加納渚
概要
イクサー1にパートナーとして選ばれた少女。渚がイクサー1とシンクロした状態では、イクサー1とイクサーロボは桁外れの戦闘力を発揮する。
自分がイクサー1に選ばれた故にクトゥルフに狙われて友人や両親を失ったことから、イクサー1を恨み、戦いを拒否していたが、小夜子との出会いを経て守りたい者を得た事で、最終的にイクサー1と共に戦う道を選ぶ。一度イクサーロボに搭乗した後、イクサー1から特殊な服と防衛機能を備えた腕輪を渡されている。
イクサー1が彼女をパートナーに選んだ理由は明確にされていないが、小説版では自らの半身であるビッグゴールドの誕生に起因する人間の血族だったから、と補足されている。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作。イクサー1がイクサーロボに搭乗するとサブパイロットとして乗ってくるが、イクサーロボと合体したまま全滅すると、35話の強制出撃まで乗ってこなくなるというバグが存在するので注意。インターミッションでは同世代の友人が多いためか、OVA序盤やカセットドラマで聴ける「昭和の女子高生」の口調で話す場面が印象に残る。
- 余談だが、彼女のカットインは顔のアップになっている。これは原作において、イクサーロボに搭乗している時は全裸になっているという設定が関係していると思われる。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- (何この娘、おかしなかっこ。何かのコスプレかな?)
- 第1話より。イクサー1を見た際のモノローグ。
- 「イクサー1、私、私…戦う」
- 第2話より。イクサーロボに乗り、虚ろながらもイクサー1に戦う決意を告げる。
- 「ありがとう、イクサー1。勝って。きっと…勝ってね…」
- 最終話より。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…私はもう逃げない」
「浩一君も戦う事を決めたんだ。私に戦う力があるなら、この力でみんなと一緒に地球を守る!」 - 『L』の第9話モビルスーツ救出を試みるルート「戦う決意」より。石神の言葉とイクサー1の決意を聞き、戦う決意を固める。
- イクサー1「いきますよ、渚…! シンクロを…!」
渚「うん。私のすべてをあげる! だから、イクサー1……勝ってね。きっと…勝ってね…!」
イクサー1「もちろんです…! 約束です!」 - 『L』第35話「永遠のソルジャー」より。ビッグゴールドを倒すためにイクサー1とシンクロを行った。なお、原作ではイクサー1がビッグゴールドと対峙した時点で渚は既に死亡している(戦いが終わった後に生き返っている)。
搭乗機体
- イクサーロボ
- サブパイロットとして搭乗。
余談
- 総監督の平野俊弘氏によると渚は平野氏がキャラクターデザインを務めた『メガゾーン23』の夢叶舞(SRW未登場)の印象が強く、描いている時からイメージが強かったとのこと。また荘真由美氏を選んだ理由は「"悲鳴"の魅力があったから」と話している。