エウレカ | |
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外国語表記 | Eureka |
登場作品 | |
声優 | 名塚佳織 |
デザイン | 吉田健一 |
種族 | 人型コーラリアン |
性別 | 女 |
年齢 |
不明(推定15~16歳) 13歳(劇場版) |
髪色 | 水色 |
所属 | ゲッコーステイト |
概要
TV版
ゲッコーステイトに所属し、ニルヴァーシュを操る謎めいた少女。
物静かで、意思表示や感情表現が苦手な部分があるが、これは彼女自身が「人間」という存在固有の、感情を持ち合わせてないところが影響している。
ゲッコーステイトでの仕事は、ニルヴァーシュのパイロットをこなす他に、モーリス、メーテル、リンクの育ての親でもあり、彼らからは「ママ」と呼ばれている。彼らとゲッコーステイトのメンバー、アネモネ、そしてレントン・サーストンとの出会いを経て、人間らしく、少女らしく心の成長をしていく。また原作劇中では幾度もその容姿が変化していったヒロインでもある。
劇場版
レントン・サーストンの幼馴染の少女として登場。『エウレカ・ズィータ』とTV版になかった姓が付けられた。性格はTV版後半のものに近く、感情も人並みのものを持っている。なお、直射日光を浴びると肌が焼け爛れてしまう体質となっている。
劇場版における彼女の正体はイマージュが人間を調査するために生み出されたスパイロボット(なお、ここで言うスパイロボットとは機械ではなく、役割のようなもの)。
TV版同様に容姿が変化するが、こちらでは更に美しく成長した姿を見せる。
レントンとの関係や月光号との関り、居た世界の特徴などからすればTV版のエウレカの後の姿と思えるが、幾らかの食い違いなどもあり、シリーズ全体として平行世界などの要素、またこの作品では時間移動までも含んでくるため、完全にそうだとは言いづらい部分もある。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。担当声優の名塚佳織氏は今作がスパロボ初参加。物語前半におけるニルヴァーシュのメインパイロット。今回は通常手に入れる事の出来ないSP回復を持っている。後半はレントンがメインになり、彼女はサブパイロットに回る。サブに回った後は、せっかく溜めたPPを全く使えなくなる(レントンに受け継がれるが)為、サブになる前に育成がオススメ。育成した分はサブになっても効果を発揮する(結果的に作用するのはSPアップだけだが)。能力は意外に高く、本人の空適正がSなためにかなり強く感じる。数少ない覚醒の習得者だが消費SPが100と高く、SPアップでテコ入れしていない限り覚えた時点では使用できない。原作同様に幾度のその容姿が変化し、立ち絵パターンも多く用意されているため、キャラ辞典では初期、帽子装着、帽子脱着、身体変化の計4つが存在する。
原作同様、終盤に起こる「代理司令クラスター」への変化以降、本作における終盤のストーリーヒロインとなる。「クダンの限界」による宇宙の滅亡を阻止する方法は、次元力を限定的に使用するジ・エーデルも持ち合わせていなかったらしく、エウレカの司令クラスター化を最終目標に定め、己の人形が敗れた後は自ら行動を起こしていた。 - 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 平行世界(劇場版)のエウレカが登場。今回は最初からサブパイロットとなっている。劇場版では姓が付けられているのだが、本作ではTV版同様名前のみの名義。
上記のように劇場版では直射日光を浴びると肌が焼け爛れてしまう体質と設定されているが、本作ではアザディスタン王国をレントン含むZEXIS裏部隊メンバーと一緒に歩いてたが肌が焼け爛れることはなかった。 - 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 原作終了後の設定で登場だが、登場していきなりファイアバグに攫われてしまうなど相変わらず苦労が絶えない。今作ではバンプレストオリジナルの面々とよく絡んでいる。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
基本能力値は中の中であり、ゲッコーステイトメンバーではホランドに次ぐ腕前。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- Z
- 命中率+10%、回避率+10%
パイロットBGM
- 「DAYS」
- TV版1クールOPテーマ。
人間関係
TV版
- レントン・サーストン
- 彼と出会うことで人間らしい感情を得て、最後はお互い通じ合う。
- ホランド・ノヴァク
- 彼と行動を共にしている。
- ニルヴァーシュ
- 彼女?と同調し、ニルヴァーシュの感情を読み取れる唯一の存在。
- アネモネ
- 自身のコピー、アネモネ曰くエウレカは「美味しそうな子」
劇場版
- レントン・サーストン
- 幼なじみ。幼少期に離れ離れになってしまうが…。
- ドミニク・ソレル
- 幼少期に色んな事を教えてもらった恩師。
- ニルヴァーシュ
- 劇場版では逆に感情を読み取ることが出来ず、レントンに感情を読み取ってもらっている。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ティファ・アディール、リーナ・ルーン
- 『Z』では不思議っ娘同士、仲が良い。第2次Zでは別世界のエウレカだが関係は変わらない。
- シャギア・フロスト、オルバ・フロスト
- 『Z』では彼らフロスト兄弟はデューイと協力関係にある為、エウレカの身柄を確保し、デューイに引き渡そうとする。
- グラハム・エーカー
- 『第2次Z破界篇』では終盤での彼のセリフにドン引きしていた。
リアル系
バンプレストオリジナル
- ジ・エーデル・ベルナル
- 『Z』では自らの身勝手極まりない私利私欲の為、エウレカの司令クラスター化を企てる。
- マリリン・キャット
- 『第2次Z再世篇』にて、アンブローンから命令を受けた彼女により攫われてしまう。
- アンブローン・ジウス
- 『第2次Z再世篇』にて研究対象とされるが、やがて心を通わせる。
- マルグリット・ピステール
- 『第2次Z再世篇』ではインサラウムに囚われの身となったエウレカの身をアンブローンから守るべく、自ら世話役となる。
名台詞
漫画版
- 「やりたいのにやらないなんて、変わってるね、キミ」
- レントンに対して。核心を突いた一言である。
- 「ねぇホランド、スキって何?」
- そんなこと聞かれても困ります。
- 「ねぇ、レントン。スキってね。辛い事が倍になるんだって。でもね…たぶん。うれしいのは、もっとたくさんになるね」
- レントンと再び気持ちが通じ合ったときのモノローグ。こうして彼女は人生最初の恋を知る。
- 「…傷が残っちゃ駄目だったの?」
「わたし、うれしかったの。傷が残るって聞いてうれしかったの。すごく痛くてつらかったけど」
「レントンのこと好きだから出来た傷なの。……でも残ってちゃ駄目だったのかな?」 - エウレカの傷を気にして、月光号の鏡を盗んだレントンに対しての作中最高のデレ。自分に対する精一杯のデレ+涙ぐみという最高のコンボを発動した。現実の男性がこれをやられたらほぼ確実に落ちる。
劇場版
- 「私、今まで逃げてばっかりだった…課せられた使命と運命を言い訳にして、ずっと逃げていた……」
「でも、もう私逃げない…私戦う…。レントンがずっと私のためにしてくれたみたいに…、私の望む未来のために…!」 - 重傷を負ったレントンを見捨て、自分達と付いて行くことを促したホランド達を拒絶して。だが、言い終える直前に巨大なイマージュがすぐそばに迫ってきた…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「何…何なの、あの人…」
- 第2次Z破界篇の49話にて。イマージュとの決戦に唐突に乱入し、場違いな上に主観に満ちた歪んだ愛や憎しみを語るグラハムに引いて言った一言。ある意味プレイヤーの心境を代弁した台詞と言えなくもない。 言い回しが某完全平和主義国の姫に似ているような…。
- 「…まだ遅くないと思います」
「諦めては駄目です。諦める気持ちは全てを閉ざしてしまいます」
「レントンはそれを私に教えてくれました」
「誰かのために一所懸命に生きてください。そして、誰かと一緒に幸せになってください」 - 再世篇の中盤でインサラウムに連れてこられた後の場面。人生の大半を次元科学の研究のみに捧げていた半生を自嘲気味に語っていたアンブローンに対して。
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