グラフディンは『スーパーロボット大戦DD』の登場メカ。
概要
南極氷床下調査隊「MART」がメラフディンから得たデータを元に開発した人型機動兵器「ドミナントトルーパー(DT)」の試作機。開発はアメリカチーム。正式名称は「グローブ・メラフディン」で地球製メラフディンの意味。グラフディンは略称。
メラフディン同様にTMPIを搭載しているため、搭乗者は適合者にのみ限定される。パイロットの特性や作戦目的に応じてパーツを換装する事で様々な状況に対応できる汎用性を有する。また、パイロットによってカラーリングを変更する事も可能。動力源のMDレヴは残骸のメラフディンから回収復元されたものを搭載しているが、MDレヴそのものは新造が不可能であるため、代替となる動力源の開発が急がれている。
イギリスチームが開発したディーティと比べ、高性能かつ人型兵器の可能性を追求した設計がなされており、量産については後回しにされている。
各機概要
- サキミ機
- 最も早くロールアウトした機体。携行型ビーム兵器「イーヴァス・ライフル」を装備する他には特に追加パーツが無いが、安定性が高い。カラーリングはブルーとオレンジ。
- ユンナ機
- 背部に高機動戦闘用ユニット、実体剣「ハーデロイ・ソード」を装備した近接戦闘重視の機体。カラーリングはブラウンとオレンジ。
- リナリア機
- 背部にビーム砲「イーヴァースター」を装備し、頭部センサーが強化されている。カラーリングはブルーとパープル。
- マイコ機
- 背部に実弾砲「ヘビー・ラリアル・キャノン」を装備し、さらに頭部を電子支援仕様に変更しており索敵能力が高い。カラーリングはイエローとブラウン。
- ユニス機
- 背部に高機動戦闘用バーニア・スラスター、両腕にブラナック・アーマーを装備した格闘戦重視の機体。カラーリングはグリーンとブラウン。
- ベネット機
- 脚部に地上高速走行用のホイール・ユニット、イーヴァリフル(プロトタイプ)を装備した地上戦重視の機体。カラーリングはホワイトとブラック。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 本作のサブヒロイン達の機体。序章ワールド1にてサキミ機、ワールド2にてユンナ機、ワールド3にてリナリア機、ワールド4にてマイコ機、ワールド5にてユニス機、ワールド6にてベネット機が加入。全機体共通でバランスタイプだが、パイロットも含めて各々で能力傾向にはばらつきがある。また、ベネット機はワールド6の実装タイミングから機体の実装時期も大きく離れているため、一部性能に違いがある。
- チュートリアルステージではユニス機、ベネット機は登場せず、代わりにサキミ機と同色の機体が後方に多数待機しており、これらが「ユニスたちのグラフディン」と呼ばれている。
- 各機体に固有のSSR必殺技と、第2SSRとして6機中3機ずつでの合体技が存在しており、いずれも必殺技命中時に気力減少効果があるため、基本的にはデバフ要員となる。
装備・機能
武装・必殺武器
- ラピアス・ライフル
- 主武装のライフル。全機共通の通常攻撃。
- 繁体字表記が「大型高速突擊步槍」であることから、「ラピッドアサルトライフル」の略と思われる。
- イクステンダ・ブレード
- ビーム刃を形成する近接用装備。
- ブラナック・アーマー
- メラフディンのブラナック・カッターのグリップ部から得られた技術と思われるが、アーマーの名前の通り手甲型をしている。ナックルを装着して高圧電流を流しながら敵を殴り飛ばす。