シグザール

2014年5月18日 (日) 16:47時点におけるSilva (トーク | 投稿記録)による版

シグザール(Schicksal)

釧路の地下に埋まっていた黒き巨人。母艦のイオニアと共に地下に眠っていたが、駆が封印を解き、契約を結ぶ(後述)ことで操縦者となった。

『アームドファントマ』と呼ばれる専用武具による戦闘を前提としており、アームドファントマの力を引き出せるように設計されている。その反面、本体には動力炉が搭載されておらず、アームドファントマのエネルギーをそのまま駆動に用いるよう設計されているため、ファントマなしではまともに戦闘することも出来ない。一応魔法のみを用いての攻撃も可能だが、基本的にはアームドファントマによる戦闘の補助に用いられるに過ぎない。

運用方法についてはイオニアと共通する面が多く、両機にはパイロットの登録認証システムがあり、契約しない限り機体を扱う事は出来ない。また契約それ自体も、ある特殊な条件を満たしていない限り行えないのだが、駆はどうやら条件に適っていたらしく、契約することができた。但し、弟の天音が乗るイオニアと違い、機体に取り込まれる心配は無い。

また、こちらもイオニア同様、手の平程度の水晶「シグ・オニキス」に変化させて携帯することが可能である。機体の修復はオニキス化している間に自動的に行われるので、メンテナンスは基本的に不要。

尚、シグザールとはドイツ語で「運命」という意味。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦NEO
第1話でライガーに次いで登場。最初はそれほど強くないが、アームドファントマ獲得に伴い徐々に強化されていく。また駆のエースボーナスのおかげでかなりの攻撃力がある。ただし最強武器が援護攻撃不可なのが欠点。

装備・機能

武装・必殺武器

魔法攻撃・必殺技を繰り出すには呪文の詠唱が不可欠だが、その時の駆は内心恥ずかしさを堪えているらしい(内容は後述)。
各特性の詳細については『武器属性/NEO』を参照。すべの武器が移動後使用可能である。

シグ・バム
両肘部にあるクリスタルからエネルギー弾を放つ。アームドファントマ無しで使用できる唯一の武装。
エスケープ特性があるため、敵に包囲されて被命中率が高まったときなどに利用できる。
シグ・ブレード
「剣のアームドファントマ」で斬りつける。射程は狭いがエネルギーを消費しない。
ヒット&アウェイ特性付き。
シグ・ガバリー
溜めたエネルギーを放出する。シグザールの武器の中では射程が長い方(それでもだいぶ短いが)。EN消費もそこそこなので主力として使いやすい。
シグ・ヴァン
アームドファントマのエネルギーを放出し、横薙ぎに斬り払う。
押出効果があるが、それ故に援護攻撃には利用できない。

特殊能力

シールド防御
12話のイベントで「盾のアームドファントマ」を入手することで追加。
実体のある盾ではなく、魔法陣を出現させて攻撃を防ぐ。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

3(NEO基準)

(参考)呪文詠唱

本機は機体の起動時や武装の使用時など、多くの操作において呪文の詠唱が不可欠となっている。

初起動時の呪文
「其は業炎! 其は防人! 未来を願う力となりて守護の腕を今振るわん!」
初めてオニキス化を行った際の呪文
「其は罪人なり、其は道標なり。古の盟約に従いて夢幻の果実に刃を移せ」
シグ・ガバリー使用時
1.「雷光! 招来! 降り注げ鉄血の楔!」
2.「雷光! 招来! 正義よ奔れ! 我が敵を戒めよ!」
シグ・ヴァン使用時
1.「其は力の奔流なり! 地平に響くは鬨の声!」
2.「其は我が力の代行者! 破砕の絶光を以って力無き民の剣となれ!」

機体BGM

「Spiritual Transmission」
基本の戦闘BGM。
「Extream Degree」
必殺技使用時の基本BGM。

関連機体

シグザリアス
全てのアームドファントマを手にした事で、真の姿となった本機。
イオニア
シグザール運用のために造られた母艦
アルシグノス
対となる機体。

資料リンク