カプール

AMX-109 カプール（Capule / Kapool）

登場作品
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダムUC
分類：水陸両用試作型モビルスーツ
形式番号：AMX-109
頭頂高：16.5m
本体重量：38.7t
全備重量：57.5t
質量比：1.35
ジェネレーター出力：3,680kw(1,840kw×2)
スラスター総推力：6,800kg
センサー有効半径：12300m(大気中)、7600m(水中)
最大潜水深度：120m(MS時)、2300m(水中形態時)
装甲材質：ガンダリウム合金(二重装甲)
動力：熱核融合炉
開発：ネオ・ジオン軍
所属：ネオ・ジオン軍、ジオン残党組織
主なパイロット：タマン、フェアトン・ラーフ・アルギス(外伝)、他
メカニックデザイン：小林誠

ネオ・ジオン軍が開発した試作型モビルスーツ。一年戦争時に投入されたハイゴッグの発展型で、球形の形状をしており、水中戦では非常に高い性能を発揮する。また、手足を収納することで巡航形態に変形する。

本編第24話に登場。地球に残っていた兵達からは海のない所で開発された水中用モビルスーツは信用できないと言われ、傭兵として現地徴用されたタマンが搭乗。ジュドー・アーシタのΖΖガンダムと交戦するが、ジュドーの説得によりタマンは本機から降り、自爆させた。

『ZZ』の外伝作品『機動戦士ガンダムZZ外伝ジオンの幻陽』（漫画・未参戦）では、フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機であり、銀色に塗装されている。また、水陸両用MSながら宇宙空間での運用も可能であった。数々の転戦をしたのち宇宙世紀0088年10月にエゥーゴによるアクシズ侵攻への防衛作戦に参加し、フェアトンごと行方不明になっている。

『ZZ』から8年後の機動戦士ガンダムUCの世界である宇宙世紀0096年では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。

『∀ガンダム』では本機にそっくりなMSであるカプルが登場している。また、先述した外伝作品では主人公の愛機として活躍。なかなか侮れない機体である。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦: HDリメイク版では、「俺の名前はカプールだ。伸ばすのを忘れるなよ！」の攻撃時の台詞や、ザクIIへの特殊台詞で「お前とは遠い未来で会いそうな気がする」等、∀ガンダムを意識した台詞がある。
第3次スーパーロボット大戦: DCの戦力として登場。水中用のMSの中では最強で、中盤のシナリオ「女スパイ潜入」ではブーン搭乗の機体を含め、多数登場するので水中にいると侮れない。変形はしない。
スーパーロボット大戦EX: マサキの章、リューネの章では自軍で使用可能。しかし、性能が低く、使いにくい。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝: 直接に登場しないが、今作にて姿が酷似している∀ガンダムのカプルが登場するため、クワトロがカプールに酷似していると言及するイベントがある。…しかし、当のαでもカプールはいないのに何故クワトロは知っているのだろうか（アクシズで開発だけはされていてそれを見たことがあったのか？）