マクロスシリーズ

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マクロスシリーズ(Macross Series)

スペースオペラ系のSFロボットアニメのシリーズ。『超時空シリーズ』からの派生。一連の原作者は河森正治氏。ガンダムシリーズとは異なり、現在まで全ての作品が同じ世界観(年号は西暦)を舞台にしている。また、全ての作品に」「三角関係」「可変戦闘機の三つの要素が含まれている。

本シリーズ全般の特徴として、アニメのストーリーは実際に起こった事ではなく、NHKの大河ドラマ等の様に「実際にあった出来事を元に作られた」という設定である事があげられる。このため「何処までが実在の人物で、何処までが実際の歴史かは不明」である。これは制作者が、ガンダムシリーズの様な公式だの公式でないだのの討論を嫌ったからである。
つまり、「TV版・映画版、どちらも正史ではない」という事を表しており、「作品ごとに矛盾が生じても、どっちでもいいじゃないか」という作風を反映している。したがって、パラレルワールドから派生した作品が存在しても、それもまた一つの世界であるという事になる。この手法は同じく河森氏が関わり劇場公開された『天空のエスカフローネ』や『アクエリオン』シリーズにも使われている。

参戦作品

TV放映作品

超時空要塞マクロス
西暦2009年。記念すべき第一作で、地球統合軍と異星人であるゼントラーディ軍との「第一次星間大戦」を描いている。
マクロス7
西暦2045年。マクロス7船団と謎の軍隊・バロータ軍との「バロータ戦役」が舞台。
マクロスF
西暦2059年。マクロス・フロンティア船団と謎の宇宙生物バジュラとの「バジュラ戦役」が舞台。

劇場公開作品

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
『超時空要塞マクロス』の劇場版作品。主人公一条輝、ヒロインのリン・ミンメイおよび早瀬未沙との三角関係を中心に描いている。
劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜
『マクロスF』の劇場版二部作の前編。だいたいTV版第1~7話までの内容を取り扱っているが、TV版とは細部が異なっている。
劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜
『マクロスF』の劇場版二部作の後編。こちらは完全オリジナルストーリーとなっており、ラストシーンはTV版とは異なる結末をたどる。

OVA作品

マクロスプラス
西暦2040年。『超時空要塞マクロス』から約30年後の世界が舞台で「シャロン・アップル事件」を描いている。
マクロスダイナマイト7
『マクロス7』の後日談。バロータ戦役後の主人公・熱気バサラの放浪の旅を描く。
マクロスゼロ
西暦2008年。『超時空要塞マクロス』前日談で、地球統合軍と反統合同盟軍との「統合戦争」終結から1年後に起きた「マヤン島事変」を描いている。

未参戦作品

劇場公開作品

マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!
マクロスFB7 オレノウタヲキケ!

OVA作品

超時空要塞マクロス Flash Back 2012
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-

漫画作品

マクロス7 トラッシュ
マクロス ダイナマイト7 ミレーヌビート
超時空要塞マクロス THE FIRST

ラジオドラマ

マクロス・ジェネレーション

ゲーム作品

マクロス デジタルミッション VF-X
マクロス VF-X2
超時空要塞マクロス トゥルーラブソング
マクロスM3
マクロス30 銀河を繋ぐ歌声

関連用語

バルキリー
VF-1 バルキリーをはじめとしたマクロスシリーズにおける可変戦闘機。「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の三形態に変形できるのが特徴。
マクロス級
SDF-1 マクロスにはじまるマクロスシリーズにおける宇宙移民船としての機能を備えた大型宇宙戦艦。超長距離移民船団の中核を担う。
ゼントラーディ
マクロスシリーズにおけるプロトカルチャーが兵器として創造した(男性の)巨人兵。略称は「ゼントラン」で、こちらは男性を指して言う。
メルトランディ
マクロスシリーズにおけるプロトカルチャーが兵器として創造した女性の巨人兵。略称は「メルトラン」。
プロトカルチャー
マクロスシリーズにおける先史文明人。50万年前に全銀河にわたって繁栄したが、既に滅んでいる。彼らに関わる事柄が、マクロスシリーズにおいて最も重要な役割を成す。
超長距離移民船団
マクロスシリーズにおける宇宙移民船団の総称。「第一次星間大戦」後の銀河播種計画の一環で、銀河に新天地を求めて航海している。
娘々
マクロスシリーズにおける大手中華料理店。元々は南アタリア島の個人商店だったが、後年では銀河を代表する一大チェーン店へと大きく発展している。