ライラス
ライラス(Liylas)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 全長:20.1m
- 重量:14.8t
- 動力:レプトン・ベクトラー
- 生産形態:ワンオフモデル
- 合体形態:オデュッセア(オルフェス+ライラス)
- 所属:アンノウン・エクストライカーズ
- 開発者:ノーヴル・ディラン
- パイロット:サヤ・クルーガー
- メカニックデザイン:寺島慎也
謎の傭兵部隊「アンノウン・エクストライカーズ」が所有する戦闘爆撃機。オルフェスの支援機として設計されており、連携によってその真価を発揮するが、単独戦闘も十分にこなすことができる。オルフェスを乗せて飛行する事も可能。オルフェスのパイロットであるリチャード・クルーガーの娘、サヤ・クルーガーが搭乗する。
動力源はオルフェス同様レプトン・ベクトラーで、オルフェスのものと同期臨界させることでオルフェスの空間跳躍を可能とする。また「ライラス」というのは機体前部の戦闘機部分のことを指すが、これには武装が全く備えられていない。機銃を含む全ての武装は機体後方の兵装ユニットに集約されている。
当初はパイロットであるサヤも知らなかったが、実はオルフェスとの合体機構を備えている。この状態では本体であるライラスはオルフェスの背部に、武装ユニットは分割されて各所に配置され、レプトン・ベクトラーの同期補助を行う。この状態では同期補助に専念しているのかライラスの武装は使用できない。
オルフェスの由来が琴弾きのオルフェウスであることも踏まえると、名前の由来は琴座(ライラ)であると思われる。オルフェスの名付け親はリチャードなので、おそらくライラスの名付け親もリチャードであろう。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 最序盤から使用可能。移動力8、空適応ボーナス、長射程かつ主役級には劣るが十分な威力を持つ武装群、おまけに修理装置付きと非常に使い勝手の良い機体。オデュッセアに合体しないことを選ぶ要因のほとんどは「ライラスを失うのが勿体無い」であろう。宇宙Sボーナスはないが、Lを知るプレイヤーからは本作のビルドエンジェル枠ともネタにされた。
- ただ、空Sを簡単に得られるとはいえサヤに集中がなく、装甲も薄いので単独で前線に切り込んでいくのは少々リスキー。
- 設定通りオルフェスの相方としては申し分ないが、プレイヤーによっては他の機体のPUに回されることも少なくないと思われる。
- 特に「使いやすい長射程武器と射程3の最強武器」を持つ機体はマクロス勢やガンダム勢を中心に数多くいるため、ライラスは引っ張りだこである。
装備・機能
武装・必殺武器
- 対空機銃
- 機体上部に搭載された機銃。
- 攻撃力はさすがに控えめだが射程4のP武器。残るP武器および射程1への反撃武器がリュラー・マインのみなので出番は多い。「対空」と銘打っているが、陸適応も普通にAである。照準値低下の特殊効果付き。
- スターリー・ミサイル
- 機体下部に搭載されたミサイル。
- 概ねリバー・ビームの下位互換に近いが、射程2のカバーや撃ちすぎた場合のEN節約など、ある程度の使い道はある。
- 問題はサヤの技量が低すぎるため、切り払いや撃ち落としを受けやすい事。
- リバー・ビーム
- 機首に搭載された2門のビーム砲。
- 最大射程8を誇る、本機唯一のEN制武器。EN回復とENボーナスを生かすためにも積極的に撃ってしまいたい。
- リュラー・マイン
- 敵機を囲むように大量の機雷を散布し、そこにリバー・ビームを撃ち込んで多重反射させる。
- そこそこの攻撃力に加えて運動性・移動力低下の特殊効果もある便利な最大火力武器だが、弾数4という少なさが難点。
特殊能力
- 修理装置
- 普通に戦闘参加して経験値を稼げる性能ではあるが、他の機体に比べても使い勝手は高く、HP回復効果も有益。
- EN回復L2
- レプトン・ベクトラーによってENを回復する。上記の通りEN制の武器がリバー・ビームしかなく、ヘル・ストリンガーもそこまで燃費が悪いわけではないので、少々持て余しがち。
- 合体
- オルフェスと合体してオデュッセアとなる。
移動タイプ
- 空
- 陸には降りられない。ボーナスで僚機に空適応を付与できるため、降りる必要があるかは疑問。
サイズ
機体ボーナス
- 初期段階:運動性+5 EN+50 地形適応:空A
第二段階:運動性+10 EN+75 地形適応:空S
第三段階:運動性+20 EN+100 地形適応:空S
最終段階:運動性+30 EN+150 地形適応:空S 射程+1 - オルフェスが欲しいボーナスを全て供えているのが特徴。
機体BGM
- 「闇を斬る影」
- オルフェスと共用。
- 「輝くは命の光」
- 合体解禁後にデフォルトBGMとして設定される。何の前触れもなく変更されているので驚いたプレイヤーも少なくないと思われる。