ソロシップ

2016年9月29日 (木) 19:02時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

概要

機体概要

ソロ星の第2発掘現場から発見された、第6文明人の遺産ともいえる異星人の艦。

イデオナイトという金属で出来ており、反物質エンジンを使用した亜空間航法も可能である。イデオナイトに封じ込められたイデの意思により、あらゆる装備のパワーが上下する。バリアに至っては、個人を守る為や、核爆弾の爆発を包み込むように発生したこともある。謎の流星の発生源でもあり、ついには地球バッフ・クランの地球を滅ぼしてしまう。

ブリッジ中央には、イデオンと同様、イデオンのゲージがついている。 ブリッジ後方には、ドームに覆われた林がある。ここでは鶏や牛などの家畜が放牧されていたり、クルーの食料が栽培されていたりする。また、長い間地中に埋まっていたにも関わらず、植物が青々と茂っているのもイデのなせる業である。

内蔵武器はなく、武器はソロ星脱出の際に積み込んだものである(主砲のみブラジラー基地から拝借したものとなっている)。

甲板は90度折れ曲がることが可能で、これにより、イデオンの着艦・整備や、狭い場所への着陸などに柔軟に対応できるようになっている。4つあるエンジンも回転が可能で、垂直離陸やホバリング、高速飛行などが可能になっている。

艦内の移動には、ムビオラという専用の乗り物を主に使用する。

バッフ・クランではその形状から4つ足と呼ばれている。

劇中での様相

ソロ星がバッフ・クランに襲撃された際の避難場所となっていたが、そのまま宇宙を逃亡することになる。

発掘した戦艦を改修したものであるため、クルーはその性能について徐々に解析しつつ使用していた。そのためイデオン用の超兵器であるイデオンガンを当初は「機関室の部品の一部」と見なしていたり、バッフ・クランが取り付けていった発信機を「航行に必要なパーツかもしれない」と思い込んでそのまま放置したりする事もあった。特に後者はギジェ・ザラルがソロシップに投降して初めてその事実に気付く有様であり、それまではいくら必死で宇宙の彼方まで逃げてもピンポイントで襲撃され、その事実を知っている視聴者をやきもきさせる事となった。

バッフ・クランとの最終決戦で、ガンド・ロワの2射目とイデの発動により、消滅した。

当初はメイフラワー(乗客には多くの信仰的被迫害者がいた、イギリスからアメリカへ入植へ向かったメイフラワー号が元ネタ)と呼ばれる予定であった。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F
予告編のマップとカラオケモードにのみ登場。
スーパーロボット大戦F完結編
後半から登場。他の戦艦よりも基本性能が一回り以上優れるが、武装が貧弱でMAPWも無いため戦闘には向かない。一応生存性という面で鑑みれば優秀なのだが、本作の仕様上、HPの多い戦艦は孤立させなければ狙われにくいので、大したアドバンテージにはならない。艦内では加持リョウジがスイカを作っていた。

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
母艦が全体的に強化された本作では、かなり戦える艦になっている。最強武器で全体攻撃のミサイルは装弾数が多く、気軽に撃ち続けても弾切れを起こさずに高い継戦能力を発揮する。また、移動力が高く、ベスの小隊長能力によって更に移動力が伸びる。パーツスロットも多い……と、バランスに優れた艦に仕上がっており、イデオンと比べると遥かにクセが少ない。移動力をカバーする為に強化パーツを使用する事が少ない分だけ、3つあるパーツスロットの自由度が高く、非常に扱いやすい。装甲と武器を改造すれば無双も狙える。
レミー島田の会話の中では一度ソロ・シップと呼ばれたこともある。

装備・機能

武装・必殺武器

対空機銃
敵機に接近された際に近接防御を行う為の機銃。
地味だが第3次αでは戦艦が移動後に行える攻撃としてはかなり強い武器である。最大射程も4と、外の戦艦の同種の武器と比べると射程が2倍。
グレンキャノン
射程の長いキャノン砲。
第3次αでは長射程・低燃費・高威力の三拍子で援護攻撃に真価を発揮する。
ミサイル
艦に大量に搭載されたミサイル。
第3次αでは全体攻撃武器。装弾数は40発というBセーブが不要なほどの多さで、弾切れを起こす事はまず有り得ないだろう。

特殊能力

搭載
イデバリア
バリアの一種で、イデの力によるもの。HPが発動条件に関わっている為、『撃墜=ゲームオーバー』を意味する戦艦においては、発動するほどダメージを受けてしまうような状況になるのは避けたい。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L(LL)