バラック・ジニン

バラック・ジニン(Barack Zinin)

最新鋭機のアヘッドに搭乗するアロウズのMSパイロット。第4航宙隊に所属し、小隊長を務めている。カタロンの反連邦テロによって妻を亡くしており、それがきっかけでアロウズに入隊した。

統一世界実現のためならば非人道的な手段をもいとわない半面、部下からの信頼は厚い。ソレスタルビーイングのガンダムを相手に互角で戦える程の優れた技量を持つ。

ラグランジュ3におけるCB秘密施設殲滅作戦に参加するも、ダブルオーライザーに機体を両断されて戦死した。なお、戦死後は二階級特進して中佐になったことが語られている。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。

人間関係

バラックの妻
妻。カタロンの反連邦テロに巻き込まれて死亡した。SRW未登場。
アラッガ
部下。階級は中尉。コロニー・プラウドでの戦闘でセラヴィーガンダムに討ち取られる。SRW未登場。
ルイス・ハレヴィ
部下。階級は准尉。当初は戦場慣れしていないルイスを鬱陶しがっていたのだが、最終的には彼女の体調を気遣うまでになっていた。バラックの戦死は彼女に大きな衝撃を与えた。
アンドレイ・スミルノフ
部下。階級は少尉。バラックが地球に降下した後に、彼の指揮下に入る。
ティエリア・アーデ
ソレスタルビーイングガンダムマイスター。劇中ではバラックとの交戦機会が多く、ティエリアがバラックの腕前に驚嘆する場面も見られた。
刹那・F・セイエイ
ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。一度目の戦いでは刹那を圧倒したが、二度目の戦いでは彼に討ち取られてしまう。

名台詞

「ガンダムとはいえ5年前の機体。アヘッドの敵ではない!」
「多くの仲間が貴様らに倒された。その仇取らせてもらう!」
「貴様らの時代は終わっている!!」
2nd第1話より。5年ぶりに現れたソレスタルビーイングの機体と交戦して、難無く打ち破る。
バラックの一兵士としての矜持やパイロットとしての技量(およびアヘッドの性能)がうかがえる台詞である。
「ミスター・ブシドー! いくらなんでも勝手が過ぎる!」
2nd第7話より。敵機であるダブルオーガンダムを撃墜せずに戦場を離脱したミスター・ブシドーに対する苦言。
ブシドーにとっては「尋常な勝負」のつもりであるのだが、任務遂行を第一とする軍人であるバラックにとっては迷惑な行動に見えたことだろう。
「ん? ああ、2か月前まではな」
「カタロンの反連邦テロに巻き込まれて死亡した」
2nd第11話より。バラックの写真に写っている女性が彼の妻ではないかと察したルイスの質問に答えて。バラックもまた戦争の犠牲者だったのである。

搭乗機体

アヘッド
アロウズ指揮官に配備される最新鋭の機体。ソレスタルビーイングの第3世代ガンダムを上回る性能を持つ。

余談