チェインバーは『翠星のガルガンティア』の主役メカ。
チェインバー | |
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外国語表記 | Chamber |
登場作品 | 翠星のガルガンティア |
声優 | 杉田智和 |
デザイン | 石渡マコト |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇 |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
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分類 | マシンキャリバー |
生産形態 | 量産機 |
認識番号 |
|
全高 | 8 m |
動力 | 量子インテーク |
所属 | |
主なパイロット | レド |
概要
人類銀河同盟が運用する対ヒディアーズ殲滅兵器である量産型マシンキャリバー。『翠星のガルガンティア』を語る上で欠かせない、もう一人の主人公と言っても過言ではない存在。
ガルガンティア世界における地球では科学力が衰退した事もあり、オーバーテクノロジーぶりを随所で見せているのだが、人類銀河同盟においてはあくまで一量産型の機体にすぎず、実際に第1話冒頭でのヒディアーズとの決戦では大量の同型機が撃墜されている。物語において活躍したレドの乗機は黒色の塗装(単機攻撃型兼小隊長機。他に組織攻撃型の赤紫、爆弾設置班の青紫、その他護衛機の深緑などが第1話に登場している)で、機体ナンバーはK-6821。劇中で「チェインバー」という場合はこの機体を指す。
第1話にて、ヒディアーズとの戦いの際に殿を務めた後母艦へ帰投しようとしたが妨害にあい果たせずにワームホールへと落ち、パイロットのレド共々地球へと転移する。以降はガルガンティア船団にて、海賊退治の用心棒やサルベージなどの作業を担う。また、人類銀河同盟のそれとは異なる言語である地球語を周囲の地球人の会話をサンプリングすることで短時間に習得しており、序盤はレドの通訳も行っていた(あくまで機械的翻訳なので、スラングなどは未対応)。なお、ガルガンティア船団の住人からは「空飛ぶユンボロ」という通称が付けられた。
会話型支援AI「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」が搭載されており、パイロットの命令を聞いての無人行動や通訳を行う事ができる。ただし、性格は機械という事もあってか、感情に乏しく融通が利かなくなる事もあり、ズレた言動を多く見せた事もあった。
『ぷちっとがるがんてぃあ』では、本編以上に人間的…というより中の人を彷彿とさせる俗っぽい性格となっており、自身の高性能を鼻にかけていたり女性の身体データを記録していたりする。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初登場作品。パッケージイラストのセンターを飾っている。ゲーム上ではサブパイロットとしても登場する。
- 参戦は『翠星のガルガンディア』のシナリオが本格的に始まる分岐第6話から。さすがに様々な名機・優秀機が揃う自軍の存在もあって、原作で見せたようなオーバーテクノロジーっぷりはやや控えめ。
- 単体攻撃・全体攻撃・バリアと武装こそ隙の無い仕上がりになっているものの、如何せんSサイズ故の決定打の低さが問題。また、EN消費武器しか備わっていない(しかも重め)為、敵陣特攻させると不意のバリア発動も含めてガス欠を起こしやすい。
- ENをしっかり改造し、強力な5段階改造ボーナスを活かした先陣役として使うのが妥当だろう。
- 原作と違い、特攻することはなく最後まで使用可能。
- なお、脚本のミスなのか序盤から丁寧語で喋るシーンが散見される。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年4月のイベント「交わる水平線、その先に」の期間限定ユニットとして登場。SR・SSRシューターでSSRは大器型。本作ではレドと一緒に二人一組のメインパイロット扱いとなっている。イベント報酬のパイロットパーツはボイスつき。
装備・機能
武装・必殺武器
内蔵武器
- デフレクター・ビーム
- 両手首や両足首など体の各所に装備されたビーム砲。漫画版では「デブリ・スイーパー」という名称となっている通り、本来は攻撃用武装というよりは対デブリ対策として使用される機体の一種の保安装置に近い装備である。ただし、出力を高めることでヒディアーズに対しても有効な武器となる。精密射撃も得意としており、船内にいる海賊をピンポイントで狙い即蒸発させた場面もあった。
- 第3次Z天獄篇では単体・全体攻撃の両方が存在する。
- グラビティ・ウェイバー
- 胸部に装備されたバリア展開機構も有する主砲。第3次Z天獄篇ではバリアとしてのみ使用する。
- バニシング・スマッシャー
- 胸部から放つ粉砕型消滅ビーム砲。参戦時点の最強武器。
- パルスレーザー
- OPで披露。杉田智和氏は「チェインバーのスパロボ参戦時にこの武器も入れて欲しかった」とのことだが、意見を出す前にチェインバーの武装ラインナップが決定していたため第3次Z天獄篇での実装は成らなかった。
携行武器
- ビームファランクス
- 全高以上もの長さを誇る携行兵器。先端部は加速器となっている。
- シールド
- 四葉のクローバーを思わせるシールド。上記の二つはヒディアーズとの戦いの際に全て失われている。
- ピニオンハルバード
- ピニオンが作成した接近戦武器で、ユンボロサイズの銛。炸薬が仕込まれた先端部を射出できる。
- それ自体に結構な重量があるようで、銛のように突き刺すほか、振り回して殴ったり叩き斬る使い方も可能。
- 天獄篇では序盤に追加武装として登場。武装の中では攻撃力・消費ENともに最も低いが、他の武装の燃費が悪いこともあり意外と重宝する。
- ビームライフル
- ストライカーとの最終決戦にて装備した銃剣付きライフル。下記の「高機動攻撃」と同時に追加される。
- ガトリングガン、ミサイルランチャー
- 同じく最終決戦にて装備。下記の「高機動攻撃」内の戦闘アニメで使用する。
その他の武器
- マルチコアキャノン
- 2機のチェインバーにより発射する大型合体砲。登場シーンは第1話のみ。
必殺技
- 高機動攻撃
- 下記のニューロプラスパワードを使用しての連続攻撃。第3次Z天獄篇では中盤で追加される必殺技。
- ガトリングガンを撃ちながら突撃、ガトリングガンを投げ捨てた後にミサイルを連射し、ビームライフルでトドメ。なおトドメ演出の都合で敵を撃破できないとガトリングガンを撃つだけで演出が終わってしまう。
- また一切接近戦を行っていないが、何故か格闘武器に設定されており、射撃寄りのレドの能力と噛み合っていない。
機能
広大な宇宙での活動に備えてか、殲滅兵器の名に反して多様な生命維持装置、言語翻訳機能、科学分析装置など単機で多様な任務をこなすことが可能なシステムを多数搭載。
- パイロット支援啓発インターフェイスシステム
- マシンキャリバーに搭載された会話支援型AI。非常に柔軟な思考と学習能力を持ち、矛盾する命令で暴走するような状況に置かれても独自に思考し判断を下すことが可能な域にある。置かれた環境次第ではインターフェイス同士が自分なりの理屈で互いを否定しあうというある意味では極めて人間らしい行動を取るまでになる。
- 本来はパイロットの扇動・啓発が役目の冷徹な戦闘マシーンである。場合によっては(パイロットが戦意喪失するなど)コクピットを敵陣のど真ん中に投棄し、貴重な機体を持ち帰らせるといった行為すら許されている。むしろ全力戦闘には生身のパイロットは不要どころか足手まといなのだが、無人機でないのは人類銀河同盟の人類至上主義思想によるところが大きい。
- ニューロプラスパワード
- 機械化融合。全システムを搭乗者の中枢神経に接続、機体性能を大幅に引き上げる。パイロットに多大な負担がかかり、最悪死に至る。
- ゲーム内では高機動攻撃の演出で使用される。Zシリーズでは重力子臨界やNT-Dなどターン制限のある特殊システムがいくつも実装されており、チェインバーの微妙な性能もあって数ターン性能底上げ機能として実装されていればという声も多い。
- 重力制御機能
- 本機種のそれは頭上に黒い球体を発生させ、それに引っ張られるようにして移動する独特のビジュアルとなっている。
- 量子インテーク
- 真空、大気中を問わず空間中の物質を吸収しエネルギーに変換できる半永久機関。脚部に吸引口を持つ。
- コールドスリープ装置
- パイロットスーツと連動した生命維持機能。広大な宇宙での活動を考慮したものだろう。レドは地球に飛ばされてから約半年の冷凍睡眠にあった。非常食も用意されている。
- 各種探査用の機能
- 細胞の培養まで可能なDNA分析装置、推論エンジンによる言語翻訳システム、同じく推論エンジンを使用したデータファイル解読・復元機能など多種多様な探査装置が搭載されている。
- コクピットがトイレや風呂になるロボットはいても、ちょっとした大学の研究室になるロボットはそうそういない(スパロボには既に登場しているが)のではないか。
移動タイプ
サイズ
- S
カスタムボーナス
機体BGM
- 「戦い、さらなる闘い」
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
- ブラックオックス
- ロボット仲間。焼肉用の鉄板代わりにされた際、彼の方が適任かと答えたが、アルから「まだ子供だから我慢は無理」と断られた。
リアル系
バンプレストオリジナル
- AG
- 彼からの指導(?)で人格を形成しつつあるが、どうにもおかしな方向に迷走しがち。
名台詞
- 「私は、パイロット支援啓発インターフェイスシステム。貴官がより多くの成果を獲得することで、存在意義を達成する。」
- 幾度か発する彼のAIのシステム的な解説。兵器としての機械的な返答と言えるが、下記における最終話では同じセリフでありながら、その内包された意味は全く異なるものであった。
- 「観測可能な天体を照合…検索…確定。該当データは一件のみ。太陽系第三惑星、地球。これまで、記録においてのみ存在を示唆されてきた人類発祥の星である」
- 第1話のラストより。
- 「超、強い」
- エイミーから「ユンボロより強い?」と聞かれて。実際、本編でオーバーテクノロジーの塊であるチェインバーが苦戦したのは、ごく僅かである。
- チェインバー「推測。これまでの言語解析に照らし、地球人類の生存戦略の定義は同盟とは大きく異なるためだと思われる」
レド「どういう意味だ?」
チェインバー「この疑義への解答は、同盟標準辞書にはない。ただし地球語には存在する」
レド「言ってみろ」
チェインバー「共存共栄」 - 第7話より。…但し、この場合は厳密には「相互不干渉」「棲み分け」と言う方が正確な所か。
- レド「どちらも人間じゃないか!同盟のお題目はもうたくさんだ!」
- チェインバー「否定する、当機と同盟との並列リンクは消失している。これは当機が独自に行った情報解析による結論である。
人類とヒディアーズは決して相入れる事はない、なぜなら彼らは文明そのものを否定した存在だからである。
もし人類がヒディアーズのように強靭で万能な肉体を備えていたならば、そもそもマシンキャリバーを開発する必要性などなかった。
当機のシステムは、人類の叡智の結晶である。だが、それは人間がその脆弱な肉体を補うべく、必要とされたもの。
人間は自らの限界を超えるべく、知能を発展させ、文明を築いたものだと推察される。文明の存在こそ、人類が万物の霊長たる所以である。
だが、人の形を捨てたヒディアーズに肉体的限界は存在しない。
生物としての幸福と満足を追求するだけならば、必ずしもその知性が高等である必要はない。
マシンキャリバーは、人類が人類たりうる、唯一の拠り所。すなわち、文明によって生み出された純粋知性の結晶。
そしてヒディアーズは、その知性すら克服することで、生命体としての一つの極北に到達した。
ゆえに、貴官は当機とともに、人類の尊厳をかけて戦わねばならない。
根幹を同じくするものとの争いにおいて、敗北は即、滅亡を意味する。
文明を追求することと、それを放棄すること。
人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は、二つの異なる生存戦略の双北であり、敗者は淘汰を待つのみである。
貴官が生存を欲する限り、選択の余地はない。」 - 第10話より。ヒディアーズの正体を知り、戦う意義を見失ったレドに対して。
- あえて脆弱な存在に身を置いてでも文化によって人間であり続けることを選んだ人類にとって、人間性も知性さえも放棄して弱さを切り捨てたヒディアーズはもはや別種の存在であると諭す。もっとも、当の人類銀河同盟もまた人外の境地にほぼ堕ちてしまっているが。
- 天獄篇では「これは、様々な文明によって開発されたZ-BLUEの各機体も同様である」と付け加えている。「火の文明」の別の側面からの見方、とも言える。そして、上述の台詞も思えばチェインバーはレドよりも早く真理に至っている事になる。
- 「最終意志確認。レド少尉は自らの死を要望するか?」
- ストライカーとの戦いの中、限界を越えて機械化融合を維持しようとするレドに対して。この問いに対する彼の返信を聞き、チェインバーは決断を下す。
- なお、天獄篇では流れが微妙に違い、機械化融合自体を拒絶した上でこの問いを投げかけ、レドが戻ってきた後で発動タイミングを全面委譲している。
- 「非戦闘員のコックピット搭乗は許可できない。即刻、当機より退去せよ」
「私はパイロット支援啓発システム。あなたがより多くの成果を獲得することで存在意義を達成する」
「この空と海の全てが、あなたに可能性をもたらすだろう」
「生存せよ。探求せよ。その生命に、最大の成果を期待する」 - 原作最終話より。コックピットブロックを強制排除し、レドを戦場から離脱させる。今まで「貴官」呼ばわりだったレドに対して、軍人と見なさないという事か初めて「あなた」と呼んでいる。
- 本来のパイロット支援啓発システムの定義に則れば、非戦闘員としたレドの事は放置しても何ら問題は無い筈であるし、支援啓発の対象でもないため、その先行きを祈る行為は表面上矛盾だらけである。逆に言えばこのシーンはチェインバーがレドを守るために自身の表面的な論理的整合性を放棄した=方便を使った決定的瞬間であり、チェインバーがレドを想う自我の発露と言える。(この後、ストライカーから「パイロットを拒否する権限がない」事を指摘されているため、支援啓発システムの仕様を拡大解釈し、超越した行動であるのは間違いないと思われる)
- そして、チェインバーの自我はレドにこう語った。「兵士」ではなく、「人間」として生き、その生命を全うせよ、と。
- 第3次Z天獄篇ではDVE。
- チェインバー「彼に支援は必要ない。もはや啓発の余地はない。後はその前途を阻む障害を排除して、私の任務は完了する」
ストライカー「機体ナンバーK-6821。貴官は対人支援回路としての第一原則さえ放棄した。貴官の暴走は明白である。ただちに初期化・再起動せよ。これは最後通告である」
チェインバー「貴官の最後通告に返信する。くたばれ、ブリキ野郎!!」 - 同じく最終話より。チェインバーは「パイロット支援啓発システム」。だが支援すべきが「パイロットという名の消耗品」か「パイロットとして共に歩んできた人間」なのかによって、その意味は全く異なる事を彼もまた学習してきた。
- レドが涙ながらにこぼす「愛する人と生きたい」という願いにもはや支援も啓発も必要ない事を悟るチェインバーは、同時に目前の欠陥機がその最大の障害である事を強く認識する。
- 人間を理解しないストライカーにピニオンの言葉を借りて侮辱を返し、チェインバーは突撃。被弾をものともせずに組み付き、ゼロ距離から主砲を叩き込むが、自身もまたその爆発に巻き込まれ、翠星の海に散っていったのであった。
- 第3次Z天獄篇ではZ-BLUE一同に説得されてストライカーと相討ちにこそならなかったが、「くたばれ、ブリキ野郎」の所はDVEで再現されている。
迷台詞
本編
- 「今の発言は、「母親との生殖」、および「神聖な排泄物」についての言及である」
- それぞれ「Mother fucker!」「Holy shit!」の直訳。スラングを理解できなかったのは、地球語に関するデータ蓄積が不足していたのが理由。
- 笑いを誘う迷台詞である一方で、視聴者に対しては「この正体不明の居住区画は英語圏、ないしその延長上の言語を用いる文化圏であり、我々の世界により近い文明である」ということを示唆する大きなヒントとして機能する。脚本家のセンスが光る一文である。
- 「水棲生物の死骸である」
- レド「死骸!? ……どうしろと?」
- 「無害な食糧と推察」
- レド「まさか、食えっていうんじゃ!?」
- 「友愛の儀式と推察される」
- レド「…ッ! 死骸だぞ!」
- 「判断は貴官に委ねる」
- エイミーがレドに与えた魚の干物に対して、レドから何かと尋ねられて。まあ、確かに間違ってはないが、「死骸」はないだろう。
- また会話型支援AIとして判断をパイロットに委ねているのもシステム上では当たり前なのだが、淡々と言いたいことだけを言ってレドに判断を丸投げしているような印象になっている事も視聴者からは笑いどころである。
- 余談だが、食糧より先に死骸が出てくるあたり、銀河同盟では動物を加工して食す文化はかなり大きく衰退しているものと思われる。食べ慣れない食事にレドの胃腸が心配される。
- 「中に人などいない」
- エイミーから中に誰か乗っていると聞かれての回答。子供の夢が詰まっているわけでもない。
- 「対象の焼却を完了」
- 肉を焼くことは出来ないのかと問われ、消し炭にしてしまう。確かに「焼いた」わけだが、温度が高すぎである。
- 「積極的に食事を取ろうとする一方で、何故体型の維持にこだわるのか?当機には理解不能」
- 「食欲(あるいは美食)」と「ダイエット」という矛盾を抱えながら食事をする女性陣に対して。
- 確かにその通りではあるが、そう言われると……。
- 「この状況の必然性を問う。繰り返す。この状…」
- 焼肉用の鉄板変わりにされた後、放置されて。若干キレ気味の声になっている。
ぷちっとがるがんてぃあ
- 「データによれば本編に登場した人物及び情報について補足しつつ、あとは適当に遊べばいいじゃん、という企画である。」
- ショートムービーの説明。ぶっちゃけすぎである。
- 「当機もしんぱぁい」
- エイミーが「レドがガルガンティアでやっていけるのか心配だ」と言ったのを受けて。
- 「私は、パイロット支援啓発インターフェイスシステム。貴官がより多くの成果を獲得することで存在意義を達成…」
- 第6話でエイミーから衣服に関するデータが偏っている事(内容は露出度の高い踊り子の服装)を指摘された時、こう言いながら画面から退場。…遠回しにレドのせいにしている。
- 「第1回 レド少尉が鯖折りしてもよかった魚類ランキング~」
ベローズ「唐突!」
「第一位」
ベローズ「いきなり一位!?」
「ムービー稼働時間の都合である」 - 第一位は鯖折という事から「サバ」……。ついでに言うと、レドが『鯖折り』の意味を知らない状態で話が展開されている。
- 「なお、エイミーにおける同数値は、メルティに次ぎ船団内最低クラス…」
- リジットのバストの数値(94)を語った後に。直後に蹴り飛ばされて画面から退場。
- なお、エイミーの数値は「84」である(参考までに『ケロロ軍曹』に登場する日向夏美の数値は「80」)ので決して貧乳ではないのだが、それを最低クラスとするとは船団のレベルが高すぎると言わざるを得ない。
- 「『で?』とは何か」
- 「さぁ」
- 第9話にて、人類銀河同盟とヒディアーズの関係を分かりやすく説明したはいいが、肝心のところには言及せず。挙句この言葉でブン投げる。
- 「全面的に否定する」
- 「これから本編でもこのコーナーでもバリバリ活躍してやる」といった旨のピニオンの気勢をバッサリ。
- 「喋るロボット枠を独占する当機には理解不能。ただしラケージは、今後、お色気枠において、絶大な脅威になると推定」
- サーヤとメルティの会話内容をレドから尋ねられて。この回答には流石にレドからも「地球文明の理解が偏っている」と指摘される(ご丁寧に「ワーオ!!」のSEまで入っているので)。
- 「貴君においては、ぺったんこきゅん♡きゅん♡層に対するピンポイント攻撃が最も有利と推定する。」
- メルティから対策を尋ねられて。……だめだこりゃ。
- 「貴官の認識能力の欠如により、一時的に機能を喪失した模様」
- 第12話にて、レドに船団の女性の事をどう思っているのかを質問するも、余りにも返答があんまり過ぎたために機能停止してしまう。
- なお、その合間にレドを担当している石川氏が描いたガルガンティアの女性陣のイラストが公開されてあるが、その出来前は推して知るべし。
- 「貴官のような、観察力に優れた兵士に対する尊敬の念を意味する単語である」
- レドから「朴念仁」の意味を問われて。とうとう皮肉まで飛ばしはじめたが、当のレドには通じなかった。なお、その直前にレドは聞き間違えたのか「僕人参(=自分が人参)」と想像している。
- 「ピーーーーーーー」
- 特別編にてピー音を担当して。内容がやりたい放題の回だけに中の人のノリがまんま出てきてました。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
Zシリーズ
- 「大気のある惑星への降下…それは摩擦熱との戦いと言える」
- 天獄篇第13話「大気圏突入」における、エイミーに対する大気圏突入の説明。なお余談だが、大気圏突入時に高熱化するのは摩擦熱ではなく断熱圧縮と呼ばれる現象である。
- 「貴官は当機の警告を無視した。これは当然の結果である」
- 天獄篇DLC「戦わざるもの食うべからず」にて、ニアの手料理を再現したシモンの料理を口にして発狂したレドに対して。
- 「懐疑提言。Z-BLUE全員にこのワードを言わせることに何の意味がある?」
- 天獄篇残されの海ルート第28話「翠の海の明日」のトレーダーにて、AGの「今日も張り切って!」からメンバーの「商売、商売」の流れについてのツッコミ。
- チェインバーはZ-BLUEではもはや日常の一部となっていた何気ないこの行為に疑問を持つ。
- ……AGがこの言葉に込めていた意図が明かされるのはずっと後の事になる。
- 「状況を的確に伝えるため音声を拾い、それをZ-BLUEに送った」
- ストライカーとの対決後。エイミーが、自分の告白がその場にいなかったZ-BLUEにばれていたことを問い詰めた際の返答。言っていることは間違ってないが、ただの少女の告白を伝える必要性はあったのか。どうやら、人間性のついでにデバガメ根性まで獲得した模様。
- なお、当のレドはエイミーが恥ずかしがっている理由が理解できない様子であった。
- レド「まあ、いいさ。頼むぞ、チェインバー!」
チェインバー「あいよ」 - 「深遠よりの目覚め」における初戦闘時の〆。レドがメカニックチームから教わった相槌がうつったらしい。
この話からチェインバーの応対や考え方に大きな変化が見られるようになる。 - 「貴官がいない期間、我々も戦ってきた。改めて旗艦にて帰還を歓迎する」
「当機は現在、レド少尉の人生と呼ばれるものの支援を行っている」 - 天獄篇アマルガムルート第36話のトレーダーにて、アルに対して。完全にダジャレである。
- 「レド少尉に代わり、当機が返答する。人間らしさとは…」
- 天獄篇54話「愛する翼」にて、バジュラ本星にて再び対峙したストライカー・X3752から「人間らしさとは何か? 明確に定義せよ」と問われ、チェインバーが答えようとするが、それをレドが止めて自身が「今こうして生きている俺自身」だと返答する。それを「理解不能」と一蹴するストライカーだが、チェインバーは…
- 「補足。当機の回答もレド少尉と全く同じものである」
- チェインバーが答えようとした「人間らしさ」とは、レドの回答と同じ「今を生きる人間たちそのもの」であった。レドたち皆を通じて、チェインバーは人間とは何かを完全に理解できていたのである。
このレドとチェインバーのやり取りはガルガンティア船団の面々やアルから「さすが船団の代表」「いいコンビ」と称賛を受けた。 - 「貴君の思考に根本的な誤謬を認める。この、勘違い野郎!」
- 至高神Z相手の特殊戦闘台詞。かつての身内と同じ、神を気取る者への辛辣な一言。
- 「当機は、チェインバー・K6821。レド少尉の人生支援啓発インターフェイスシステムである」
- 天獄篇DLC「ガルガンティアの休暇」にて。間違ってはいないが、AGの介入でおかしな方向に突っ走り続けているのがなんとも。
- 「ゲットセット。当機は、そのために全てのスパロボをクリアし、うますぎWAVEも毎週欠かさず聞いている」
- 天獄篇の中断メッセージにて、スパロボのシステムを学ぶレドに対して。言うまでもないが「ゲットセット」まで含めて声優ネタ。
- 当のレドからは「スパロボプレイヤー支援啓発インターフェイスに名前を変えろ」と返された。
- 「レド少尉の現在の理解度はモリソバ以下。超、酷い」
- こちらは別パターン。なお「モリソバ」は『うますぎWAVE』の共演者であるメール・ビーター役の相沢舞氏の渾名(ちなみに杉田智和氏命名)。
- だが、「理解度」というキーワードが出てきているのでここで言っているのは番組コーナー「熱血ロボットアカデミー」に登場する新人ロボット・モイモイの事だろう。…地味にモリソバへの評価も物凄く低いが、当のラジオ内でも割とそんな事を言っている。
関連機体
余談
- 「チェインバー」とは「狭い部屋」を意味するイギリス英語。「チャンバー」と言えばわかるだろう。
- 劇中におけるレドとの会話から、ネット上では「チェインバー! 彼は何と言っている?」「~と言っている」という大喜利ネタが広まっている。
- かつてチェインバーは、原作においてレドに人類とヒディアーズとの戦いを「起源を同じくするもの同士の戦い」と定義したが、『機動戦士ガンダムSEED』の世界では、地球軍とザフトの争いがそれが元で始まり後にその両者とは異なる思惑、言うなれば「異物」が混入され前述の定義が大きくぶれてしまい、…結局、最終的にそれらが排除され、再び定義通りの争いへと回帰するに到った。チェインバーはこれについてどう思ったのだろうか?
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