ズヴァイク・ノボトニー

2014年8月22日 (金) 09:49時点におけるBannki (トーク | 投稿記録)による版 (台詞追加)

ズヴァイク・ノボトニー(Zweig Nowotny)

シュテドニアス連合軍の元帥。詳しい描写は無いが、軍の最高位にあると思われる。額に手術の跡らしき縫いあとが残っているのが印象的。名前の表記に関して「スヴァイク」と書かれる場合があるが(双葉社の攻略本にはそう表記されている)、作品中で唯一フルネームを呼ばれる場面では「ズヴァイク」となっている。

シュテドニアスでは穏健派の人物だが、シュテドニアス軍がラングラン王国に侵攻し劣勢に陥った際には、軍の崩壊を防ぐためにあえて攻勢を主張している。

穏健派故に急進派のゾラウシャルドやラセツと対立しており、魔装機神第二章のシュテドニアスがメインで扱われるルートでは、ラセツのクーデターにあい追放され、その後死亡するパターンが主。

ゾラウシャルドと同じく『スーパーロボット大戦EX』の段階で設定だけは存在し、一部の攻略本などに名前だけが載せられている。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
大半のルートで死亡するが、「造反」ではNPCとして登場し、ここで助ければ生存する。しかしこちらのルートでは乗ってるユニットがダイオンではなくなぜかルジャノール改になっている。その上当たり構わず敵に突撃し、近くにはルビッカまでいるため、生き残らせるのは困難。しかも、生き残らせても特にイベントはない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(PSP版)
音声の追加に伴い台詞数も少々増加。ラセツとジョグの二人に専用台詞が存在するが、搭乗機(ルジャノール改)の問題で確認が非常に困難である。
担当声優である有川博氏は発売前の2011年10月16日に亡くなっており、この作品が最初で最後のスパロボ出演となった。ノボトニーが一シナリオ限定のNPCであることを考えると、非常に贅沢なキャスティングといえるだろう。

人間関係

ラセツ・ノバステ
大統領ゾラウシャルドと組んで力を追い求めるラセツと対立していた。彼によるクーデターで軍を放逐される。
ロドニー・ジェスハ
同じくクーデターで追放される。ロドニーはノボトニーの講義を受けたことがあり、優秀な生徒と評されている。

名台詞

「それにしても、ラセツ大佐が、これほど短期間に、軍を乗っ取るとは……。予想できなかったと言えば、我が身の無能をさらすことになるが、事実である以上、いたしかたあるまい……」
クーデターの起きたシュテドニアスから脱出する途中、ロドニーとの会話で。ロドニーからはその語り口から回顧録の執筆は後にと突っ込まれてしまう。
「ふむ、ジェスハ君、君は優秀な生徒だよ」
現状を見据えて冷静な行動をとろうとするロドニーをほめて。ロドニーは謙遜するがノボトニーは自分を超えたと感じていた。
「ふむ、10倍以上の兵力ならば包囲する……兵法の理にはかなっておるな」
ロドニー、エリスと一緒に逃げている途中、ラングラン軍に囲まれて。ロドニーからは再び突っ込まれてしまった。
ノボトニー「バカな……必要以上の力がどういう結果を産むか……カークスの最期から、何も学ばなかったのか!」
ラセツ「学んだとも。我々は、あのような失敗はしない。この力を有効に使って見せるさ」
ノボトニー「うぬぼれるなっ!!その増長がこの混乱の原因なのだ!」
「野望の清算」より。カークスの遺産・エウリードの存在を知りながら放置していたことをラセツに非難されて。直後に国家反逆、機密隠ぺい並びにラセツへの侮辱のかどで自爆させられた。
「むう……地獄で待っておるぞ、ラセツよ!!」
ラセツに自爆装置を使われて。

搭乗機体・関連機体

ルジャノール改
エリスが死亡してシュテドニアスから脱走した場合に搭乗する他、エウリードの隠し場所でも搭乗。。戦闘を行うのはこちらなのでよほど頑張らなければ生存させることは難しい。
ダイオン
エリスが生存してシュテドニアスから脱走した場合に搭乗。