アイン・ダルトン

2021年12月3日 (金) 17:32時点におけるみっちゃん (トーク | 投稿記録)による版 (→‎単独作品)

アイン・ダルトンは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物。

アイン・ダルトン
外国語表記 Ein Dalton
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 内田雄馬
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 ギャラルホルン火星支部
軍階級 三尉
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概要

ギャラルホルン火星支部の若き士官で三尉。

真面目な性格だが精神面は若さから来る自分の正義に酔いがちな面も見られる。教官であるクランクや自分を拾ってくれたガエリオに対して、深い敬愛の念を抱く。

父親は同じく、ギャラルホルンの兵士だが母親は火星出身。それゆえに子供の頃はいじめに遭っており、父親のコネで入隊できたギャラルホルン内でも地球純血主義であるギャラルホルンからは異端扱いされ、いじめが続いていた。

コーラルの命令でオーリス、クランクと共にCGS襲撃を行い、後の鉄華団である参番組と交戦。クランクが戦死したため三日月に復讐すべく追撃部隊へ志願する。これがアインの運命を大きく変えていく。

地球近海での戦いで三日月の乗るガンダム・バルバトスの攻撃からガエリオをかばい、意識不明の重体となる。臓器の大半も壊死し、死を目前に控えた時、マクギリスがアインを救う方法があるとガエリオに告げる。それは、実験段階だった阿頼耶識システム搭載MSグレイズ・アインへ組み込む事だった…

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。序章ワールド4より登場するエネミーユニット。
リリース当初はキャラクター図鑑に声優が記載されていなかったが、Ver.1.1.0にて修正された。
2章Part5からはグレイズ・アインが登場。顔グラフィックはシナリオ中ではグレイズ・アインの頭部アップだが、図鑑では通常のアインになっており、グレイズ搭乗版から解説文が追加されている。

人間関係

家族

父親
ギャラルホルンの兵士。
母親
火星出身。
なお、両親共にアインの口から存在が語られるだけで未登場。

ギャラルホルン

ガエリオ・ボードウィン
当初は関心は無かったが、その人となりを知ってからは尊敬するようになる。
マクギリス・ファリド
追撃部隊への転属を志願する。
クランク・ゼント
居場所が無かったアインを対等に扱ってくれた為、深い尊敬の念を抱いていた。
コーラル・コンラッド
火星支部の支部長。CGSへの襲撃命令を下す。
オーリス・ステンジャ
火星支部のMSパイロット。CGS襲撃時の部隊長。

鉄華団

三日月・オーガス
クランクを討った彼に復讐心を抱く。

名(迷)台詞

(ここまで自分達の事を考えてくれた人を情け容赦も無く殺すなんて…罪の無い子供は殺せなくても…)
「『罪の有る子供』なら、手に掛けてもいいですよね…クランク二尉…」
第9話。自身が尊敬する上官であるクランクを手に掛けた三日月への復讐心を胸に秘める。「罪の有る子供」と断じるあたりに、アインの心の歪みが見て取れる。
「ボードウィン特務三佐殿は信頼できるお方だ。早寝早起き、出された食事は残さない。きちんとした生活態度に、清き心が垣間見れる。」
「そして乗り込むのは、穢れ無き伝統のモビルスーツ。俺はその下で、薄汚れた輩を一掃する!!」
「次回、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第17話『クーデリアの決意』」
第17話予告より。爽やかな口調で上官となったガエリオを称賛するが『俺はその下で〜』の一節は一転して殺意に満ちた口調となる。良くも悪くも彼らしい文面だが、サブタイトルを考えるとその内容はいかがなものか…。
「あんな厳格だったクランクさんの機体をこんな下品な色に…許せん!」
第17話より。グレイズ改二(流星号)(SRW未登場)を見て激昂した際の台詞。現実に置き換えるなら「尊敬していた上司の形見のパトカーを仇の一員である不良が奪った上、痛車に改造した」ようなものか。
なお、この場面のみ何故か『クランク二尉』ではなく『クランクさん』と呼んでいる。

搭乗機体・関連機体

グレイズ
ギャラルホルンの主力量産機。
シュヴァルベ・グレイズ
ガエリオから譲られたエース仕様カスタム機。
グレイズ・アイン
阿頼耶識を搭載した実験機。瀕死の重傷を負った事でマクギリスの手によって搭載される事となる。
グレイズ改 / グレイズ改二(流星号)
鉄華団が鹵獲したクランクとオーリスの機体を合わせて改修した機体。
ベースとなったのはクランク機という事もあり、この機体を使われたり(アイン曰く)下品な色に染められた事で激昂する。

余談

  • アイン・ダルトンのキャラクターデザイン稿は、元々は本編の主人公である三日月・オーガスの没案の一つである。
  • 当初は数話でフェードアウトする予定だったが、演者の内田雄馬氏の熱演を聞いた長井龍雪監督が気に入り、急遽レギュラーとなったという経緯を持つ。
  • 事あるごとに「クランク二尉」と叫ぶため、声だけ聞けば「クランク兄」「クランクニー!」等の印象を受ける事から、まるでクランクとアインが兄弟のように思えてしまったり、あるいは技名のようにネタ化されることとなった。
  • 『鉄血のオルフェンズ』のキャラクター達を動物化した公式スピンオフ作品『3丁目のおるふぇんちゅ』においては、鉄華団のキャラクターがネズミ、ギャラルホルンのキャラクターがネコの姿で描かれているのに対し、アインはモルモットとして(意味深長な形で)描かれている。