ヒュッケバインガンナーは『スーパーロボット大戦α』の登場メカ。
ヒュッケバインガンナー | |
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外国語表記 | Huckebein Gunner |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 |
パーソナルトルーパー (ヒュッケバインシリーズ) |
型式番号 | RTX-011AMG |
全長 | 42.6m |
重量 | 136.4t |
動力 | トロニウム・エンジン |
基本OS | TC-OS |
補助システム | グラビコン・システム |
補助MMI | T-LINKシステム |
所属 | |
主なパイロット |
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概要
ヒュッケバインMk-IIIが換装パーツのAMガンナーと合体した形態。Mk-IIIがAMガンナーに前傾姿勢で騎乗するようにして合体する。
Mk-IIIは合体で特定の姿勢をとるため、接近戦には対応できなくなるが、代わり屈指の機動力と長大な射程を得た移動砲台となる。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。ヒュッケバインMk-III入手から数話後に換装可能になる。移動力・射程・火力が大きく向上しており、切り込み役に反撃殲滅役、狙撃役に必殺役とこなせる上に、マップ兵器もあるので資金稼ぎ役にもなれたりと正に何でもござれなぶっ壊れ機体。特にガンナーは距離補正によるダメージ上昇効果の恩恵を最大限受けられる機体の一つで、機体といくつかの武器をフル改造してやるともはや手が付けられず、もうガンナー1機でいいんじゃないかなというレベルになる。欠点はロシュセイバー以外の全てが射撃武器なので、Mk-IIで鍛えやすかった格闘が全く活かせないというくらいしかない。Mk-IIIの最盛期。
- 設定上はAMガンナーにもコックピットはあるが、本作では換装パーツ扱いということもあり誰もその席に座ることはできない。恋人はグルンガスト弐式で固定。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 流石に強すぎたためか、フルインパクト・キャノンの攻撃力が大きく低下。代わりに消費ENが60から50に軽減されている。本作では通常のMk-IIIより装甲も上がるようになったが、元々避ける機体なので大した影響はない。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- Mk-IIIと同時にAMガンナーも入手できるので、Mk-III入手時から使用可能。改造段階はAMガンナー側のものが適用される。
- 今作からMK-IIIとAMガンナーの合体形態となり、2人分の精神コマンドが使えるようになったが、出撃には2枠が必要となる。「コックピットがあるなら、ガンナーに恋人を乗せればいいのに」という声は『α』の頃からあったのだが、それを採用した結果使い勝手が悪化してしまったのは皮肉である。しかし信頼補正の活用や、AMガンナーに修理・補給装置を装備させることによる強さの前には仕方が無いのかもしれない。
- 武装面でも『α』であまりにも便利すぎたためか、ロシュセイバー、ファング・スラッシャーが使用不可になり、移動後に使用可能な武器がバルカン砲だけと純粋に砲撃戦用の形態となった。グラビティ・リングも使用不可となったため、継戦能力も低下している。使うならデフォルトのリョウト+リオの組み合わせより、「ヒット&アウェイ持ちのユウキ」+「突撃を覚えるカーラ」の組み合わせの方が性能を生かせる。ただ2人は参入が比較的遅いという問題があるので、それまではレオナ+タスクで加速・幸運を活かす戦い方も十分に強力。援護攻撃を習得させれば、分離して特殊武器を使って相手を弱化させる戦法も使える。注意点としては、フルインパクト・キャノンに念動力が必要と言う点。
- 今作では珍しくもマップ兵器2種持ちで、特にマルチトレースミサイルは低威力なものの広範囲で便利。フルインパクト・キャノンが使えない状態ではグラビトン・ライフルのみで通常戦闘をこなさなければいけない点に留意を要する。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- OG2に準拠。本形態時のみグラビトン・ライフルがALL武器となった。ツイン精神コマンドの修行の効果がサブパイロットにも及ぶので、育成には有用。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- グラビトン・ライフルの攻撃力上昇、フルインパクト・キャノンの最小射程緩和及びバリア貫通付加、と武装面で強化された。しかし、移動後武器の乏しさは相変わらず。
装備・機能
武装・必殺武器
ヒュッケバインMk-IIIとAMガンナーそれぞれの武装が使用可能。ただし『OG2』以降はMk-III側の武装を中心に使用不可になった武装も多く、MK-IIIに装備させた換装武器も反映されない。
- ツインバルカン / バルカン砲
- Mk-IIIの頭部に装備された二門装備のバルカン砲。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
- マルチトレースミサイル
- Mk-IIIのバックパックに搭載された背部マルチコンテナに装備された小型ミサイル。コンテナを射出しそこからミサイルが一斉に発射される。着弾指定型のマップ兵器。
- ロシュセイバー
- Mk-IIIが装備している非実体剣。セイバーを付き出すようにして構えて突撃し、すれ違い様に敵機を斬り裂く。
- 『OG2』以降は使用不可。
- リープミサイル
- AMガンナーからミサイルを一斉に発射する。方向指定型のマップ兵器。射程はともかく範囲が狭いため、意外と扱い辛い。
- グラビトン・ライフル
- Mk-IIIが装備しているライフル。Mk-IIIと同様の演出で使用する。
- 『OGs』からはMk-IIIやボクサーとは異なる仕様になり、全体攻撃の武器になった。
- ファング・スラッシャー
- Mk-IIIが装備している十文字ブーメラン。Mk-IIIやボクサーのように投擲するのではなく、左腕を振りその勢いで標的に向けて射出される。
- 『OG2』以降は使用不可。
- グラビティ・リング
- AMガンナーのG・インパクトキャノンから帯状のゾル・オリハルコニウムを発射し、標的の周囲でリングを形成し高重力で締め上げる。Mk-IIIは発動時に両手を合わせ念じる動作を行い、発射した後には左手の人差し指でターゲットを狙う動作を行う。
- リングのモチーフは「西遊記」に登場する「孫悟空」の頭にはめられた「緊箍児」から。また、発射時にMk-IIIが念じる動作はそれを締め付ける術式である「緊箍呪」から来ている。
- アンティノラのドラウプニールリングにエフェクトが酷似しているが関連性は不明。
- 『OG2』以降は使用不可。OGシリーズにはアンティノラが登場していないのが理由という説もある。
- 実際にはOGシリーズではなかったことになっているわけではなく、『第2次OG』にて追加武装として登場予定でエピソードまで用意されていたが、諸事情により取りやめになってしまった事が寺田PのX(旧Twitter)で語られた。[1]
- フルインパクト・キャノン
- AMガンナーのG・インパクトキャノン4門を一斉発射し、G・テリトリーで集束させ巨大な重力場を形成する。
- 使用にはトロニウム・エンジンの出力上昇が必要であり、出力調整にはT-LINKシステムを用いているため、使用には一定値以上の念動力Lvが必要になる。
特殊能力
- グラビティ・テリトリー / G・テリトリー
- Mk-IIIと同様の重力場のバリア。全属性のダメージを一定値以下まで無効化する。ただし基本的に避ける前提なので有用性は低い。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
- 換装
- インターミッション時にAMガンナーと分離しヒュッケバインMk-IIIに戻す。『α』ではこちら。
- 分離
- マップ上でヒュッケバインMk-IIIに戻す。『OG2』以降はこちら。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 最大EN+15%
- AMガンナーと同じ。
機体BGM
- 「Ace Attacker」
- ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。
関連機体
- ヒュッケバインボクサー
- ヒュッケバインMk-IIIのもう一つの換装形態。