電脳貴族は『マクロスF』の登場キャラクター。SRWにおけるパイロットの一人。
電脳貴族 | |
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読み | サイバーノーブル |
外国語表記 | Cyber Noble |
登場作品 | |
声優 |
麻生智久(老人) 稲田徹(中年) 金野潤(青年) 福原香織(少女) |
種族 | 地球人(意識集合体) |
所属 | マクロス・ギャラクシー船団 |
役職 | 幹部 |
概要
マクロス・ギャラクシー船団を統括する幹部達の意識集合体。その肉体は既に機械と一体化した変わり果てた物となっている。声は老人、中年、青年、少女の物と思われる4つが存在しているが、これらはあくまでアバターに過ぎず、元々の肉体の性別や年齢を反映した訳ではないらしい。小説版では(TV版・劇場版共に)『マクロス VF-X2』の敵であるマンフレート・ブランドも電脳貴族の一員として加わっている。
TV版ではインプラント・ネットワークによりグレイス・オコナーと接続、常時情報を共有しながら彼女の理念に基づく手段で銀河支配を目論んでいた。劇場版では難民戦団に紛れてマクロス・フロンティア船団に紛れ込み、一度は動きを封じられるもバジュラ本星にて反撃を起こし首脳陣を悉く抹殺、バトル・フロンティアをバジュラクイーンとインプラントで融合させ、クイーン・フロンティアに変貌させる。最後はクイーン・フロンティア内部に侵入したブレラに引導を渡された。
「電脳貴族(サイバーノーブル)」は劇場版ノベライズでの呼称。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 作中では「船団幹部」と表記される。数多くの並行世界を巻き込んだ宇宙の大崩壊が近づく中、その危機の大きさを理解せずバジュラを利用した宇宙支配を企む。
- 上記の行動や終盤に唐突な登場をするばかりでなく、意識集合体になる事が真化だと勘違いしている等、滑稽な存在に成り下がっておりUXに比べて扱いはやや悪い。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。劇場版設定。上述のキャスト4名の内、少女を演じた福原香織氏はスパロボ初参加。作中では各声色ごとに「○○の声」と表記される。
- 終盤で原作同様にクイーン・フロンティアを操り、スパロボにおいて初めて自軍との直接対決を迎えることになる。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「イツワリノセンジョウ」ラストから登場。カイルスに敗北した三島を見限り、バトル・フロンティアを乗っ取りクイーンと融合させる。イベント「オモイデノツバサ」でカイルスを迎え撃つが、実質彼らもあしゅら男爵の掌の上で踊らされているに過ぎなかった。
人間関係
他作品との人間関係
スパロボシリーズの名台詞
- 「リン・ミンメイ伝説なんて所詮は過去の人間が創り出した幻に過ぎない」
「歌で銀河を救うなんてことはできやしないのよ!」 - 『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。マクロス・クォーターのステージで歌おうとするシェリルとランカに対して。
- ボドルザー艦隊を歌の力で倒しゼントラーディと共存の道を歩んだという伝説を、半機械化技術を信仰の領域にまで高めたギャラクシー船団の支配者は幻と嘲ったが、それだけにシェリル達の歌がインプラントからバジュラを開放し、フェストゥム・ELS達からも協力を得て見せた際には慌てふためいた。因みに二行目のセリフはイツワリノウタヒメのPVでシェリルが発言したが劇場本編では使われなかった、特徴的なキャッチコピーを少し言い回しを変えただけだと思われる。
搭乗機体・関連機体
- バトル・ギャラクシー
- マクロス・ギャラクシー船団の旗艦。ギャラクシー船団を統括する電脳貴族の支配下にある。TV版のみの登場。
- バトル・フロンティア
- マクロス・フロンティア船団の旗艦。……だったが、劇場版にて電脳貴族に乗っ取られてしまう。
- クイーン・フロンティア
- バジュラクイーンと電脳貴族に乗っ取られたバトル・フロンティアがインプラント技術によって融合した姿。劇場版に登場。