ラハ・エクスティムは『スーパーロボット大戦COMPACT3』の登場メカ。
ラハ・エクスティム | |
---|---|
外国語表記 | Raha Extim |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 |
機体 ラストボス |
スペック | |
---|---|
分類 | |
全高 | 58.8 m |
重量 | 238.7 t |
エネルギー | 覇気 |
前形態 | エクスティム |
所属 | 修羅 |
パイロット | アルカイド・ナアシュ |
概要
天級修羅神・エクスティムの真の姿。その姿は伝承に伝わる魔神「魔覇神王」を模っており、「ラハ」とは修羅界の古言語で「真の」を意味する。
外見的にはエクスティムの上半身が下半身の覇龍部分をパージして完全な人型を取っただけであり、全長・重量とも低下している。
OG外伝では、この姿はエクスティムの神化形態という設定になっている。
天級修羅神は乗り手に求める覇気と力が尋常でなく高いレベルにあるが、その分元の性能が通常の修羅神を逸脱しており、神化を果たしている超級修羅神を遥かに凌駕する力を持つ(つまり、元のエクスティムは超級に相当する)。
その有り余る力ゆえに神化を必要としていなかったが、ソーディアンに乗り込んできた鋼龍戦隊、そして離反し立ちはだかるフォルカ、フェルナンド、アリオンの力に一度は膝を折られたアルカイドが、彼らの力は己の全力を発揮するに相応しいと認めたことで、ついに神化を遂げこの姿となった。
修羅神は神化を遂げる際、その外見や能力に乗り手の覇気や精神状態が反映され、それはエクスティムも例外ではない。ラハ・エクスティムの場合、阿修羅の頂天を目指しひたすらに戦い続けるアルカイドの心根をそのまま能力に反映しているため、並大抵の相手では姿を見ただけで力を奪われ、戦意を完全に喪失する。しかし、アルカイドが戦うに相応しいと見た場合、その相手はラハ・エクスティムの覇気を受けてより昂ぶり、実力以上の力を発揮することが可能となるという、まさに修羅たちの王に相応しい機体となっている。
全高の低下によって重心が下がり、また重量の低下によって若干身軽となり、分身能力を会得している。さらに、上半身の駆動の妨げでもあった覇龍部分が消えたことにより両腕の稼動範囲が広がり、アルカイドの覇皇拳をトレースした究極の破壊拳を存分に行使出来るようになった。
登場作品と操縦者
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。エクスティムに引き続き登場する真の最終形態。前形態時から所持している特殊技能「精神防壁」(精神コマンドを一定回数無力化)に加え、分身が追加されているため凶悪さは増している。しかし例によって、精神防壁を剥がした後は袋叩きに遭う末路が待っている。ちなみに、この時点ではエクスティムの下半身をパージしただけで神化したという設定ではない。
OGシリーズ
装備・機能
武装・必殺武器
- 覇皇衝覇(はおうしょうは)
- 右腕に覇気を集中させ、相手に放つ全体攻撃。
- 覇皇終焉波動覇(はおうしゅうえんはどうは)
- 全体から覇気を解放。背中の7つの円筒版から「水色・青・緑・黄色・赤」の光が発光。その覇気を球体にして相手に放つ。
- 覇皇拳の奥義の一つであるらしく、同系統の技「覇皇終極波動覇」が波国に存在する。
- 覇皇破滅拳(はおうはめつけん)
- アルカイドの修めた覇皇拳極奥義。召喚攻撃の一種で、例によって山を呼び出す。
- 全身から覇気を解放した後、いつの間にか存在していた岩山の上で、まず天を指差して己の存在を示す。その後に翼を広げて降下、相手を殴り飛ばした後追撃、左手で捕まえた相手を急降下の勢いで地面に叩きつける。その後一度間合いを開け、渾身のストレートを叩き込み、岩山を粉砕するほどの勢いで敵を吹き飛ばす。攻撃の〆には暗い空をバックに拳を突き上げるラハ・エクスティムと、その空を流れる死凶星の演出が入る。
- これもまた波国に同系統の技「覇皇魔滅拳」が存在。ただし、こちらは羅刹機との連係技。
特殊能力
- HP回復(大)
- エクスティムに引き続き所持。
- EN回復(大)
- 消費する技がなくなったので実質死に能力。
- 分身
- 最大の脅威と言っていいのがこれ。「必中」「感応」「直撃」の分、SPを余計に消耗することになる。
- フルブロック
移動タイプ
- 陸
- 翼はあるが空は飛べない。
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+300
- OG外伝でデータ上存在。適用されていたら恐らく成す術はない。
機体BGM
- 「機神乱舞」
- 「修羅の掟」
- 「業拳にて覇道を往く者」
関連機体
- もう一つの天級修羅神
- OG外伝での図鑑の記述によると「天級修羅神」は修羅界にもう一つ存在する。