アンナ・ステファニー

2014年3月13日 (木) 22:40時点における121.106.121.71 (トーク)による版 (→‎名台詞)

アンナ・ステファニー(Anna Stephanie)

コズミック・カルチャー・クラブの生き残りの一人であるメンバー最年少の北欧系の少女。グラドスと地球の混血児であるエイジに疑惑を寄せる地球人の中で初めてエイジを理解し、影で好意を寄せるようになる。
第2部ではレジスタンスに参加し、平和的な文化保存活動の担い手であった。

本編の展開や第2部のOP・EDの扱いからメインヒロインであるが、原作劇中では彼女のモノローグが度々入り、所謂狂言回し的な役割も果たす。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
第1部の姿で登場。

単独作品

新スーパーロボット大戦
第1部の姿で登場。NPCの為、影が薄い。
スーパーロボット大戦64
第2部の姿で登場。
スーパーロボット大戦GCXO
第2部の姿で登場。原作準拠でグラドス軍に捕まり処刑されそうになるなど、そこそこ出番がある。
スーパーロボット大戦Operation Extend

人間関係

アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
地球人の面々では彼に対して最初に好意的な感情を示す事になり、第2部では明確に想いを寄せるようになる。
デビッド・ラザフォード
仲間。第2部では当初彼と共に行動していた。
シモーヌ・ルフラン
仲間。CCCでは同じ女同士の友人であるが、第1部でシモーヌがエイジに対する真剣な想いを知った際には羨ましさと嫉妬を感じる事もあった。
ロアン・デミトリッヒ
仲間。
アーサー・カミングスJr.
仲間。
ル・カイン
彼の推し進める文化矯正に対抗し、彼からもジュリアに続く第二のクスコの聖女になる事を危惧された。
カルラ・エジール
35話ではエイジを助ける為、あえて彼女に銃を向ける覚悟を示した。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

エルピー・プル
GCXOでは彼女を看病している。
ミリアリア・ハウ
ムルタ・アズラエル
Jの終盤で火星の人々や異星人との混血児をコーディネイターと同類呼ばわりした彼を非難した。

名台詞

「星々の瞬きの中で、私たちは初めてあの人が…エイジが泣く声を耳にしました。
獣のような、幼子のような… いいえ、それは強く優しく、気高い魂の悲鳴のように、私達の胸を、揺さぶるのでした…」
第15話「蒼き流星となって」を締めるモノローグ。ゲイルの死を前にして手を差し伸べることも出来ず、エイジはただ泣き叫ぶのみであった。
「…人を信じるために、人はいつから証拠が必要になったのでしょう。私にはわかりません…でも人は、そのために誤解を重ねて、大きな不幸を招くような気がします。
 …この後に起こった恐ろしい出来事は、まさにそうした結果だと思います…」
第19話「とどかぬ思い」より。無事に地球へと帰還できたと思ったのも束の間、米軍によりエイジは捕えられ、自分達や月面基地の子供達までも幽閉される状況を悲観したモノローグ。そしてエイジの制止にも耳を貸すこともなく、彼らはレイズナーを調べ始めるが…
「地球は本当にダメになると思う…? そんなことないわね? 私は信じてる…あなたも信じて…
 一輪だけ私にちょうだい? あげたい人がいるの… ごめんね!」
第23話でグラドスの大部隊に対して出撃する直前、基地の片隅に咲いていたヒナギクの花に語りかけた台詞。この時摘み取られた花が翌24話にて、地球の美しさを伝えるものとしてエイジに渡される。
「地球の花です。貴方は地球へ来ました。でも、何一つ地球の綺麗なものに触れてないんです…だから」
「きっと帰ってきて下さい。地球にはこんな花がたくさんあるんです」
第24話でグラドスの大攻勢に向かって出撃する直前のエイジに対し、一輪のヒナギクを手渡して。地球圏へ赴いて以来、米ソがいがみ合う冷戦構造、それに伴う権力者達の策謀などと、地球の「汚いもの」ばかりを見せられてきたエイジを慮っての行動だった。
「たった3年…3年よ?人間って、あんなにも変わるものなの…弱いものなの!?ロアンも…エイジも…!」
第26話で再会したエイジとロアンの変貌振りに愕然とし、絶望感に打ちのめされ嗚咽する。なお、OVAの総集編では台詞が一部変更されている。
「いいの、そんな事いいのよ!……嬉しいの」
第26話ラストでギウラを欺く為の芝居とはいえ、アンナの頬を張った事を謝罪するエイジを遮り、彼の胸に顔を埋める。新EDテーマ「LA ROSE ROUGE」が、2人の真なる再会を祝福するかの如く流れる名シーン。
「地球は、地球人の物です!地球で生まれ育った物こそが地球を支える事が出来るんです!」
文化矯正と称して地球の文化をことごとく破壊するル・カインに対抗しての台詞。

スパロボシリーズにおける台詞

「そんなことない!」
「戦争だからって…そんなやり方で、味方を犠牲にするなんて! そんなの、軍隊でも何でもありません!」
Jアークエンジェルルートでの台詞。軍の上層部がサイクロプスで味方ごとザフトを殲滅する作戦をムウから聞かされた際、原作どおりに「上の人が死ねって言ったら、だまって死ななきゃいけないんですか? 私達軍人だから!?」と涙を流していたミリアリアに対し、その考え方をキッパリと否定した。
「そんなのおかしいわ! どこで生まれたのかなんて、その人自身にどんな関係があるの!?」
Jの終盤で上述にある通り、ナノマシン手術を受けた火星の人間やエイジのような異星人との混血児をコーディネイターと同様に差別したアズラエルを激しく非難した。