馴染んでおり、まるで『ガオガイガー』のキャラだと思えない。
人間関係
他作品との人間関係
- リリーナ・ドーリアン
- マリーメイア・クシュリナーダ
- デキムから解放された彼女を引き取る(カズマの航海日誌によると「クリスマスが孫を運んできた」と喜んでいたとのこと)。
- デキム・バートン
- 彼の野望を「昼間から夢を見ている」と切って捨てた。なお、上記の「クリスマスが~」の発言について、カズマは「それだとデキムがサンタになってしまう…」と日誌で漏らしている。
- ハインリッヒ・フォン・フリーマン
- 大河や火麻と同じく旧知の間柄。
- アカツキ・ナガレ
- 第一部で、彼と密談を交わしている場面がある。彼の父とも面識があるらしい。
- 千鳥かなめ
- 月で、修学旅行中の彼女に道を尋ねたことから、ヴェルターの面々と関わることに。100年前の戦争のことを彼女に語るが、自身が体験した話だと勘違いされてしまい、「その頃はまだ生まれていない」と抗議する場面も。
- 白鳥九十九
- かなめが道を尋ねようと捕まえた相手。とはいえ、月に土地勘のない木連人の彼に道がわかるはずもなかった。テロリストの爆弾探しに彼を協力させ、その後、地球代表として木連への100年前の過ちを償うつもりであることを伝えた。
- 相良宗介、ヒイロ・ユイ
- Wの22話でそれぞれロゼから「ムッツリ1号」、「ムッツリ2号」と呼ばれる羽目に。…ここにDボゥイがいたら「ムッツリ3号」と呼ばれていたかもしれない(彼は22話では別ルートにいるが、ちょうどムッツリ顔を指摘される場面がある)。
バンプレストオリジナル
- ブレスフィールド・アーディガン
- かつては、宇宙海賊だった彼を捕まえようと躍起になっていた。
名台詞
スパロボシリーズの名台詞
- 「お嬢ちゃん…じゃあ教えてやるよ」
「この世界の悲しみも痛みも知らないあんたじゃ、まだまだみんなに未来を見せてやれないよ」
「悪いことは言わない。 婆さんのところにおいで」 - W第23話にて、マリーメイアに「老人の出る幕ではない」と言われ、こう切り返した。ロゼは彼女を諭すが、この時点ではマリーメイアに届かなかった。