ジェニオン

2014年4月15日 (火) 01:13時点におけるDoradokawakami (トーク | 投稿記録)による版

ジェニオン(Jenion)

第3次Zの主人公機。DEMコーポレーションが開発した次元力を使用した機動兵器群「ディメンション・エナジー・マシンナリィ」の試作3号機。

テスト中にエージェントロボ・AG諸共次元震に巻き込まれたが、陣代高校近辺で一時意識を失い、その間にマトリクスに接触してモニターとなったヒビキの呼びかけに応じて転移、彼の搭乗機としてなし崩し的に実戦投入されることとなった。

次元力利用の第一段階である動力源としての使用を主眼に置いた開発ラインに置かれており、環境を問わず最大の能力を発揮する汎用機をコンセプトとしている(この点では、同じく次元力を動力としながらも攻防に応用したアークセイバーシリーズには及ばない)。

最大の特徴は、戦術システムである次世代型次元力制御システム、通称「TS-DEMON」。レンジの広い色々な武装を持つが、その他に防御兵装として、本来は次元獣の能力である「D・フォルト」を装備している。

また、戦場で確認される感情エネルギーの結晶物「Zチップ」の回収機能も存在。これは、DEMが商品開発の一環として組み込んだシステムである。

それ以外にも搭乗するパイロットを自動的にその深層心理に応じた形のパイロットスーツに着せ替える機能も搭載されている(ヒビキは比較的オーソドックスな形のスーツを着用したが、スズネの場合はこの手のお約束からか、露出度がかなり高いスーツを着用するハメになった)。

なお、元々複座型ではないためか、カットインからコクピットはかなり狭い事が解る(ヒビキがスズネに対して肩車をしているような状態になっている。このコクピットからか、ユーザーからは「ゴーダンナーのようだ」という感想が見受けられている)。


登場作品と操縦者

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
主人公機として第1話から早速登場。運動性・装甲とも高めだが、どちらかというと装甲の方が高い。初期HPは5500と高くないため、ヒビキの能力と合わせて回避を主眼に運用するのがベター。初期のP武器は両方ともEN消費型であるため、D・フォルトとの兼ね合いで序盤はガス欠になりがち。ENと運動性は優先的に改造していくといいだろう。
何気に地形適応がオールAであるため、設定通りどんな環境でもフルポテンシャルを発揮できるのが強み。

装備・機能

ジェニオン

ニトロパイク
肩部に搭載された小型ミサイル。着弾後に爆発する。
インパクトダガー
エネルギーの刃を出力して斬りつける。
ディメンションソリッドパニッシャー
脚部に内蔵された手持ち式の銃砲。二門存在。両手で逆手に構えて連射した後、出力を上げたビームで撃ち抜いてトドメ。ジェニオンの武装でもっとも射程が長いが、6発しかないので撃ちすぎに注意。
アクセルグレイヴ
全体攻撃。背部ブースターに内蔵された槍で、初期の最強武器。左手で競り出した槍を掴み、加速をかけて連撃で切り裂く。P属性で射程3なので扱いやすい。
ストームブリンガー
4話で追加される必殺技。出力を全開にした後、ビットを射出して牽制しつつ、グレイヴによる高速連撃を叩き込み、続けてゼロ距離からパニッシャー連射、トドメにエネルギーを集中した両腕を叩き込んで敵を消し飛ばす。
消費ENは40、気力制限は125と若干重いが、それに見合う威力はある。ヒビキはデフォルトで援護攻撃を持つため、ボスの撃破に一役買ってくれる。
この技名の由来は小説「エルリック・サーガ」に出てくる「殺した者の魂を喰らう剣」の名前から取ったものと思われる(『鋼鉄神ジーグ』の主題歌と同じ名前のため、そちらを連想した人もいる)。
なお、スズネが戦闘服に着替えているか否かで途中の演出が若干異なる。着替えてないパターンは(おそらく)初回だけであるが、無料DLC「教師とパートナー」ではパイロット登録が一時解除されているので着替えてないパターンとなる。

特殊能力

D・フォルト
1200以下の全属性ダメージを無効。これのおかげで序盤はかなり守りが固いが、頼り過ぎるとあっさり落とされかねないので注意。
EN回復(小)
カスタムボーナスで付与される。
GAIモード起動
35話で追加され、気力140以上でジェニオン・ガイに変形可能になる。ただし、たったの1ターンしか持たない。本格的な活躍はガドライトとの決着後になる。

移動タイプ

飛行可能。何気に海適応もAだったりする。

サイズ

M

カスタムボーナス

移動力+1、特殊能力「EN回復(小)」取得
時獄篇のボーナス。進め方次第だが、1周目でも最速3話クリア時には取れる。これがあると運用がかなり楽になるため、優先的に取得したいところ。

機体BGM

「瞳の中の明日」
ヒビキの専用曲。Z主人公のお約束にたがわず、イベント用のダウナーアレンジ「心の底の昨日」が用意されている。


余談

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