時獄戦役(じごくせんえき/Time of Hells War)とは、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』における一連の戦い。
概要
アオの星を舞台に勃発した、新多元世紀0001年4月10日から同年11月11日までの7ヶ月に渡る世界規模の戦争。
具体的には、
- 新世時空震動によりUCW・ADWを含む多くの世界が融合、蒼の地球が生まれる。
- 蒼の地球に存在する人々の第一次多元戦争から再世戦争までの戦いに関する記憶が何者かに操作される。
- 陣代高校付近で謎の機動兵器同士による戦闘が発生。
- 機械獣軍団があしゅら男爵により再編成され、活動を再開。
- 各地のコロニーで融和主義者による暴動が発生。
- ネオ・ジオンが指導者シャア・アズナブルを迎え、地球連邦に宣戦を布告。
- アマルガムとマーティアル教団が各地の戦線に介入する等の暗躍を開始。
- 宇宙魔王の軍勢が侵攻を開始。後にグーラ・キング・Jr.の覚醒により本格化する。
- 使徒が出現。第3新東京市を襲撃後、複数の個体が度々出現する。
- 聖天使学園が時空震動により蒼の地球へ転移。これに伴いアルテア軍も侵攻を開始。
- 破界事変や再世戦争で出現した群れとは別の新たなバジュラの群れが地球に襲来、人類と交戦状態となる。
- マリーメイア軍が宣戦を布告。
- オーブ連合首長国連邦を謎の軍勢ジェミニスが襲撃、同時に戦乱の火種を撒いていたのが彼らであることが発覚。
- バアルが再襲来。インベーダーが復活し、新たに宇宙怪獣が出現する。
- アオの星全体が時の牢獄ことエタニティ・フラットに囚われ始める。
- ミケーネ帝国の神々が復活、地球制圧行動を取る。
- アンチスパイラルの人類殲滅システムが再起動、全ての人類の抹殺を図る。
以上の出来事が起こり、最終的に時空修復の成功により時の牢獄は回避され、認識宇宙での決戦によりアンチスパイラルも打倒されたことで終結。 しかし、終戦直後にサイデリアルの鬼宿を名乗る男・尸空が地球近海に現れ、特務部隊Z-BLUEと戦闘の後撤退。この後、エタニティ・フラットの崩壊に同期して、新世時空震動で生まれたもう一つの地球・翠の地球がその姿を現しサイデリアルがアオの星への侵攻を開始する事となった。
この一連の戦いは、焦点となっていた時の牢獄から取って「時獄戦役」と名づけられている。
一方、翠の地球では、時獄戦役とほぼ同時期に3人のスフィア・リアクターが加勢するレジスタンスとサイデリアルの戦いが勃発していた。