佐山リョウ

佐山リョウは『コードギアス亡国のアキト』の登場人物。

概要

ヨーロッパ生まれ、ヨーロッパ育ちのイレヴンの青年。幼馴染の成瀬ユキヤと香坂アヤノと共に非合法な手段で活動していたが、「wZERO」に捕縛された際に交換条件として部隊に加わる。

荒っぽい性格だが、内面には純粋さも持ち、グループのリーダーだったこともあり周囲への気配りも出来る。

成瀬ユキヤ、香坂アヤノ: 同じグループの仲間。他の仲間は全てマフィアとの抗争で命を落としてしまう。
日向アキト: 「wZERO」における同僚。当初は敵視していたが、スロニム戦をきっかけに仲間と認め合う。
レイラ・マルカル: 「wZERO」における上官。当初はアキト同様に信用していなかったが、スロニム戦後に打ち解ける。; レイラがアキトに好意を寄せているのもそれとなく気づいていた。
老婆達: ワルシャワで路頭に迷った際に出会った旅芸人の老婆達。肌を触られるなどセクハラを受けて「ババア達」と毒づきながらも、彼女達を「ばあちゃん達」と慕って号泣し、別れ際には好きなだけ肌を触らせていた。

「お前らはバカで良いよな。こんな腐った世界を作って満足してんだからよ。でも、俺達イレヴンにはこの世界の何処にも……居場所なんてない。」: 第1章。スマイラス誘拐に失敗した後、レイラに動機を聞かれた時の回答。ブリタニアに日本が占領され、貿易パートナーであったE.U.からも媚び売りで収容所に入れられて世界中で迫害される自分達イレヴンへの悲観。; エリア11でも同様で名誉ブリタニア人になれば同胞からも裏切り者とされるという理不尽な世界への怒りでもある。
「他のイレヴン全てを背負い込む気はさらさらねえよ。俺達は俺達だけの居場所が欲しいだけさ。」: アキトから「イレヴンの居場所が欲しいなら国でも作るか？」という問いへの回答。建前や自分の野望のためとはいえ他の日本人も背負おうとしたゼロやそれぞれのやり方で日本を取り戻そうとした枢木スザクや紅月カレンと全く異なる考え方。自分や仲間だけでも束縛された環境から抜け出したいという純粋な願い。