沙夜
沙夜(さや / Saya)
- 登場作品:NAMCO x CAPCOM
- 声優:折笠愛
- 種族:妖狐
- 性別:女
- 所属:逢魔
『NAMCO x CAPCOM』における、零児たちの宿敵。
登場作品と役柄
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 『NAMCO x CAPCOM』の事件で零児に倒された筈だったが、本作で復活(理由は最後まで謎のまま)。作中何度か敵対し、最終的には元の世界に戻った。その際に百夜計画という謎の言葉を口にする。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前作の後、ロックの手でエンドレス・フロンティアに召喚され、逢魔が開発した百夜をアグラッドヘイムに奪われてしまった為、百夜を奪還、或いは破壊するためにロックに付き従っていた。最終的にはロックからも見捨てられる形となったが、「エンドレス・フロンティアに百夜を残すべきではない=百夜の破壊」と言う点で零児と目的が一致したため、零児の誘いに応じて支援メンバーとして仲間入りした。元々敵対関係にあるにもかかわらず、恐ろしくメンバーに馴染んでいる(一応、「利用するため」と言っている場面もあるが)。
元の世界に戻る際に今度は「百一胎計画」という言葉を口にした。 - PROJECT X ZONE
- 手下共々序盤から出る。片那と百夜の新型「亜片那」と「百夜・改」も登場だが、そのテンションはあの人によく似ている、人格モデルは逢魔北米支部のメンバーらしい。
今回も部下と兵器を敵組織に残り、自身が中盤でソロユニット(支援メンバー)として加入。今作で折笠氏は『サクラ大戦』の殺女も演じているゆえか、大神一郎を「君」づけで呼ぶことも。
キャラクターBGM
- 「逢魔繚乱」
- 『NAMCO x CAPCOM』で沙夜が登場するときに流れるBGM。なお、『無限のフロンティア』ではこの曲は使用されていない。
- 「すばらしき新世界」
- 『NAMCO x CAPCOM』OPテーマ。『無限のフロンティアEXCEED』での沙夜用BGM。小牟と共用である。
ステータス設定の傾向
能力値・使用技
- 居合い五連
- 基本攻撃。反撃でも使用する。
- 鎬(しのぎ)三連
- 瞬華終刀
- 沙夜を象徴する乱舞系必殺攻撃。支援時にも使用し、毒の追加効果がある。技名が「春夏秋冬」のもじり。
- 妖狐霊術・奪氣の型
- 全体攻撃。小牟の技と同じく、HP吸収効果がある。
- 百姫夜攻
- PROJECT X ZONE敵仕様の複数技、ジャケットを脱ぎ捨てた後、二刀で攻撃する、封印の追加効果がある。技名が「百鬼夜行」のもじり。
- 瞬華終刀・極
- PROJECT X ZONEのソロアタック(支援攻撃)。瞬華終刀から百姫夜攻で追撃する、毒効果が健在(PXZでは、毒効果を持つ技は貴重なのだが、バイオハザード系の敵や終盤のボスには効かないことが多い)。極は「きわめ」と読む。
精神コマンド
特殊技能(支援効果)
詳細は下記記事を参照。
人間関係
他作品との人間関係
- KOS-MOS
- 『NAMCO x CAPCOM』では零児達の仲間だった為、敵対。
- T-elos
- 協力関係。
- ハーケン・ブロウニング
- 初対面時に彼の女性好きな性格を見事に利用して零児達と対決させた。
- アインスト・アルフィミィ
- 彼女を思わず「片那ちゃん」と呼んでしまう。
スパロボシリーズの名台詞
- 「あん、そうなの。嫌がる私を追いつめて「狐狩りだ~!」とか笑って……。」
「私、怖くって怖くって……。」
「私はこれから、できるだけ遠くに逃げようと思ってるんだけど……」
「できたら、やっつけてくださる? 優しくて強そうな…ニヒルボーイ。」 - ハーケン達と初対面した際、零児と小牟をオルケストル・アーミーと勘違いしていたハーケン達をまんまと騙した時の台詞。服装は似ているが赤と黒が逆である。
- 「あん、ちょっと“色々な世界”をつなげてみたら、怒られちゃった…って感じかしら、ね。」
- 中盤で零児達と再会した際、ハーケン達に零児達と敵対している理由を説明していた。
『NAMCO x CAPCOM』の話をこの一言で済ませてしまう辺り、只者ではない。
- 「最終地獄……なんてね」
- 『無限のフロンティア』における戦闘台詞の一つ。声が同じなどこかの戦爵様を意識した台詞。所謂声優ネタ。
PROJECT X ZONE
- ゼファー「あんなの使わなくたって、あれくらいの距離だったら跳べるだろ、フツー。」
リーンベル「いつもと比べたら、滞空時間長めだったよ、ゼファー。」
「あん、ゼファー?それは普通じゃないから。」 - 三手に分かれて空中都市タルカロン(テイルズヴェスぺリア)にリボルバーカノン(サクラ大戦)で射出して突入する一行。沙夜を含む一行の一部メンバーが着弾に失敗して死んだかと思いきや、生きていた(しかもねねこのBGM「猫と好奇心」によってそれまでのシリアスムードをぶち壊しにして)。空中竜巻旋風脚で強引に軌道を変えたリュウ&ケンに続いてゼファーたちの言葉に行ったツッコミ。ちなみに、エックス、ゼロ、アリサ(鉄拳)は自らの機能でどうにかし、ねねこは今作ではソロアタックで普通に浮いているので(原作では夢世界の中でしか浮けない)、何の技も特殊能力もない二人が彼らとともになぜ生き残ったか「エンドオブエタニティ」を知らない人にはわからないだろうが、そのゲームでは、地上ギリギリでも割と普通に重力を無視したような動きができるから生き残れた。
余談ながら、「エンドオブエタニティ」で折笠氏は、ヴァシュロンにその巨乳をグレネ-ドや豊かな土地で育ったブドウと例えられたバーバレラを演じている(ヴァシュロンが今作で神夜などの巨乳キャラにグレネードだの豊かな土地だの言っているのはこのキャラへの印象が元ネタ)。 - 「あはん、戦いに集中しなきゃ、ダメよ?大神クン?」
大神「はあ、沙夜さん、が、頑張ります」
さくら「ちょっと?大神さん?」 - 大神&さくらペアとの掛け合い。満更でもない反応(?)が返ってきた大神にさくらは静かな怒りを放ちながら彼を睨みつけている(ちなみにこの台詞、EXCEEDでの神夜の台詞とよく似ている)。こちらも余談ではあるが折笠氏は大神が情景を抱いている人物「藤崎あやめ」を演じており、PXZにて同じく担当している最強の降魔「殺女」が登場している。
関連機体
- 九十九
- 読みは「つくも」ではなく「きゅうじゅうきゅう」。『NAMCO x CAPCOM』のラスボス。SRW未登場。