グロッサムX2

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グロッサムX2は『マジンガーZ』の登場メカ

グロッサムX2
外国語表記 Glossam X2
登場作品

マジンガーシリーズ

デザイン 桜多吾作(原案)
森下圭介(TV版)
初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 機械獣
全高 22 m
重量 200 t
動力 原子力
装甲材質 スーパー鋼鉄
開発者 Dr.ヘル
所属 Dr.ヘル一派
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概要

原作第18話「海のギャング海賊グロッサム!」に登場。

Dr.ヘルが製作した水中機械獣

頭部についた巨大なハサミや誘導魚雷でタンカーや客船を沈め、戦況が不利になると口から煙幕を放ち逃亡を図る。これらの武装を駆使して水中では能力が制限されるマジンガーZを一度は圧倒した。しかし、これを機会にマジンガーZはロケット工学の権威であるゴードン博士と、その娘で電子工学博士のリサの手で水中ジェットを装備され、再戦では水中航行能力を得たZの追撃を受けた挙句、反撃として放った誘導魚雷が兜甲児の機転で自らに命中、勝敗は決した。

後期オープニングにも登場し数体の機械獣と共に深海でマジンガーZを追撃するが、ブレストファイヤーを喰らい一掃された。

原作漫画および『真マジンガー』では海底要塞サルードを追い詰めたマジンガーZの前に立ちふさがり、善戦したものの超高熱ビームとブレストファイヤーの撃ち合いで本体の耐久力の差(超高熱ビームを先に浴びせていたが、後から放たれたブレストファイヤーに耐え切れなかった)により敗北している。 なお、原作漫画版では甲児はブレストファイヤーを放った直後に気絶しているため、お互い棒立ちのまま撃ち合っている。つまり、あしゅら男爵がちゃんと指示を出してブレストファイヤーを避けて超高熱ビームを浴びせていれば、勝利できていた可能性が極めて高い(超合金Zが超高熱ビームに耐えたとしても、中の甲児が耐え切れない)。

OVA『マジンカイザー』では1話冒頭から機械獣軍団の1体として登場しているが、駆け付けたマジンガーのロケットパンチで真っ先に倒されている。『真マジンガー』での役どころはほぼ原作漫画版同様だが、後期OP冒頭では毎回クロスシザースで頭を挟まれたマジンガーのアップが映るため印象に残りやすい。

登場作品と操縦者

水中型機械獣の中では比較的メジャーな存在であるため、それなりに出番がある。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DCの戦力として登場。水中ならともかく、陸に上げれば怖くない。しかし序盤はよく陸で戦う。その場合は射程が1しかない。
「ソロモンの悪夢」では宇宙マップであるのにもかかわらず、なぜかインスペクター側の戦力として運用されているが、大抵はガトーのアトミックバズーカで消し飛ばされてしまう。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
今作は上陸しない(できない)ので少々戦いにくくなっている。対空攻撃手段が無いので弱いことには変わりないが、クロスシザースは有射程で火力もそこそこ高い。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
真マジンガー準拠。ユニットとしての登場は無く、海底要塞サルードの武器扱いで出演。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
『α』と同じく水から出られないが、魚雷が空陸にも撃てるようになっている。

単独作品

スーパーロボット大戦
初登場作品。第10話に登場。原作からして水中用機械獣なので仕方ないが、水中で戦わなければただのザコ。最大射程は4あるものの、魚雷なので水中以外の適応が劣悪。説得して使い続けるには相当な愛が必要。

装備・機能

武装・必殺武器

クロスシザース
頭頂部のハサミ。ウサギの耳のように、ある程度向きを変えられる。
ホーミング魚雷
腹部から発射する誘導魚雷。あしゅら男爵が「強力な武器でトドメを刺せ」というところから、マジンガーZに傷をつけられないシザースより威力は上。
第3次では海でしか使えないにも関わらず、13話では地上、19話では宇宙に出て来るため全く強みを生かせていない。
超高熱ビーム
永井豪の漫画版、真マジンガー版で使用した武器。マジンガーを白熱化させるなどブレストファイヤーに匹敵する威力を持つ。
旧テレビアニメではこの武装は使わなかったが、映画『マジンガーZ対デビルマン』で別の機械獣が同じ展開を見せた。

移動タイプ

陸が無い作品もある。

サイズ

M

対決・名場面

マジンガーZ
Zの足をシザースで挟むが傷をつけられず、水中での機動力で翻弄したところで魚雷を撃ちこみ、Zがたまらず退避して流局。再戦では同等以上の機動力を獲得したZに劣勢となり逃げ出したところ、先に放っていた誘導魚雷とZに挟まれたコースを航行していたため、自らの魚雷がクリーンヒットして爆発した。

余談 

  • 頭部の巨大なハサミのためか、攻略本では「なんか○ットマンみたいな風貌をしている[1]」と解説されたことがある。

脚注

  1. ソフトバンク パブリッシング『スーパーロボット大戦コンプリートボックス パーフェクトガイド』419頁。