アイナ・サハリン
アイナ・サハリン(Aina Sahalim)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 第08MS小隊
- 声優:井上喜久子
- 種族:地球人
- 性別:女
- 年齢:20歳
- 所属:ジオン軍
- 主な搭乗機:宇宙用高機動試験型ザク→アプサラスII→アプサラスIII
- キャラクターデザイン:川元利浩
ジオン公国の名家サハリン家の娘。
アプサラス計画の責任者である兄・ギニアスの元でモビルアーマー・アプサラスのテストパイロットをしていた。高機動ザクの宇宙での運用試験中に連邦軍と戦闘になり、その際に地球に着任途中だったシロー・アマダと運命的な出会いをする。
今まで兄の思うがままにされてきた彼女はシローと出会って、自分の意思で生きるようになる。アプサラス完成に執着する兄に疑問を抱き、シローと共に兄の乗るアプサラスIIIと戦うが、爆発に巻き込まれ、シローと共に火山に落下し、生死不明となる。
その後、OVA『ラスト・リゾート』でシローの子を身籠もっている事が判明した。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- シローで説得すると仲間になる。援護技能を持ち、精神コマンド愛、祝福、献身を必ず覚える、優秀なサポートキャラである。またノリスの説得にも関わる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第1部で仲間にしたデータを引き継ぐと登場する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 基本的にCOMPACT2と同じだが、声が入った。相変わらず優秀なサポート系精神コマンドを覚えるため、メタスなどに乗せて運用するとよい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- シローからの説得は度々あるが、別に説得せずとも彼女自体は仲間に出来る。宇宙用高機動試験型ザクを伴っての仲間入りだが、条件を満たして自軍入りした場合に限り、アプサラスIIも一緒に持ち込んでくれる。サポート系の精神コマンドが充実しているので、Gファイターに乗せておくのがお勧め。ジャブローでギニアスと決する際には兄を止めようと強制出撃する。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リアル系では2度の説得で仲間に。しかし一度目は、自軍がEz-8 1機の中、2機のザクも含めたアプサラスとの一度の戦闘を経なければ説得が不可能であるため、よく考えて動かさなければならない(基本的に敵ターン中にアイナの攻撃を回避か防御で凌ぐのがやりやすい)。スーパー系では1度でいい。ファを上回る支援精神の持ち主でレアな復活を修得する。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 今回はニューヤークでのガルマ・ザビのパーティに出席するなどの出番もあり、ドレス姿を見ることができる。今回も説得で仲間になるが、サブシナリオに行かないといけないので最短でクリアを目指したりするとスルーすることに…… また、仲間にしても一年戦争の展開が終わるまではパイロット登録されず、20話で強制出撃するまで使えない。強制出撃の際は皮肉なことにジム・スナイパーに乗る。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ジオン軍に所属。なんとノリスの形見のグフカスタムに乗る。仲間にする事も可能。乗機がグフだからか、初期ステータスは格闘レベルが高い。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 今回はシローとのロマンスが完全に割愛されているためか、名前のみの登場で参戦しない。雪山に遭難しシローと力を合わせて生き抜いた後、戦争の在り方に疑問を持ち軍を抜けたとのこと(特に何も言われないがおそらくノリスも一緒だと思われる)。シローは「もう二度と会う事はないだろう」と考えている。
パイロットステータスの傾向
能力値
パイロット能力としてはあまり高くなく、アプサラスの性能やシローとのパートナー補正があっても少々厳しいものがある。しかし優秀な精神コマンドを覚える為、終始一貫してサポート役に徹することとなるだろう。
精神コマンド
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、激励、熱血、愛、復活
- 64
- 集中、ひらめき、熱血、激励、愛、復活
- A
- 愛、献身、祝福、集中、激励、復活
- A PORTABLE
- 献身、激励、祝福、集中、愛、激励
- IMPACT
- 愛、献身、祝福、集中、鼓舞、復活
- GC・XO
- 集中、祝福、激励、熱血、献身、愛
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「嵐の中で輝いて」
人間関係
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ヒイロ・ユイ
- SCでは、衛星軌道上から降下してくる無数のティターンズのMS軍との総力戦の前に、戦争に思想を持ち込まない彼がシローの思想を「甘ったるいセンチメンタリズム」だと呆れながらも、ぶっきらぼうな彼なりに信頼感を現す彼とシローのやり取りに微笑ましさを感じていた。
リアル系
スーパー系
名台詞
- 「私、ギニアス兄さんの人形なんかじゃない!」
- 雪山で2人きりの中、彼女が今まで胸に秘めていた悩みをシローに打ち明ける印象的なシーン。しかし丸見えである。
- アイナ「例え敵味方に分かれて戦ってはいても、」
シロー「いい人間はいます。解り合えるんです!自分にはそれが」
アイナ「この愚劣な戦争での」
シロー「ただ一つの希望だと思えます!」 - ギニアスにシローとの関係を聞かれ、涙ながらに語る台詞。諮問会で弁明するシローの台詞とシンクロしている。しかしギニアスには鼻で笑われ、連邦将官達には馬鹿にされてしまった。
- 「止めることなんか、出来ない…。もし…もしもノリスに何かあったら…私が殺したんだ…」
「その時は……一人では逝かせない…!」 - アイナの願いを叶えるため、覚悟を決めて出撃するノリスの背中を見送りながら。普段の彼女からは想像できない、激しい感情が表情に表れている。
- 「見ていて下さい。これが…私の戦争です!」
- 病院船ケルゲレンで負傷兵達を脱出させることが、彼女が戦争の中で見出した己の使命であった。しかし……
- 「可哀想に…だからこんな鉄の子宮が必要だったのね…」
- ギニアスと言い争う中、アイナは兄が生きる支えとしているアプサラスを母体の『子宮』と例えている。彼のトラウマの要因である「母親」が自分達に対して行った仕打ちを突きつけられたアイナは、誰にも心が許せなくなった彼の心の中を感じ取り、悲痛な想いを感じていたのかもしれない。
スパロボシリーズの名台詞
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