暴竜鬼(Bouryuki)
第26話「鬼になったあいつ!」に登場した百鬼百人衆の一人。その正体はハヤトの幼馴染・イサム。母親を失い、新宿の街を塒に何か大きな事をする夢を抱き、喧嘩の助っ人やラーメン屋の宣伝をしながら資金を稼いでいたが、不慮の事故から百鬼帝国新宿支部長を失ったヒドラー元帥の金と新宿の街は思うがままという言葉に乗り、暴竜鬼となる。
暴竜鬼となった後は、新宿征服の為動くが、ハヤトと対峙。ハヤトに計画を阻止され、メカ暴竜鬼を出撃。ハヤトの説得に耳を貸さず、ゲッターに挑むが、敗退する。
その後、母親への思いと鬼になったことを後悔しながら、ハヤトの腕の中で息絶え、角も隼人の手により撃ち抜かれる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- スーパー系ルートにのみ登場。マップ開始直前にハヤトが思い返し、自軍を追撃した際にハヤトと対峙する。64の世界設定から金の他にもA級市民への登録の言葉に乗り、鬼兵士にされたことが告げられる。
人間関係
他作品との人間関係
- 暗黒大将軍
- 初登場時、共闘する。
名台詞
- イサム「金だよ、金さえありゃなんでも出来るんだ。だからがめつく稼いでんだよ。今に必ずでっかいことをしてやるからなぁ。」
隼人「でっかいことって?」
イサム「ああ、何かでっかいことさ、俺はこの新宿の街が大好きなんだ。この新宿で何かでっかいことをやるんだよ」 - 暴竜鬼となる前に新宿でハヤトと再会。公園で自分の夢を語る。
- 「人にはそれぞれの生き方がある。ハヤト、お前にはお前の道がある。俺には俺の道がある」
「それは戦いが決めてくれる。勝った者が正義で、負けたものが邪悪になるのだ」 - メカ暴竜鬼を駆り、ハヤトと対峙した際の台詞。自分の選んだ道が正しかったと思い、闘うが…。
- 「嫌だっ、やだやだっ、母ちゃん、助けてくれよぉっ、鬼なんて嫌だ!」
- ゲッターライガーに敗北後、昼間に交通事故から助けた老婆を巻き添えにしてまで力を得たことをハヤトから指摘され、同時に鬼になったことへの後悔と母親のことを思い出し泣き叫ぶ。
- 「ハヤ…ト……」
- ハヤトの胸の十字架で、ハヤトの流した涙で濡れて遮るという形ながら角がないことに安堵し、息を引き取った際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ふふふ、俺はついているな。奴らを追ってきて正解だったようだ」
- 二度目の登場で増援としての登場した時の台詞。同話では一応ボス的存在である。
メモ
担当声優の森功至氏は『ゲッターロボG』第28話にて、同じく人間から百人衆になった百人衆・蛇王鬼(スパロボ未登場)を演じている。