勝利のポーズとは、『サクラ大戦』に登場する用語。
概要
戦闘に快勝した後に行われている華撃団の風習。この風習を知る者の間では単に「いつものやつ」と呼ばれている。
「勝利のポーズ……」の掛け声で準備に入り、「決めっ!!」で各々が勝利を祝うポーズを決める。ポーズにはこれといって決まった型は存在せず、状況によってポーズは毎回異なる。原作ではイベントイラストやムービーで描写されている。
帝国華撃団では大神一郎が着任した時点で既にこの風習があった。巴里華撃団では花組隊長として着任した大神が継承させた。紐育華撃団では大河新次郎が着任した時点で存在しており、『活動写真』で帝撃に出向していたラチェット・アルタイルが風習を継承したと考えられている。
当然ながら、この風習の存在を知らされると多くの者は戸惑いの反応を見せる。あのエリカ・フォンティーヌですら最初は呆れており、レニ・ミルヒシュトラーセやロベリア・カルリーニは拒絶の意思を表明していた。ただし、仲間同士の信頼関係が構築されていくと自然とこの風習を受け入れ、最終的には自分から積極的に行うようになる。
SRWにおいて
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。イベント「流れよ我が涙」や「永遠の歌に花束を」で他作品のキャラクターを巻き込んで行った。
- スーパーロボット大戦30
- ミッション「魔都に蠢く」の戦闘終了後に『サクラ』のキャラクターのみで行った。「勝利のポーズ…決めっ!!」の台詞はDVEで用意された。
余談
- 「勝利のポーズの発案者」は『サクラ』の長年の謎とされている。
- 帝国華撃団総司令であり、陸軍対降魔部隊の集合写真でも砕けたポーズで映っている米田一基が最有力候補として考えられているが、劇中では明言されていない。
- 「戦闘で勝利したら必ず勝利のポーズを決めている」と誤解されがちだが、犠牲者が出たり事態が根本的に解決されていない等、快勝でない場合は行わない事が多い。
- ゲームとは世界観が異なるTV版や『3』と『4』の間の時系列に位置付けられている『活動写真』では行っておらず、『1』の忠実なコミカライズである『漫画版』での回数もたったの1回である等、ゲーム以外のメディアミックス作品では省略される場合が殆どである。