ユウナ・ロマ・セイラン

2018年4月19日 (木) 19:13時点における103.2.22.214 (トーク)による版
ユウナ・ロマ・セイラン
外国語表記 Yuna Roma Seiran
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 野島健児
デザイン 平井久司
種族 地球人ナチュラル
性別
年齢 22歳
所属 オーブ連合首長国
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概要

オーブ連合首長国の五大氏族であるセイラン家の後継者で、オーブ宰相ウナト・エマ・セイランの息子。戦略ゲームが得意であり、自身を有能な指揮官だと思っている[1]

カガリ・ユラ・アスハの婚約者であり、地球連合から世界安全保障条約への参加を求められた際は中立のカガリの方針に反して条約への参加を決定。更に国民の支持を得るためカガリとの結婚式を執り行うことにしたが、式の最中にフリーダムガンダムで乱入してきたキラ・ヤマトにカガリを拉致されてしまった。

その後、当初の予想に反して地球連合の旗色は悪くなり始め、ついにはオーブに逃れてきたロード・ジブリールを匿う羽目になってしまい、その挙句に嘘と解り切ったあまりにもお粗末な回答を出したが為に、ザフトのオーブ侵攻を許してしまう。

その際に帰還したカガリによって国家反逆罪で逮捕されることになり、連行される途中で避難用のシェルターに逃げ込もうとした際に、皮肉にも友軍機であるムラサメが撃墜したグフイグナイテッドの下敷きとなり圧死した[2]。マガジンZ版では、父であるウナト用のシャトル[3]が自分を置いて脱出したのを見て「置いて行かないで!」と感情のままに飛び立ったほうへ駆け寄った途端、ミサイルの流れ弾が直撃した。

登場当初はやや激情的なカガリに冷静な意見を言う場面もある等作中では決して間違った事ばかりを言っている訳では無かったが、結婚式での事件から不測の事態に全く対応ができない脆さと無責任さを露呈し始め、以降は情けない言動ばかりが目立つ無能なボンボンというイメージが強くなった。

結局は、カガリと違って強い信頼関係のある仲間や部下を持つ事も無ければ、成長する機会にも恵まれなかった事がユウナの悲劇の一因であったと言える。

登場作品と役柄

原作と同じく間抜けな言動をするイメージが変わらないが、死亡したのは『Z』のみで『K』や『L』のようにある程度救済された作品もある。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ほぼ原作通り。最初から最期までボンボンキャラで、SEEDに限らず、敵味方問わず様々な作品の登場人物から「馬鹿」扱いされるなど半ばネタキャラ。最期は、オーブ戦でウナトと共に輸送機で逃亡しようとした姿が、ギンガナムの逆鱗に触れてしまい「戦場で敵に背中を見せるとは何事だ!」とターンXに撃ち落とされる。現在の所、原作同様に死亡したのは今作のみである。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
フリーダムに怯えて自分の身の安全を優先してオーブ軍に撤退命令を出したり、敗色が濃厚になった連合を早々に見限って同盟を簡単に破棄する等[4]、原作以上に小物ぶりと自己保身に走る様が強調されている。最後は原作通りオーブに帰還したカガリによって逮捕されるが、そのまま退場となり死亡する事は無い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
前半ではカガリがいない間に連合に協力するという原作以上の大ミスをやらかしてしまう[5]。しかし、中盤以降はデスティニープランに反対し、アカツキをカガリに託すなど原作とは違って真っ当な成長を見せ始め、各種勢力との戦いにおいては、各研究所をオーブ軍の全力を挙げてバックアップ、更に終盤には連合ザフトの仲を取り持って共に地球圏の危機に立ち向かわせるという離れ業を演ずるなど、留守のカガリに代わってオーブ首長の仕事をきちんと代行している。おそらく現時点では一番扱いの良い作品
スーパーロボット大戦L
今作ではほぼ原作通りの展開を辿るものの、オーブでの戦闘終了後にカガリに殴り倒されて叱咤された上で連行されるのみで死亡しない。また、その際にアスランに「彼は彼で国を守りたかったんだ」とフォローされ、カガリからも「過ちを知ったのだから、これから成長してくれればいい」と言われるなど、原作と違って幾分救いのある展開となっている。

人間関係

カガリ・ユラ・アスハ
婚約者。尤も父ウナトの政略故の婚約なので、カガリ本人は快く思ってはいない。ユウナもカガリを嘲る側面があるが、カガリに対して好意があるのは本当らしく嫌ってはいない。
ただし、小説版では国を乗っ取るための結婚という側面が強調されている場面や内心で「あんな小娘」という独白もあり、カガリに対する侮蔑が各所で感じさせられる。
K』でも彼女からの扱いは総じて雑だったが、最終的にはカガリも彼のことを見直したようである。まあ、そのせいで仕事を全部押し付けられ、追い討ちとばかりにお目付け役の名目でキサカに監視される羽目になるが…[6]
キラ・ヤマト
義理の兄弟になる筈だったのだが、カガリとの結婚が成立次第追い出すつもりでいた。しかし、その彼に結婚式をぶち壊しにされて以降、無能な面を丸出しにする様になり、悲惨な転落劇の始まりとなった。
アスラン・ザラ
恋敵といえる存在。彼に対して見下した態度を取っていた。2クール目からはお互い特に絡む場面は無い。
ウナト・エマ・セイラン
父親。この父と共に国の理念に反して推し進めた同盟は、最悪の結末を迎える事に…。
ロード・ジブリール
彼らロゴスや連合と協力関係を結ぶ事になるが、これがユウナにとって運の尽きだったのかもしれない。ただし、「THE EDGE」ではそんな事をしてしまったユウナなりの理由が彼自身の口から吐露される。
トダカ
オーブ軍艦隊指揮官。元からセイラン家を快く思っていなかった。ユウナが指揮を執った作戦では結果的に足を引っ張る行動をしている。
ロンド・ミナ・サハク
彼女からは、その政治手腕や外交方策が評価されている。
ネオ・ロアノーク
彼の口車に乗せられてミネルバ隊に対して先陣を取らされる(尤もユウナ自身は意気揚々としていて苦々しく思っているのはその場にいたオーブ軍人たちである)。その後、カガリが戦場に現れた後、彼から威圧的な口調で迫られた際はおびえていた。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

バスク・オム
Z』ではシロッコデューイのクーデター後、彼やジブリールと共に新連邦に追われるハメに。
バスクもユウナのヘタレっぷりには本気で呆れており、オーブにて苦しまぎれでやったお粗末過ぎる言い訳を「猿芝居」と評している。
ギム・ギンガナム
『Z』ではギンガナムの逆鱗に触れてしまい、父と共に彼に撃墜されてしまう…。

スーパー系

ロジャー・スミス
『Z』ではユウナの言い訳を聞いた時、完全に呆れられてしまう。
司馬遷次郎
K』ではカガリが留守の間、しっかりと彼らのバックアップの役目を果たした。
葵霧子
『K』でユウナの終盤の成長ぶりに感心し、彼を見直す。カガリにもその事を伝えた。
葛城ミサト
L』で例の宣言の際には呆れられる。

リアル系

ヘスター・ギャロップ
『K』の終盤には過去の事での後ろめたさから素直に協力を要請する事ができない彼女の心中を察し、自ら協力を申し出た。

名台詞

「カガリはああ見えてもそれほど馬鹿な娘ではありませんよ。まだ、子供なだけだ」
11話。ザフトの地球降下作戦に関する報告書を読みながら、ウナトに対しての発言。
カガリの事をフォローしている様な発言だが、口調は嘲っている雰囲気が強く、本気で擁護しているとは思い難い。
「国はあなたのオモチャではない! いいかげん感情でものを言うのはやめなさい!」
原作の第12話にて。性格や振る舞いに問題があるとはいえ、この当時にユウナがカガリにぶつけた一言は確かな説得力のある正論(ただし、国家元首であるカガリに無断で軍隊を動かし、地球連合軍ミネルバのことを教えるなどしており、情報の漏洩など権限や法律などの問題がある)で、周囲のオーブ軍人ら(セイラン派ばかりである可能性もあり)もユウナの発言に賛同するかの如くカガリに反意の凝視を見せた。
さすがにカガリは何も言えなくなってしまい、この瞬間、カガリは指導者としての求心力を殆ど失ってしまう決定的な要因にもなったといえる。しかし、皮肉なことに後にユウナ自身がこの言葉より酷い行動を取る事に…。
「誤解するなよ。僕はコーディネーターを嫌っているわけじゃない。ただ、この国には置いておけないと言っているんだ。彼(アスラン)も、そして、あの弟(キラ)とか言う彼もね」
カガリとの結婚を強引に決め、連合との同盟を結んだ以上、今後オーブにコーディネーターは住むことができないとカガリに話しているがこの2人を邪魔者と見て、追い出す口実ができたことを喜んでいるようでもある。
「嬉し泣きだろうね、当然。その涙は」
第14話より。ユウナとの結婚式会場に向かう際に、国民に笑顔で手を振りながらも涙を流していたカガリへの一言。
カガリの本心を知っているが故の嫌味であるため、カガリはすぐに不快そうな顔を顕にする。ユウナからしてみれば、カガリへの好意は(一応)本物で、邪魔者であったアスランへの事実上勝利したとも言える日であったため、優越感でも刺激されたのであろう。
尤もフリーダムの乱入で、カガリを手にした勝利者から花嫁を強奪された道化の花婿を全世界に晒される羽目になってしまうのだが……
「逃げられただとッ!? ええい! 一体どいうことだ! 護衛艦軍は何をしている!」
上記の後、カガリをフリーダムに結婚式場で強奪され、追撃に出たオーブ軍の護衛艦群がフリーダムとアークエンジェルを逃がしてしまった際に。
この時追撃に出た護衛艦群のトダカを含む各艦長は一発の砲撃すら行わず、それどころか全員がアークエンジェルを敬礼で見送っており、ユウナはアスハ派の軍人たちからは相当嫌われている事が窺える場面でもある。
小説版では各艦長は地球連合軍の「オーブ解放作戦」時にアークエンジェルと共に作戦に参加した者達とされており、彼らには元々敬意があった模様。しかし、抗命罪に成る恐れのある行為だが、後にトダカが処分すら受けていない事を考えると「対応は慎重を要する」との指示に従い、迂闊に攻撃できないとの言い分が認められた模様。
「何をしている! 敵のモビルスーツはたったの二機だ!どんどん追い込め! モビルスーツ隊全機発進!!」

トダカ「いやそれは…」

「一機ずつ取り囲んで落とすんだよ! そうすればいくらあれだって落ちる。これは命令だぞ!」
ダータネルス海峡の戦いより。ミネルバを落とせない味方に業を煮やして、兵力の全力投入を早々に決断する。トダカからは反対されるも、指揮官としては極めてまともな判断である。
とはいえ、この時点ではオーブ軍はネオの口車にユウナが乗せられて先陣を切ることになってしまったので、自分たちばかり被害が大きくなってしまうのを憂うトダカにも言い分がある。また、小説版ではトダカは交戦しつつ戦線を後退させ、地球連合軍を戦闘に巻き込んでから全兵力投入という戦略を持っていたため、ユウナのいきなりの全軍投入に反発するのは当然と言える。
「背中から撃たれるぞ!」
同じくダータネルス海峡の戦いより。戦場に乱入してきたカガリを偽物扱いした事にトダカから非難されるが、この時点でオーブが戦闘を中止した場合、ユウナの言うとおりになったのは確実だろう。
実際前後してネオ・ロアノークから通電があり、カガリ乱入に対し「(オーブとしてはあのカガリを名乗る存在は)どういうことなのかきっちり説明願いたい」と脅されている。

迷台詞

「よーし始めようか。ダルダノスの暁作戦開始!」
トダカ&アマギ「はぁ?」
「なんだ知らないの? ゼウスとエレクトラの子でこの海峡の名前の由来。ギリシャ神話だよ。ちょっとかっこいい作戦名だろ? ん?」
第22話より。ダーダネルス沖のザフト軍ミネルバを発見し、戦闘開始前の発言。トダカとアマギの反応を見る限り、その場の勢いで名付けた作戦名だった模様。
彼なりにやる気を入れた結果なのかもしれないが、オーブにとって全く駅の無い作戦に参加させられ、部下を死地に向かわせる立場のであるトダカやアマギからは緊張感や責任感の欠如と思ったようで、深々と溜息を付いている。
小説版に至ってはアマギが内心激発しかねない程の怒りに襲われている。
「何なんだ? あれは!? 一体どっちの味方なの?」
ダーダネルスの戦いでミネルバ隊だけでなくオーブ軍と地球連合軍にも威嚇射撃などで行動を妨害するフリーダムアークエンジェルを見て。確かにユウナにとっては不可解に見える行動だろうが既に自分の命令で先に彼らに攻撃をしておいて今更「どっちの味方」もないだろう。聞かれたトダカは無言で振り返ったのみであった。
「オーブ政府を代表して通告に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」
「また、このような武力を以ての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。よって直ちに軍を引かれること要求する」
第40話でジブリールの引き渡し要求に対する回答。……なのだがジブリールがオーブにいる事はとうに知られており、その状況でのこの発言は、ザフトの攻撃をかけさせる大義名分を与えてしまうものでしかなかった。当然この回答は味方双方から「茶番」「馬鹿げた回答」等と散々に言われてしまう[7]
SRWでは歯切れが悪く、往生際の悪さがより強調されている。
「んあぁ~、もう! どうしてこうなるんだ!! 彼は居ないと回答したのに、何で奴らは撃ってくるの!?」
「だって昔、アークエンジェルの時には…」
後にソガにその事を問われた際の言い訳。どうやらユウナは前大戦のアークエンジェルを匿った際のマネをすれば上手くいくと思ってこの台詞を言ったようだが、ソガに「嘘だと知ってる」「あの時とは政府も状況も違う」とぶった切られ、軍人たちにも白目を向けられる始末。
状況の違いに関しても当時のアークエンジェルは連合軍の一部隊であり、追撃していたザラ隊も同様である。更にオーブは当時プラントの敵性国家ではなかった。今回はオーブは事実上のロゴス陣営と見做される状況で、そのロゴス残党を匿い、しかも証拠まで押さえられている状態だったため、ザフトが引き下がる理由など何も無いのである。
「だったらやってよ! いいからもう早く!」
ソガ「ですからそのご命令は!?」
「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!」
オーブ軍が総崩れに追い込まれ、勢力を立て直さなければ全滅という状況にユウナは今すぐそれを実行に移せと通達するという冷静さに欠けた指揮をソガは咎めたが、ユウナは全滅したらその責任をソガに押し付けようとする。当然ソガは絶句してしまった。
この台詞からユウナがどんな人物なのかがわかる一幕である。言われたソガは絶句し、小説版ではさらに軍人たちはユウナに憎悪の眼差しを向けるわ、中には露骨に舌打ちをする者まで出てしまうという体たらく。
「カガリ! カガリ、カガリィ! 来てくれたんだね、マイハニー! 会いたかったよ! 僕の女神~!」
オーブをピンチから救った黄金のMSを駆ったのがカガリと知ったユウナはオペレーターから無線をひったくった。その姿を見たソガ達オーブの軍人は言葉を失い、とうとう脱力しかけてしまう。
「ひどいよ、カガリ! あんまりだ! カガリ、僕は君の留守を一生懸命…のわァッ!!」
立場が逆転した際の台詞。先ほどの威勢はどこへやらヘタレ全開となっている。この台詞で軍人たちから乱暴に拘束された事を訴えるが、これが無責任な態度を余計に際立たせており、激怒したカガリに更に殴られた挙句に連行される形で追い出される事となった。
そして、今までの報いを受けるかの様な悲惨な最期が彼を待っていた…。
「えっ、そんなカガリ! 待ってよ僕もここに~ッ!」
カガリにジブリールの居場所を尋問されるが、何も知らないと見做されると「もういい、連れて行け」と司令部からつまみ出される際の反論。
これだけの事態を招いておきながら、司令部に残りたいと考えている神経がすごい。
「嫌だよ、こんなところぉッ! 僕は本島のセイランのシェルターにぃッ!」
兵士「いいから、お入りください。…うわっ! ユウナ様!」
「うるさいッ! 僕は……う…ああ…あ…」
最後のシーン。オーブ軍兵士に連行され、一般のシェルターに放り込まれる事に駄々をこねていたが、戦闘中のムラサメとグフ・イグナイデットが接近した隙に兵士を突き飛ばして逃走。
自暴自棄のままに叫びながら逃走したが、直後にグフがムラサメのビームで被弾し、推力を失ったグフの下敷になるという悲惨な最期を迎えた。
小説版では自分は特別な存在であることを強調し続けるという内面が描写されており、それを周囲が理解しない事に激しく憤っている。それはグフに潰される瞬間まで自覚する事は無かった。
「同じだよ…どのみち今のオーブは彼を匿うしかなかったんだ」
がどんなに危険な人物か…君は知らないんだよ!」
「ザフトへの対応だって父さんのいう通りにやっただけだ…!」
「THE EDGE」にてオーブ兵に連行される直前に、自らの行動をカガリから責められた際の釈明。彼のジブリール評が正しかったことは、ベルリンの一件とレクイエムによるプラント本国への直接攻撃を見れば明らかであったが、あの発言を行う事に責任感も危機感もなかったのだろうか。

スパロボシリーズの名台詞

「ああ。何とか持ちこたえてるよ。今どこにいるんだい?」
K』第19話「星の扉、運命の扉・後編」より。ザフトオーブに攻めてきた際、通信でカガリにオーブの状況を報告していた。原作ではありえない台詞である。
「頭を下げる必要などありませんよ。僕も…いえ、オーブも喜んで協力させていただきますよ。地球の危機をぼんやり指を咥えてながめていたらカガリにどやされますからね。僕達も同じ地球人なんです。お互いに協力し助け合いましょう。この危機を乗り越えて、未来を掴み取るんです!」
『K』最終話「心からの…」より。過去のことでの後ろめたさからプラントやオーブに素直に協力を要請できない連合のヘスター事務総長に対して。
そこには、原作のヘタレだった彼の面影は微塵も感じられない。葵博士も感心し、このユウナの言葉を知ったカガリも、彼を見直した。
「ミネルバは左舷の守りが薄い。左舷から攻めるんだ!」
L』第9話にてミネルバ追撃中のユウナ。もし、ブライトが聞けば、顔面蒼白であろう。

余談

  • 当初彼は冷静かつ狡猾な人物になる予定だった。

脚注

  1. 実戦での戦術指揮も意外と正しかったりする。ただし、軽薄で調子に乗りやすく、部下のことを顧みないので軍人達からの人望はまるでない。小説版では普段から古今東西の戦略ゲームや戦場研究等を行い知識そのものはかなり豊富だとされている。
  2. 明確に死亡した描写はないが、ユウナを演じた野島健児氏のコメントで「死亡した」とある。
  3. ウナトはその直前にジブリールに寝返ったオーブ兵に殺された。
  4. 尤もそのおかげでオーブの被害は原作ほど大きくならずに済んだ。
  5. 実際、そのせいでザフトに攻められたようなものなので再会直後はカガリに怒られっぱなしであった。
  6. 上記のミスを鑑みると、その件に対する制裁の意味合いが込められている可能性がある。
  7. ちなみに回答事体はユウナ本人が考えたものではなかった様で、小説版ではウナトが他のオーブ政府高官から「ああ言えば攻撃はないと、貴方は言ったではないか!」と激しく詰め寄られている。

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