ハインド・カインド

2014年1月21日 (火) 13:31時点における220.208.163.30 (トーク)による版

ハインド・カインド(HIND-KIND)

JUDA特務室所属・山下サトルの搭乗機。
重量級の機体で、長距離支援用の機体。しかし、当初は軽量化を優先するあまり、肝心の長距離砲を装備していなかった。両腕部は伸縮自在の人工筋肉と対応の人工骨格、手首のバーニアによる貫手「バレットアーム」を装備している。

戦闘では情報管制、後方援護など支援を担当する。レーダーアンテナや通信装置、マルチセンサーを備え、索敵能力に優れている。そのため、その外見に反して早期警戒機としての役割も持つ。
最大の特徴はそれら支援能力の根幹を成す電子ユニット「リフレクターコア」。このユニットは両手の甲に装着されており、敵機の情報や制御系統などを看破することが可能。原作漫画版ではこれを利用し、キリヤマ重工迅雷の模擬戦において石神の指名で参戦。リフレクターコアで迅雷をスキャンしつつ瞬殺される、という場面があった。

原作漫画版終盤では推進力不足を補うべく脚部をキャタピラに換装している。なおこれは、番外編で浩一が考えた「ハインドタンク」と同じ形態。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
原作通りサトル機として序盤から登場。射程の長い長距離砲が頼りになるが、ベーシックオーダーだとヴァーダントと組まされてしまい、武器の相性が合わなくなるのに注意。今回は初めから長距離砲装備。
プロローグ終了後、本編第1話から登場する機体であるにも関わらず、後継機や追加武装などのテコ入れが一切無いが、しっかり改造すれば長距離砲が威力・射程ともに他の狙撃ユニットに遜色ないレベルになるので、最後まで戦い抜く事が可能。
狙撃能力は高いが、空が飛べない上に移動力が5とかなり鈍足なので、パイロットにヒット&アウェイくらいは無いとまともに戦闘に参加できない。PUを組む場合は鈍足をカバー出来るユニットがいいだろう。射程が完全に合致する上に高い移動力を持つトールギスIIIが適任か。
スーパーロボット大戦UX
5話「伝説の忍者」から参戦。リフレクターコアの特殊行動化とバレットアームの強化により、狙撃・格闘・支援のいずれもそつなくこなせる万能機としての色合いが強くなった。防御面も頑強で、高めの装甲とHPにファクター技能による自己修復が加わり非常にタフ。
反面加入が早く武装も追加されないので、機体が増えてくるとできることの多さが裏目に出て器用貧乏にもなり得る。またそのタフさ故に集中攻撃に晒されやすく、フェストゥムELSなど特殊撃墜能力を持つ敵を相手にするとあっという間に落とされることも。とはいえ元々優秀な機体なので、運用方針をしっかり定めれば前作同様最後まで息切れせずに戦える。
戦法の多彩さ故にPUの組み合わせも幅広い。武器の特性の似ているマークアハトや、同じ狙撃手で鈍足をカバーしやすいミシェルVF-25G 、頑丈さを活かしやすく射程も似通っているラファエルガンダムなどがおすすめ。Lとは違い射程がかみ合うようになったので、バレットアームを中心に運用するならヴァーダントとも中々好相性。
エンディングでは浩一の考えた「ハインドタンク」に換装されている模様。

装備・機能

武装・必殺武器

リフレクターコア
レーダー・スキャナーを兼ねる端末。「運動性低下」の特殊効果があり、サトルの「偵察」と合わせて使えば素早い敵を捉えやすくなる。手の甲に設置されている。
UXでは特殊コマンドであり、着弾点指定型のMAPWとして使用可能。特筆すべきはその効果で、範囲内の敵機の命中・回避率-30%というもの。最終補正ではなく、オールキャンセラーにも効かないのが悲しいが、乱戦になった際にこれを撃っておくと雑魚戦が楽になる。
キラービー
両腕から鉄の杭を連射する。威力・射程ともにバレットアームに劣る事が殆どだが、こちらはコンボ武器属性を持っている。
バレットアーム
「鉄騎槍」とも称される本機最大の武器。腕を伸ばして相手を鷲掴みにし、叩きつける。格闘武器だが、よほど山下の射撃を伸ばしていない限りはキラービーより強いので、P武器として活躍する。
原作漫画版ではハグレマキナを撃破する、ヴァーダントを乗せて距離を詰めさせるなど使用場面が多い。
長距離砲
原作ではグラン・ネイドル戦で使用された砲塔。実弾を叩き込む。グラン・ネイドルを一撃で墜落させたことからもその威力のほどがうかがい知れる。ただし、目立った使用はそのくらいで、基本的にバレットアームが主力。

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「鬼帝の剣」
主題歌。Lで採用。
「Linebarrel」
劇伴。UXで採用。