ARX-8 レーバテイン

2014年12月15日 (月) 13:37時点におけるSilva (トーク | 投稿記録)による版

ARX-8 レーバテイン(ARX-8)

ミスリル壊滅後に元・情報部香港支局長のギャビン・ハンターを始めとする情報部と研究部の残党が中心となり、レイスが回収したアーバレストのコアユニットを流用して建造されたラムダ・ドライバ搭載機。

カラーリングはアーバレストと同様に白を基本色とするが、アーバレストのアクセント色の濃紺とは異なり、本機は赤を採用している。

M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体であり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無いが、ラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力や足払いだけで敵ASが一回転してしまうほどのパワー、アルによって操作される2本の補助腕など、機体性能や搭載兵装に関してはそれらの機体を大きく凌駕する。

反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが大出力ジェネレータやラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている(最大作戦行動時間がM9の5分の1と極端に短い、ECSを搭載していないなど)。 これらの欠点を補うためにはデータリンク等、電子兵装を備えた僚機との連携が不可欠で、「世界で二番目に強い機体」と称されるほどの絶大な攻撃能力を誇りながらも行動が制限されてしまっている。

機体強度の面でも問題を抱えており、M9ベースの骨格がジェネレータやパラジウムリアクターのパワーを受け止めきれておらず、作戦を重ねるごとに骨格への疲労が通常のASよりも早いペースで蓄積されている。このため、幾度かの作戦に投入された後には、実戦投入された直後のような激しい機動は出来ないであろうことが示唆されている。

ちなみに「レーヴァテイン」ではないので注意。

登場作品と操縦者

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
PV1にて登場。ベヘモスに対して単分子カッターを披露している。

装備・機能

GAU-19/S 12.7mmガトリングガン
頭部に2門搭載された機銃。M9やアーバレストの頭部チェーンガンと同口径ではあるが、機構が異なっており、発射速度が向上している。ただし、ミサイルの迎撃や牽制に用いられるなど、その運用法に差は無い。
なお、GAU-19は、実在するゼネラル・エレクトリック社製のガトリングガンであり、V-22の固定武装などとして採用されている。
XM18 ワイヤーガン
M9やアーバレストのものと同型のワイヤーガン。両腕に計2基装備する。
セワード・アーセナル 165mm多目的破砕・榴弾砲(デモリッション・ガン)
本機の武装の中で最大の威力と射程を誇る武装。本来は建築物や構造物に対して使用される工兵用の破砕砲を戦闘用に転用したもの。ASが扱うには余りにも反動が大きすぎるため、ラムダ・ドライバ無しでは発射できない。しかしその反面、ラムダ・ドライバとの併用によってベヘモスをも一撃で撃破するだけの破壊力を有している。
長距離射撃時には着脱式の砲身を装着した「“ガン・ハウザー”モード(Gun-Howitzer Mode)」を取り、この際の最大射程は30km(ドラゴンマガジン掲載時は50km)にも達する。
ジオトロン・エレクトロニクス GRAW-4単分子カッター
両膝のハードポイントに2振り装備される単分子カッター。M9等が用いるGRAW-2の後継に当たる装備で、収納時は刀身が折り畳まれている。膝に収納したままで刀身を展開(ニーカッター)し、膝蹴りと併用して攻撃することも可能。
ロイヤル・オードナンス M1108対戦車ダガー
M9やアーバレストが使用するのと同型の対戦車ダガー。ただしこの機体の場合、M9では兵装ラックが位置している脇には補助腕が内蔵されているため、収納箇所が肘に移されている。
アライアント・テックシステムズ M1097対AS用手榴弾
標準的な対AS用手榴弾。腰部に収納されており、補助腕を利用して投擲することも可能。
オットー・メララ 「ボクサー2」76mm散弾砲
宗介が愛用する「ボクサー」57mm散弾砲の後継。「ボクサー」も使用可能である。口径が大きくなった分、「ボクサー」よりさらに癖が強くなったが、至近距離での破壊力は他の追随を許さない。

特殊能力

ラムダ・ドライバ

移動タイプ

サイズ

S

カスタムボーナス

機体BGM

関連機体

余談

  • 原作登場前本機の設定に関して(あくまでも冗談として)原作者の賀東招二氏が「マップ兵器が欲しい」「空Aになるようにしましょう」「移動後攻撃の射程は6以上。攻撃力もデフォで5000は欲しい」「強化パーツはスロット4つ」等々と発言している(後半二つを採用してしまうとゲームバランスが崩壊するのが容易に想像できるだろう)。
  • 本機の名前案の一つに「エクスカリバー」があったが、「YF-19というエクスカリバーの名に相応しい機体が既に存在するから」という賀東氏の考えで没になった経緯がある。

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