メール・ビーター

2014年3月26日 (水) 22:43時点におけるPLW7709 (トーク | 投稿記録)による版

メール・ビーター(Mar Beater)

「ビーター・サービス」の経営者シエロ・ビーターの娘。父が行方不明となって以降はランド・トラビスと共にさすらいの修理屋として、彼と父の残したガンレオンと共に父を探す旅をしている。

勝気でお茶目な性格だが、いささか天然な所があり時々ランドからツッコまれている。またランドの婚約者と自称して、彼のことを「ダーリン」と呼んでいる。仕事は営業と会計、それに業務日誌を兼ねた日記を付けること。日記は後にストーリーの重大な部分に絡むことになる。また日記に貼る写真の腕前も上々とのこと。

10歳前後の容姿だが年齢は16歳。これにはある秘密がある。

実は、本編開始以前にブレーカーの攻撃に遭遇した際に負傷、それがもとで程なく死亡したという経緯を持つ。しかしその際、ガンレオンから飛び出した光の球体が融合し、それによって蘇生した。この球体は、後に判明した事実では「傷だらけの獅子のスフィア」であり、同調者であるランドと共にスフィア・リアクターの片割れとなっていたことになる。

それ以来成長が止まっており、実年齢と肉体年齢が合致しないのはこれが理由。……のはずなのだが、完全安定エンドで再登場した時は髪が伸びた以外、全く変わっていなかった。さらに再世篇でも全く同じ姿であり、どうも単なる発育不良だったらしいことが判明している。

その経緯ゆえにスフィアの力を引き出すことが出来るが、メールがリアクターとなっていたのはスフィアが融合していた本編の間だけであり、再世篇の時点ではガンレオンに対してスフィア起動の指示が出来るのみとなっている。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
担当声優の相沢舞氏は今作でスパロボ初参加。暴走気味のランドを引っ張る。兎にも角にもランドの欠点を補っているといえる。ガンレオンのサブパイロット時は精神コマンド熱血覚醒、サブパイロットにしては珍しく特殊スキルSP回復を備えるが、当初は???扱い。従来の???と異なりイベントによる習得では無くレベル50で習得する。パイロット養成システムが導入されてから味方パイロットはレベルアップにより新たなスキルを習得する事が無くなった現在、自力習得は非常に珍しい例。上手くENDポイントを加算させると、グッドエンディングで「あっと驚く」ことになる。一方でセツコ編では一切登場せず、終始行方知れずである。
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
TVCMで声の出演をしている。エクストラステージ「シークレット・エピローグ」での彼女は「歳相応」の姿になった後であるが、髪型はZ本編のものに戻している。容姿はZ本編とは一切変わらず、本編エンディングでのランドの感想が正しかった事を証明している。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
PV第2弾にて登場。ペイン・シャウターの止め演出では、何と「揺れる」。

人間関係

ランド・トラビス
「ビーター・サービス」を切り盛りする「ダーリン」。
シエロ・ビーター
実の父親。ある事件で行方不明となる。
アサキム・ドーウィン
ランドとはぐれた時に出会ったメール曰く「白馬の王子様」。でもアサキムの色は「黒」。
ツィーネ・エスピオ
アサキムの従者。メールは「おっぱいお化け」と呼び、ツィーネは「ツルベタ」と呼ぶ。CMナレーションでは息のあったコンビを組んでいる。

版権作品との人間関係

アナ・メダイユ
最初は同い年と思われてしまった。でも仲の良い友人になる。
ストナー
写真の腕を見込まれ、撮影技術を教わった。

名台詞

「ゴーゴーダーリン! レッツラゴー!」
戦闘中に言う台詞。
「ぺチャのおかげで助かった…」
ダメージを食らった時の台詞で、胸が無いので怪我をしなかったそうだ。
「ダーリン! 結婚式は乙女の夢! あんな無理矢理婚、叩き潰すわよ!」
ユウナカガリの政略結婚が気に入らなかった一言。
「あ、悪霊退散!はらいたまえ、清めたまえぇぇぇっ!!」
リーナのコスプレした不動GENの姿を見ての叫び。
「パパが嫌なら子供には何て呼ばせるの!? ねえねえ!」
中盤でタルホが妊娠したイベントの後、「パパ」と呼ばれることに戸惑っていたホランドに対して。
「違う…!」
「ダーリンは、そんな小さい事のために戦ってるんじゃない!」
「ダーリンはダーリンだから、ザ・ヒートなんだ!」
終盤でランドを罪の償いの為だけに生きていると指摘したレーベンに対して。
「初めまして、セツコさん。ダーリンがお世話になりました」
「あたしはメール・ビーター。さすらいの修理屋ビーター・サービスの社長代行…」
「ダーリンのフィアンセでもあります」
スペシャルディスクにて初対面したセツコに自己紹介をした時の台詞。

余談

キャラデザインを担当した河野さち子氏は、メールの声を演じる相沢舞のラジオでの素の声をイメージしてメールを描き上げたという。ただし、最初は例によって胸が大きかった為、何度もリテイクを喰らったらしい。

メールのノート