MS-06S 指揮官用ザクII(Zaku II Commander Type)
- 登場作品:機動戦士ガンダム(劇場版)
- 分類:指揮官用量産型モビルスーツ
- 型式番号:MS-06S
- 頭頂高:17.5m
- 本体重量:56.2t
- 全備重量:74.5t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:976kW
- スラスター推力:51600kg
- センサー有効半径:3200m
- 装甲材質:超硬スチール合金
- 開発:ジオニック社
- 所属:ジオン公国軍
- 主なパイロット:ジオン兵、他
ジオニック社が開発したジオン公国軍の量産型モビルスーツ。F型をベースにしており、推力を30%増強するなどの改良が加えられている。また、頭部にはブレードアンテナが標準装備されている。
TV版ではシャア専用機のみが登場しているが、劇場版ではア・バオア・クー攻防戦にて量産型と同じカラーリングの本機が登場している。
シャア専用機は「シャア専用ザク」を参照。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦A
- ジオン兵が乗る。ザクより若干性能が高い。が、弱いことには変わりがない。ノイエン・ビッターもこれに乗る。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- シールド防御の仕様変更により耐久力が下がり、ますます弱くなった。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 120mmマシンガン
- 通称「ザク・マシンガン」。上部にドラムマガジンを装備し、そこから給弾する。本機の主兵装。
- ヒートホーク
- 接近戦用の斧。刃の部分から高温を発し、敵機の装甲を焼き切る。対モビルスーツ戦を意識して、キシリア・ザビが提案した事がきっかけで装備される事となった。
- 280mmバズーカ
- 通称「ザク・バズーカ」。元々は核弾頭発射用に開発されていた。南極条約締結後は通常の弾頭が使用されている。
- クラッカー
- 炸裂弾式の手榴弾。腰部にマウントしており、マニピュレーターで投げて使う。主に陸戦で使用される。
- 3連装ミサイルポッド
- 両脚に装着して使用する。こちらも主に陸戦に使用されるが、宇宙でも使用可能。また、グフなどに装備される事もある。
- マゼラトップ砲
- マゼラトップの主砲を取り外し、モビルスーツ用の携行兵装に改良したもの。
- シュツルムファウスト
- 対MS用のロケットランチャー。命中精度は低いが無反動で撃てて、かつ広範囲に爆風を起こす牽制用の武装。
- シールド
- 右肩に装備されている実体盾。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
対決・名(迷)場面
- ア・バオア・クー攻防戦
- 連邦軍との激戦のさなか、部下を押しのけ、自分だけ安全な塹壕に隠れようとする指揮官ザク。しかし塹壕の中に落ちてきたミサイルの爆発でバラバラになるという、無様な最期を遂げた。