ゼンカイジュラン

2021年9月12日 (日) 07:02時点における240f:b4:6987:1:b8d9:90e7:fbec:91bf (トーク)による版 (→‎余談)

ゼンカイジュラン / ジュランは『機界戦隊ゼンカイジャー』の登場人物。

ゼンカイジュラン
登場作品 機界戦隊ゼンカイジャー
声優 浅沼晋太郎
俳優 高田将司(スーツアクター)
高木勝也(人間態)
デザイン K-SuKe
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 サブパイロット
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スペック
(ゼンカイジュラン)
本名 ジュラン
種族 機械生命体(キカイノイド)
全長 195 cm
重量 340 ㎏
出力 1400馬力
最高速度 100km/h
所属 機界戦隊ゼンカイジャー
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スペック
(ジュランティラノ)
全長 48.7 m
全高 32.7 m
全幅 21.0 m
重量 1300 t
出力 500万馬力
最高速度 250㎞/h
所属 機界戦隊ゼンカイジャー
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概要

人間界と融合した平行世界「キカイトピア」の原住民であるキカイノイドのジュランが、ギアトリンガーとゼンカイザーギアを用いて変身する戦士。メインカラーは赤。

恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神をモチーフとしたデザイン[1]であり、頭部にはジュウレンジャーを示す「16」の番号が記載されている。

シリーズ初となる初期メンバーながらセンターでもリーダーでもないレッドとなる[2]

ジュラン

アゲアゲ系のおじさんキカイノイド。パーティー好きで、事あるごとに軽快なステップを踏んでいる。「ノリのいいパリピないけおじ」を自称しているが、側から見ると「ちょいうざ頑固オヤジ」。

以上のように、著しく古いセンスをしているのが難点だが、実際のところは人情に篤い熱血漢。暴走しがちな五色田介人たちを大人の目線で導くなど、大人の冷静さも持ち合わせる。

ジュランティラノ

ゼンカイジュランが機界モードで機界変形した姿。巨大なティラノサウルスの形態となる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。2021年9月のイベント「激突、王と王の戦い」にて期間限定参戦。ゼンカイオージュラガオーンのサブパイロット扱い。

装備・機能

ジュランティラノ時の武装。

武装・必殺武器

格闘
噛みつき攻撃や突進などを行う。

武装

ジュランソード
人間形態で装備している剣。ティラノ時は尻尾を構成している。
ミサイルポッド
側面に装備。ティラノサウルスのマークがついている。

人間関係

ゼンカイジャー

五色田介人 / ゼンカイザー
ゼンカイジャー結成時のメンバーの片割れ。
ガオーン / ゼンカイガオーン
ガオーンの機械嫌いは同胞のキカイノイドも含まれているため、彼との折り合いはあまり良くない。
マジーヌ / ゼンカイマジーヌ
マジーヌとはご近所同士であり、彼女の幼少時には面倒を見ていた事から、「おじちゃん」と慕われていた。
ブルーン / ゼンカイブルーン

家族

五色田ヤツデ
セッちゃん

他作品との人間関係

ピッツァ
平行世界からゼンカイジャーを呼び寄せた張本人で、転移後成り行きで彼に協力することになる。偶然か否か、機界四天王と機界戦隊の共演と相成ったが、元々不信感を持っていたこともあり人々に危害を成したことで早々に敵と見定め、戦うことになる。
超竜神炎竜氷竜
同じ左右合体繋がり。一時期合体が困難な状態に陥っていたが、ジュランとガオーンに影響されたことで再び合体可能な状態まで復調した。
その後、超竜神側はジュラン達の特訓相手となり、左右合体の分離戦法完成のために助力してくれた。
中でも炎竜とは、左右合体メカの赤、ということで意気投合する。

名台詞

「恐竜パワー!ゼンカイジュラン!!」
名乗り口上。ゼンカイジャーの名乗り口上は、モチーフ由来の単語の後ろに「パワー!」をつける形となり、ジュランの場合は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』がモチーフのためこうなっている。
「父ちゃん母ちゃんよりなんてことあるか!自分のこと大事なのは当然だろ!1人でやらずにちゃんと巻き込めよ!」
第5カイ!より。行方不明の両親の手掛かり欲しさに暴走し、スシワルドの攻撃から周囲の人々を救えなかったことを悔やんだ介人に対して。
「俺らは今を生きる未来人なんで、よろしこ!」
第15カイ!にて、タイムレンジャーギアを使用した際の台詞。『未来戦隊タイムレンジャー』のOP「JIKU~未来戦隊タイムレンジャー」の歌詞が元ネタ。
なお、この台詞は浅沼氏のアドリブとのこと。[3]
「なんか…イケる気がする!」
第20カイ!にて、仮面ライダージオウのライダーギアを使用した際の台詞。『仮面ライダージオウ』の主人公・常盤ソウゴの口癖が元ネタ。

迷台詞

「よろしこ」
「ぶっちゃけ」
「ちょ、待てよ!」
口癖。真ん中以外はほぼ死語と化している…。『DD』においても健在。
「恐竜パワー、ゼンカイジュラン!……コレ、大丈夫?」
第17カイ!。トウメイワルドで透明人間にされてしまったジュラン。トウメイワルドを倒すため変身するが、姿が全く見えずとりあえず名乗った台詞これ。この時姿が見えずいつもの演出演出のみ映るによりシュールな光景を見せる。しかし、これより度肝を抜かされたのはこの時同時に現れたマジーヌの名乗りだろう
「いや遊べないの!サウナ行かなくちゃだから! そういうの好きな人の所行って~!!」
同じく第17カイ!!。自ら透明人間と化したダイトウメイワルドだがマジーヌ達のアシストで正体がばれる。すると突然ジュランは合体を解除してどこかへ行く。実は今回の話の発端が子供達による怪現象を見たことで探検しようと思っていたが結局トジデンドの侵略活動で探検はお流れ状態になっていた。そこで元の姿に戻るジュラン達が自ら透明人間の振りをして怪現象を起こし子供たちを喜ばせることになる。とりあえず一安心…と思いきやそこに本物の人体標本が飛び出てジュランを驚かせこの台詞で終えた。ジュランの子供に優しい描写を見せつつ今回のホラーオチを見せた。
「このサイズ、翔さんもビックリだぜ!」
第19カイ!。カブトムシワルドの攻撃で、「周りの物全てがカブトムシに見える幻覚」の虜になってしまったゼンカイジャーの面々。
単身事態解決を図ろうとするツーカイザーをカブトムシと間違えて、虫取り網を被せてしまった際のセリフ。
ちなみに「翔さん」とは、カブトムシの飼育家として知られる俳優・哀川翔氏の事。

スパロボシリーズの名台詞

凱「あの二体も君達みたいに、うまくやれればいいんだがな」
ガオーン「っていうか、僕達は介人が無理矢理くっつけちゃうんだけどね」
ジュラン「それもあるけどよ、意見が違っても一緒に戦っちまえばもう勢いだ勢い」
『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」にて。左右で意見が合わず超竜神が合体できないことでがジュラン達を引き合いに出した際の台詞。
「ま、目指すものが同じなら、ぶっちゃけ細けえことは関係ねえんじゃねえか?」
上記の台詞に炎竜氷竜が反応したため、続けて。この台詞が2機のAIに深く刻み込まれ、土壇場で炎竜と氷竜はシンメトリカルドッキングを決めることに成功した。さらっと口癖が入っているのもポイント。

搭乗機体・関連機体

ジュランティラノ形態を経由し、他メンバーと合体することでゼンカイオーとなる。ジュランの合体担当は左半身。

ゼンカイオージュラガオーン
ジュランティラノとガオーンライオンが合体した姿。接近戦を得意とする。必殺技は「ジュランソード円月クラッシュ」。
ゼンカイオージュラマジーン
ジュランティラノとマジンドラゴンが合体した姿。背中の翼「マジーヌウィング」による空中戦が可能。
スーパーゼンカイオージュラン
ジュランティラノがスーパーゼンカイザーと合体した姿。重武装、高火力ながら飛行も可能。

余談

  • スピンオフ作品『ゼンカイレッド大紹介!』では人間態が登場する。なお、人間態を演じた高木氏は後に放送されたウルトラシリーズ『ウルトラマントリガー』において防衛組織の隊長役で出演している。
  • 年齢不詳だが、番外編では24歳のティラノレンジャーや31歳のドラゴンレンジャーに対して「若造」「息子でもおかしかねぇ」と発言しており、50代の可能性がある。
  • 彼の元ネタとなる『恐竜戦隊ジュウレンジャー』はスーパー戦隊初の恐竜モチーフの戦隊でその後、恐竜スーパー戦隊は何回にも続くが、リーダー(レッドポジション)のモチーフはすべてティラノザウルスであることが多い。

脚注

  1. 変身前の衣装は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のティラノレンジャー / ゲキをモチーフとしている。
  2. 設定上リーダーではないレッドは過去作にも存在するが、それでも作劇上はレッドが主人公であり、チームとしてもセンターであった。センターでもリーダーでもないレッドはジュランが初となる(追加戦士で2人目のレッドが登場するなどのケースは除く)。
  3. https://www.toei.co.jp/tv/zenkaiger/story/1226316_3141.html