MIX(ミックス)

ネオ・ディーバのエレメント候補生の1人。成績優秀の生徒会長でアンディ曰く「ビッグバン」と評する程の胸の持ち主と容姿も端麗。

その一方、性格はかなりの堅物かつ病的なまでの男嫌いであり、相手が誰であろうと一方的に毛嫌いするほど。共学化の際にも浮き足立つ他の生徒とは異なり一人、嫌悪感を露わにしていた。
また、穴を埋めずにはいられない性分であり、アンディが掘った穴を次々に埋めた事もあった。この性格はアクエリオンの合体にも大きく影響を及ぼし、学園理事長であるクレアから「頑なな心では能力を引き出せない」と分析された程。
なお、彼女がこのような性格となった原因は、雑誌のライターであった父親が穴場の温泉まで取材に行った際に知り合った女性と駆け落ちしてしまった事がトラウマとなったためである。

エレメント能力は「空間補填」。つまるところ、穴を能力で(原子配列に隙が無くなるほどに)埋めるというものであり、戦闘中に機体が受けたダメージを応急修復したり、敵機のありとあらゆる穴を埋めて自壊させるなど汎用性がかなり高い。隙がなくなるほどに埋めるという性質上、前段階として「脆弱さの看破」を必要とするアンディの穴掘りはその場所には一切通じなくなる。

登場人物の中で唯一名前がアルファベットのみで表記されているが、これはイニシャルなのかこういう本名なのかは不明。

登場作品

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。アクエリオンスパーダのパイロットとなる。声優の藤村氏は、魔装機神ユノー・ヌイーゼンを経て、初の版権作品の参戦となる(今作で藤村氏はオードリー・バーン兜シローの2人も担当している)。
物語後半にて原作同様アルテア軍に連れ去られてしまい、イヴの呪いによって男性化してしまうが、本作ではランカとシェリルの歌の力によって原作よりもかなり早い段階で女性の身体に戻れている。

パイロットステータス設定の傾向

能力

射撃は低めであるが、その他の能力はエレメントの中では中堅といったところ。

精神コマンド

鉄壁努力気合補給
を覚えるものの、消費SPがミコノに劣っている。どちらかといえば、補給の方が重宝するだろう。

特殊技能(特殊スキル)

空間補填、ガード、カウンター
空間補填は、気力130以上でHP回復(小)、EN回復(小)を期待に付与するというもの。EN消費の激しいアクエリオンとしてはEN回復はおいしい。

固有エースボーナス

ボーナス内容
自チーム全ユニットが「空間補填」の効果を得る

パイロットBGM

「君の神話~アクエリオン第二章」
第3次Zで採用。

人間関係

アンディ・W・ホール
犬猿の仲だったが、やがて互いに惹かれていく。
ゼシカ・ウォン
古くからの友人。

他作品との人間関係

早乙女アルト
第3次Z時獄篇16話での顔合わせで、彼とシェリルとランカの関係を知って、「二股男」と呼んで毛嫌いしているが、ストーリーが進むに連れて彼の本質を知っていき、最終的にはミカゲの力でも歪めることが出来ない彼とシェリルとランカの想いに対して「アンディでも穴はあけられない」と絶賛している。
ヒイロ・ユイ
第3次Z時獄篇17話にて、自身の目の前でボン太くんの中から出てきた彼を非難している。
大貫善治
第3次Z時獄篇17話において、彼の暴走の結果、破壊された陣代高校の校舎を自身の能力で修復する羽目になったことがかなめのモノローグで語られている。どんな思いで校舎を修復したのだろうか…?
ランカ・リーシェリル・ノーム
第3次Zでは彼女達に単刀直入にアルトのどこがいいのかと聞いた他、ミカゲとの決戦時には彼女達の歌の力によって眠っていた乙女心が呼び覚まされ、MIXYから女の子の身体に戻れている。

名台詞

「やめてっ! 男子の穢れが付く!!」
「あんなの…」

スパロボシリーズの名台詞

「アンディでも穴は開けられないわね!」
時獄篇終盤にてミカゲの力をもってしても歪めることが出来ないアルト達の想いを見ての一言。
「ああっ! 女の子である事が、こんなに嬉しいなんて初めて知った!!」
時獄篇終盤にて完全に女の子の身体に戻った直後、アンディとの初の男女合体を果たして。

スパロボシリーズの迷台詞

Zシリーズ

「出てこないでよ、あなた! せっかくの愛らしさが台無しじゃない!」
時獄篇第17話「善意のトレスパス」にて、自身の目の前でボン太くんの中から出てきたヒイロに対しての非難。
……もし、ボン太くんの中から出てきたのがキリコだったらMIXはどんな反応をしていたのだろうか……。

搭乗機体・関連機体

アクエリアF型
アクエリオンEVOL
第9話でヘッドとして搭乗。
アクエリオンスパーダ
第3次Zではパイロット。

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