- 2002年10月7日 ~ 2002年12月16日放映(フジテレビ) 全13話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦Z
概要
大張正己が従来の燃えるスーパーロボットアニメに、萌え要素を加えて描いたGONZO製作のロボットアニメ。監督の目指したテーマは「燃えと萌えの融合」。元々はサンライズで製作されていた「勇者シリーズ」の終期候補案の一つであった。
2012年現在SRWにおいて、同様のコンセプトで同時期制作されているなどの共通点の多い『神魂合体ゴーダンナー!!』と共演した事はない。なおグラヴィオンデザインに勇者シリーズの大河原邦男を起用した他、一流のアニメーターが多数参加している。シリーズ構成と脚本は志茂文彦。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
グランナイツ
サンジェルマン城/武装戦隊アースガルツ
- テセラ
- チュイル
- マリニア
- ブリギッタ
- ちびメイドトリオのリーダー的存在。他の二人と共にエイジの身の回りの世話を任されている。いたずら好きで、何かにつけてはエイジを全裸に剥いてしまう。声を担当したのは「くぎゅ」こと釘宮理恵。放送時期が数年遅ければブレイクしていたであろうSっ子メイド幼女である。
- アーニャ
- ちびメイドトリオの一人。ブリギッタのようなイタズラ好きでもなく、セシルのような無口キャラでもなく、歳相応の普通の女の子。・・・なのだが、登場時は大抵ブリギッタと一緒に暴れているためイタズラ好きな印象をうけてしまう。
- セシル
- ちびメイドトリオで唯一メインストーリーでの見せ場が用意されていた、無口で恥ずかしがり屋な少女。
- クッキー
- 武装メイド隊の隊長。「気は優しくて力持ち」を絵に描いたような人物。城内の警備、人捜し、民間人の救出、サンジェルマンの護衛、そしてグランフォートレスの操縦と、メイド達の中でも特に出番の多かった人物の一人。
- トリア
- グランカイザー、グランディーバ各機、グランフォートレスの整備を担当するメカニックメイド。グラヴィゴラス(スパロボ未登場。サンジェルマン城が変形した戦艦)発進時は動力制御も担当していた。ファントムシステムやグラヴィティブレイカーは彼女の設計によるもの。
- ロロット
- リィルが飼っている白いフェレット。何ら特殊な能力は無く、これといった見せ場もない平凡なペットキャラだが、酒に酔った際にはトウガの頭の上に乗ったままグランカイザーに登場し、合体バンク中のトウガの動きをトレースするという一芸を見せてくれた。
EFA関連
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
グランナイツ
他、グランディーヴァ各機(Gシャドウ、Gドリラー、Gアタッカー、Gストライカー)がユニットアイコンのみ登場(全機で総攻撃を行うグランカイザーの武装「グランナイツアタック」でも登場)
また、グランフォートレスもユニットアイコンのみ登場。
ゼラバイア
主題歌とBGM
- 『嘆きのロザリオ』
- (作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、須藤賢一 編曲:須藤賢一 唄:JAM Project)
オープニング
- 『合神!ゴッドグラヴィオン』
- (作詞:影山ヒロノブ 作曲:影山ヒロノブ、須藤賢一 編曲:須藤賢一 唄:JAM Project)
挿入歌
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦Z
- 主にセツコ編で話が展開される。2期と同時参戦の為話は中盤で終了。その為エピソードのカットが多いが大筋は再現されており、斗牙とエイジの対立は原作よりシビアに描写されている。原作より斗牙の出番が増えており(エイジが原作に比べ余り目立っていないとも言えるが)最初からW主人公として対等の扱いを受けている。細かい点だが、「Gシャドウ」の表記が「Gシャドゥ」になっている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 今回は不参加だが、OPムービーに何故かゴッドグラヴィオンの姿がある。ただし、ゴッドグラヴィオンもツヴァイに登場をしていた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 無印グラヴィオンとしては携帯機初参戦であり、前作破界篇とは異なり参戦。大方の予想通り各ゼラバイアを出すための参戦となった。
用語
- G因子
- グラヴィオンやグランディーヴァ操縦に必要な遺伝子。
主要スタッフ
- 制作
- GONZO
- 監督
- 大張正己
- シリーズ構成
- 志茂文彦
- キャラクターデザイン
- うのまこと
- 高岡淳一
- メカニックデザイン
- 大河原邦男(グラヴィオンデザイン)
- 森木靖泰
- 福地仁
- 大張正己
- 椛島洋介
- 音楽
- 七瀬光(伊藤真澄の変名)
商品情報