2001年に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。一般的な略称はGBA。
下位機種となるゲームボーイ・ゲームボーイカラーと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。 次世代機のニンテンドーDSでもGBA版スパロボシリーズはプレイ可能だが、GBAでは左側に配置されているスタート・セレクトボタンが右側にあるため、ソフトウェアリセットがかけ辛い場合もある。
ゲームボーイから10年以上開いてからの後継機となったため、大幅なスペックアップが成されておりその性能は同世代の他社携帯ゲーム機とも一線を画していた。 32bitCPUの採用のほか表示色数は32768色、同時発音数は6chとなっており簡易的な3D表現すらこなせるために、同社の据え置き機であるスーパーファミコンを遥かに超える性能を誇る。また、ROMカートリッジの容量もGB最大の1MBから、32MBまで増やす事が可能となった。
GBCと同じ反射型TFT液晶を採用していたため、プレイ環境の光量次第では画面の輝度が足りず画面が見づらいことで有名だったが(初期生産型に多い。中期・後期型はやや改善)、後にフロントライトを採用し、画面の明るさを調整可能になったSPの発売によって解消された。ただしSPではスタート&セレクトボタンの配置が下側になっているため、やはりソフトウェアリセットがかけづらく感じる場合がある。
本機に限った話ではないが、データセーブを行う際には本体稼働バッテリー残量には特に注意が必要である。バッテリー残量が少なくなっている時にセーブしようとすると電力消費が大きくなるのか、本体がバッテリーからの電力低下を察知して強制シャットダウンしてしまいセーブ中に起こると確実にセーブデータの消滅が起きるからである。
スパロボとしては任天堂携帯機にて新たリリースを展開する契機となったハードであり、 PS1やPS2と並びもっとも多くのシリーズ作品が発売されたハードともなった。
ゲームボーイアドバンスのバリエーション
- ゲームボーイアドバンスSP(GBASP)
- GBAのセカンドモデル。デザインが折り畳み式になり、フロントライト仕様となり視認性向上、更に画面輝度の切り替えが可能になった。
- 本機から任天堂携帯機の電力供給形態が単三乾電池からバッテリー充電式に変更された。初期型のニンテンドーDSでは当モデルのバッテリー充電用ACアダプタが共用可能だった。
- ゲームボーイミクロ(GBM)
- GBAの最終モデル。名前の通りサイズが極めてコンパクトになっている。
- 任天堂携帯機初のバックライト採用により視認性がSPより更に向上した。
- 充電用ACアダプタは当モデル専用のものを使用する。GB・GBCとの互換性は廃止されている。
- ユーザーが本体カバーを交換できる「フェイスプレート」を採用しており、これは後のNew ニンテンドー3DSの着せ替えプレートに受け継がれた。
据え置き機でゲームボーイアドバンスが遊べる周辺機器
- ゲームボーイプレーヤー
- ゲームキューブ(GC)に接続することで、GBAのゲームを電池切れを気にすることなくテレビ画面で遊ぶことができる。旧型のGBやGBC用ソフトも殆どがプレイ可能。
ゲームボーイアドバンスと互換性を持つ次世代型携帯ゲーム機
商品情報
- スーパーロボット大戦A
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦D
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
非売品