レイジ

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レイジは『ガンダムビルドファイターズ』の主人公の一人。

レイジ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 國立幸
デザイン 大貫健一
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
本名 アリーア・フォン・レイジ・アスナ
性別
出身 アリアン
所属 アリアン王国
イオリ模型
役職 ファイター
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概要

セイの住む街にぶらりと現れた謎の少年。当初は買い物の仕方や海がしょっぱい事、炭酸飲料の存在、世界的に有名になっているガンプラバトルも全く知らないと、一般常識を知らなかった。セイとの出会いも(その気はなかったが)売り物を盗んでしまった所を助けられる形で知り合っている。助けてくれたセイにお礼として不思議な石アリスタを渡し、セイが困っていたらどこにいようと必ず助けに来る事を誓い、セイがサザキとのバトルに負けそうになった所に現れ、代わりにバトルを行った。

ガンプラバトルに関しては完全な素人であったが、少々動かしただけでコツを掴む高いセンスを持っている。スタイルは格闘寄りで、初バトルでは(得物がなかった事もあり)体術だけでサザキのギャンを圧倒した。その戦い方がセイの理想した戦い方だったため、共に大会出場に誘われる。

当初はガンプラバトルをただの遊びと考えており、初めての大会出場の理由も自分を圧倒したユウキ・タツヤへのリベンジのためにすぎなかった。しかし戦いを通じてガンプラバトルの魅力を知り、熱中するようになる。……が、あくまで「ガンプラバトル」にであって、ガンダムや「玩具としてのガンプラ」には関心が乏しい。しかし、世界大会の最中に起きたセイとの口論をきっかけにガンプラ作りへ挑戦しようとして偶然出会った謎のガンプラ好きおじさん(実はセイの父・タケシ)にガンプラ作りを教わったことで、ガンプラの魅力にも触れることになる。

気さくで義理堅い性格だが、一方でケンカっ早く、簡単に相手の挑発に乗ったり、ケンカに発展してしまう事が多い。

その正体は「アリアン」という異世界の王子「アリーア・フォン・レイジ・アスナ」。王家の宝物庫で見つけた希少鉱物「アリスタ」の力でこの世界との間を渡ることができるようになった結果、セイとの出会いに至った。このことを本人は一切隠しておらず、序盤のうちからセイに対して詳らかに明かしているのだが、全く信じてもらえなかった。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」にて参戦。セイと共に二人乗りでパイロット扱い。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付きとなっている。担当声優の國立幸氏は本作でスパロボ初参加となる。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
集中
セイ/レイジ」名義。
 パイロットパーツ装備時
+、直感

人間関係

レイジの関係者

イオリ・セイ
相棒。当初はレイジの正体不明ぶりや身勝手な言動から不信感も持たれていたが、やがて最も信頼する唯一無二のパートナーとなる。
アイラ・ユルキアイネン
当初は肉まんを巡ってケンカになる。
その後もたびたび会う内に仲良くなっていき、最終的にアリアンへ帰ったレイジについてきてしまい、彼女と結婚し子供を授かる。
イオリ・リン子
セイの母親。滞在中はセイの家に居候しているため、彼女に言われて模型店を手伝った事も。
イオリ・タケシ
彼によってガンプラ作りの楽しさを知る。セイの父親とは知らずに出会うことになったが、大人しいのにガンダムのこととなると早口になる言動から「セイに似てる」という印象は抱いていた。
ラルさん
よくアドバイスを貰う。しかしレイジには彼の全身パロディ人間っぷりは一切伝わらないので、ただの言動が変なおじさんにしか見えていないだろう。
少女
『アイランド・ウォーズ』の事件の鍵を握る少女。実はアイラとの間に生まれた娘。
ちなみに『ビルドファイターズトライ』の時系列と彼女の背格好を考える限りアイラはおそらく『ビルドファイターズ』最終回後間もなく妊娠している。…いくらなんでも手が早すぎるのではないだろうか。

ライバル達

ユウキ・タツヤ / 三代目メイジン・カワグチ
ガンプラバトルに熱中するきっかけになった最初にして最大のライバル。
サザキ・ススム
最初の敵であり、彼の作ったギャンシリーズを圧倒する。
リカルド・フェリーニ
修行に付き合ってもらった縁で仲良くなる。
キララ / ミホシ
勝つために手段を選ばない彼女の姿勢を気に入る。

祖国の関係者

マシタ
自分の世界に住む平民。こちらの世界で財を築いたが、元はアリアン王家の宝物庫を漁った盗っ人であり、レイジの正体を知っていたため、保身の為に彼をつけ狙うも全て失敗する。
しかし、当のレイジは前述のように偶然(同じような方法で)こちらの世界に来ただけなので、しがない盗っ人のことなど知る由もなく、最終回でようやくその存在を知ることになった。

名台詞

「おうよ!」
セイへの返答にして口癖。
「諦めんな! 前に、出ろ!」
第1話より。サザキとのバトルに負けそうになったセイの元に突然現れ、ピンチを救う。
「セイ、約束は守るぜ。お前のかわりに俺が戦う!」
そして、セイに代わってバトルを行う。最初はメチャクチャな動きだったが、すぐにコツを掴んだ。
「そうか、ついにアイツとやり合えんのか…あのユウキ・タツヤと。あの時受けた屈辱、今度こそ晴らしてやる。一族の名誉にかけてな。勝つぞ、セイ!」
第5話より。準々決勝で自分に屈辱を与えたユウキ・タツヤと戦える事を知り、闘争心を燃やす。しかし…。
「アイツは逃げた! 名誉も誇りも捨てて、俺らから逃げたんだ!!」
第6話より。突如、タツヤが出場辞退し、学校からいなくなった事を知り、自暴自棄になってしまう。
「あー、負けた負けた! 言い訳できねーくらいに負けちまったぜ」
その後、レイジの前に現れたタツヤとの私闘に完全敗北を喫するも、その表情は晴れ晴れとしたものだった。
「これが俺たちの!」
セイ「ガンプラだ!!」
第10話より。スタービルドストライクの初陣で、プラフスキーウイングを発動した際の決め台詞。
『GBF』が登場するゲームでは決め台詞として(少々改変して)採用される確率が高く、『X-Ω』でも必殺スキルのセリフとして採用されている。
「勝手なことばかり…!」
最終回にてマシタが自分の保身を案じた感情によって巨大アリスタが暴走、プラフスキー粒子が会場内に充満し、そのことでレイジに泣きついてきた際の悪態。
そりゃあ自分があずかり知らぬところで勝手に被害妄想した末にレイジに刺客を送り自分達の決勝戦を台無しにした張本人が自業自得の事態を起こし泣きついてきたのだからこう言いたくなるのも仕方がない。なんだかんだでレイジも事態収束に協力してはくれるのだが、流石にキレたらしくマシタを直前までボコボコにしていた。
「セイは下手なんかじゃねぇよ。お前はガンプラが好きすぎるから、バトルをして傷つけるのが嫌だったんだ。だから迷って、操縦に集中できないでいた。足りないのは技術じゃなくて、何を失っても戦うという覚悟だ!」
「そんだけ貰ってたらもう前に出れんだろ!」「やってみろよ!」
事態の収集をつけた後。プラフスキー粒子の供給源となっていた巨大アリスタを破壊してしまったため、これからニ度とガンプラバトルはできなくなるかもしれない。そんな状況で無理やり始めた、しがらみのないタツヤとの「最高のバトル」。しかしレイジは、念願の決着をセイの手に託し、相棒の成長を見届けることを選ぶのだった。
「この前お前と戦って、俺はこう思ったんだ。強くなったお前とガンプラバトルがしてぇ。それが、今の俺の願いだ」
「強くなれ!」「……約束だ!」
バトルは粒子切れによって中断され、先にアリアンへ強制退去させられたマシタ同様、レイジもこの世界から消えようとしていた[1]。そしてセイと一つの約束を交わし、この言葉を最後に消滅する。約束を胸に抱き、本編以降のセイはファイターとしても名を馳せていくのだった。

迷台詞

「気にすることねぇよ!」
7話の海水浴にて、女性組の水着の感想を聞かれた際にチナに言い放った一言。リン子とチナの胸を比べて、チナに対して爽やかにこう言ったため、当然彼女の怒りを買いビンタされた。
なお、その後「何でひっぱたかれたんだ?」と本気で不服そうにしていることから、純粋に気遣ったつもりだったのかもしれない。こんなデリカシーの欠片もない男がよく後にアイラと結婚できたものである。

スパロボシリーズでの名(迷)台詞

「お前、呆れるくらいのガンダム好きだよな…」
『X-Ω』イベント「銀河を創る想像力!」にて、セイのガンダム馬鹿っぷりを見ての率直な感想。
それを聞いたセイは(むしろ?)のように「そんなに褒めなくても」と喜んだ。

搭乗機体・関連機体

ビルドストライクガンダム
セイが制作した専用機。
スタービルドストライクガンダム
大破したビルドストライクをセイが世界大会用に改修したガンプラ。
ビルドガンダムMk-II(SRW未登場)
ビルドストライクの予備機。一時使用した。
スターバーニングガンダム(SRW未登場)
『GMの逆襲』に登場。セイが新たに制作したレイジのためのガンプラ。
ビギニングガンダム(SRW未登場)
レイジが初めて制作したガンプラ。
ボール
ラルさんが常連のガンプラバーで使用したガンプラ。フェリーニが乱入するまでにこれだけでベテランのガンプラファイター達を一蹴していた。
Vガンダム
フェリーニとの特訓に使用したガンプラ。元々はフェリーニがナンパ用に制作した物。

脚注 

  1. なお、「大型アリスタの破壊直後にマシタは消えたが、レイジには影響がなかった」「バトル中にレイジが所持するアリスタが砕けていく様子が描かれた」ことから、「本来なら消える必要はなかったが、最後のバトルをするために自分のアリスタを代用し、そのせいで留まれなくなった」ものと考えられる。

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