敗北条件(Losing Condition)
作戦目的の一つ。条件を満たすと例外を除きゲームオーバーになり「GAME OVER」の画面が表示された後にインターミッションまたはタイトルに戻る(一部の作品では間にゲームオーバー台詞が入る)。
また、敗北条件を満たさないと見れないイベント台詞も少なからず存在する。
- ゲームオーバー時の注意点
主な敗北条件
- (1).味方戦艦の破壊・撃沈・撃墜
- 初期の作品を除き、基本敗北条件。戦艦がいるマップでは必ずある。ただし、(4)がある場合は表示されない作品もある。
- (2).味方の全滅
- 初期の作品、及び母艦が登場しない魔装機神シリーズの基本敗北条件。母艦が登場する作品でも(1)(3)(4)が無い場合はこれになる。当然、全滅前に他条件を満たす(1)(3)(4)と同時には表示されない。
- (3).○○機(○○)の破壊・撃墜(味方)
- 主にステージ中にイベント戦闘やイベント合体などがある場合の敗北条件。作品によってパイロット名+機表記と機体名表記がある。
- (4).味方機の撃墜/いずれかの味方機の撃墜
- 母艦と別行動中に表示されることが多い敗北条件。(3)と違いイベントのない機体が含まれることもある。味方増援を見据えて1機しかいなくても、いずれかのと表示されることもある。
- (5).○ターンの経過 / ○ターン以内に勝利条件を満たせなかった場合
- 主にタイムリミット系のイベント時の敗北条件。基本○ターン目の次のターンのPP開始時にゲームオーバーになる。多くの場合、各PP開始時にカウントダウン台詞が入る。
- (6).○○機への攻撃ないし撃墜(敵)
- 周辺への被害や人質、パイロット間の事情(やむなく対立)などにより発生する敗北条件。後者は○○機のHPを○%以下にするという勝利条件とセットなことが多い。
- (7).○○機がマップの外に出る/○○機がマップの指定ポイント・マップ端に到達する
- 状況は様々で、主に研究所など重要施設への侵攻を阻止するマップで発生する敗北条件。核ミサイルが登場するシナリオは(6)と複合される事がある。
特殊な敗北条件
- マップ兵器の使用
- α外伝で登場する珍しい敗北条件。月の電力供給源でもあるマイクロウェーブ送信施設付近での戦闘の際に、「マップ兵器ではそちらにも損傷を与えてしまう」として、使用と同時にゲームオーバーになる。このマップは非常に敵の数が多く、獲得資金が高いユニットも多く出るため、この敗北条件は非常に厄介。
- しかし、ゲームオーバーになるのはマップ兵器で資金、経験値を獲得した後であるため、全滅プレイをするには非常に有効なマップでもある。また(チェックミスなのか)抜け道としてヴァル・ヴァロのプラズマ・リーダーは使用してもゲームオーバーにならない。
- ガルファ皇帝(ガルファ皇帝)&ベクターゼロ(ゼロ)を同一ターンに撃墜出来なかった場合
- MXのガルファとの最終決戦の敗北条件。原作再現で同時に倒さないと復活するため。同様のイベントがある、Rではターン変更時に復活するだけで敗北にはならない。
- イクサー1の撃墜/イクサー1以外の味方機がイクサー2に攻撃する
- 共にLのシナリオ「永遠のソルジャー」の敗北条件。同ステージのイクサー1はイクサー2撃墜まで撃墜時に無条件で無限復活するため、一時的にではあるがシリーズでは珍しく死に条件。後者は条件が満たし易い上、無限増援のため全滅スポットとして利用される。
- 降魔弾の発動
- LOEの「魔装機神の名にかけて」の敗北条件。正確にはルジャノール改を3機同時に撃墜できなかった場合。マップ兵器または精神コマンド(報復)を使用しないとクリアできないというシリーズでも珍しいイベントである。
- ???/不明
- イベント色が強く、勝敗に関係なくストーリーが進むLOEの「御前試合」「背教者」の敗北条件。
- 敵機が存在せずターン制限もないため敗北自体が出来ないLの「空が落ちる日」の初期敗北条件。
- 敗北条件が隠されてるIMPACT(COMPACT2)の「メビウスの宇宙を越えて」の敗北条件(上記2つと違い敗北条件自体はあるので注意)。
- 一定数以上敵を撃墜する
- 上記の「メビウスの宇宙を越えて」の実質的な敗北条件の一つであり、表示はされない。敵の総大将から「戦闘を終わらせるなら自分だけを狙ってくればいいのに、これでは虐殺と変わらない」(意訳)と批判を受けて、それに味方首脳陣が共感してしまいゲームオーバーという、なんとも変わった敗北条件。
関連用語
- 勝利条件
- 敗北条件の対義語。
- 全滅プレイ
- 敗北条件を利用したプレイスタイル。