補給装置の移動後の使用が可能となる特殊技能。技能レベルは存在しない。初出は『第2次スーパーロボット大戦α』。『スーパーロボット大戦Z』以降は「補給スキル」の名称。
対となる修理技能とは異なり、補給が元から完全回復であるため効果や経験値の上昇はないが、進軍しながらの補給が可能になるためより重要度は高いと言える。そのため養成に必要なPPが修理技能よりも高めに設定されている。
長らくデフォルトで所持しているパイロットが存在せず、パイロット養成によって習得させる必要があったが、『スーパーロボット大戦V』のイーノ・アッバーブが本スキルをデフォルト所持する初のケースとなった。また、搭乗機体が補給装置を持つ可能性のないパイロットは本技能を習得不可能。
採用作品
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦MX
- OGシリーズ
- OG2より採用。
- Zシリーズ
- 同シリーズより「補給スキル」の名称に。
- 『第3次Z』では強化パーツ「レスキューユニット」によって補給装置を使用できるため全パイロットが取得可能。
- スーパーロボット大戦UX
- 携帯機シリーズ初採用。上述のように補給装置を搭載していない場合はスキルパーツを使用できないが、「補給装置搭載」を使った後なら使用できる。
- 6人(DLCありなら、6+周回数)しか使えないのに1周で3つ手に入る。3周目にして早くも不用品になる。
- スーパーロボット大戦BX
- 『UX』から引き続き採用。また今回ダンバイン系パイロットに関しては、ボチューンが自前で補給装置を持つためそれに乗り換えしているならスキルアイテムを使用可能。
- スーパーロボット大戦V
- イーノ・アッバーブがデフォルトで所持している。しかし、彼の愛機であったメガライダーはおろかデフォルトで補給装置を持つ乗り換え可能な機体が登場しないため、有効活用するためにはカスタムボーナスで補給装置が追加されるメタスに搭乗させるか、レスキューユニットの装備が必要。
習得を推奨するパイロット
基本的に補給装置を持つユニットに乗るパイロットは全員推奨。
- ボス
- 伝統の補給要員。なお、ボスボロットが鈍足なので、補給技能および移動力の補助が無いと、味方と隣接すらできない恐れがある。
- 宇宙世紀系MSパイロット
- メガライダーやメタス(Zシリーズ並びにVXT三部作のみ)にメインで乗るパイロットに。
- 赤木駿介
- 攻撃に参加しながら味方の回復ができるので有用。
- ラウル・グレーデン、ミチル・ハナテン
- 『第2次OG』にて。共に乗機が補給装置持ちであり、かつ乗り換えが出来ないので習得推奨。
- 特にエクサランス・レスキューは、補給装置が射程2マスなので極めて有効。一方でGバンカランはアタッカーとして普通に優秀なので必須というほどではないが、やはり持っていると他の味方にとって安心。
- フェイ・シンルー
- 『第2次Z』にて乗機に補給装置が追加された。エースボーナスがグランナイツ隊との隣接を前提としているため(実質的には斗牙とサンドマンだけであるが)、このスキルがあれば「補給しつつ前線で戦う」を地で行く性能になる。エースボーナス用の撃墜数を稼ぎつつ、PPを補給スキルに回すのが理想的。
- サラ・タイレル
- 『Z』においては、フリーデンが援護向けの母艦であり、サラ自身の撃墜数は引き継がれないため援護に専念できるのが強み。
- だが、陸専用であることと、他に優秀な戦艦が多数揃っているが故に出撃枠に余裕が無いのが難点。撃墜が難しいゆえに、PPをジャミルに頼らざるをえない部分が大きいのも懸念材料か。
- 柿小路梅麻呂
- 『第2次Z』では乗機が飛行可能な事もあり戦場を障害無しで駆け回るために習得させると使い勝手が良い。
- 更に、『第3次Z』ではカスタムボーナスで気力を増やすことができるので、移動してパートナーに補給を繰り返すだけで簡単に経験値を稼ぐことが出来る。
同じ効果が含まれる要素
- レスキュー技能
- 『スーパーロボット大戦X』にて登場。従来の修理技能と補給技能の効果を統合したスキル。