エステバリス・月面フレーム
エステバリス・月面フレーム(Moon Battle Frame)
地球の6分の1の重量を想定し、対艦ミサイルや大型レールガンなどを装備。相転移エンジンの装備によって、他のエステバリスが6mに対し、月面フレームの機体は16mとかなり大型となっているが、相転移エンジンを直接組み込むことによって、重力波ビームなしでの移動を可能としたフレームである。これまでのフレームと異なって、エステバリスのアサルトピットは頭部ごと収納される。
砲撃戦を前提としており、その火力はジン・タイプを一撃で撃墜するほどであるが、この機体に搭乗したアキトは、ディストーション・フィールドを展開して突撃戦も行っている。
後にこのフレームの設計思想は、クリムゾン・グループの開発した人型機動兵器「ステルンクーゲル」に利用される事になる。また、ネルガルによって秘密裏に開発されたブラックサレナに、月面フレームの特徴と似通ったものがある。
設定上はこの機体の相転移エンジンから生み出されるエネルギーを重力波ビームを使用して他の重力波アンテナ装備型のエステバリスに供給することも可能なのだが、現在までのところスパロボで再現された例は存在しない。
登場作品と操縦者
重力波ビームなしで戦闘できる利点があるが、その反面ENの回復ができないという欠点もある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作から各機分存在する。月面の地形適応があるため、月面に特化した性能になっている。また、本作のみレールガンがビーム兵器扱いとなっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 本作のみこのフレームは1機分しかなく、改造も各エステバリスとは独立しており、実質乗り換えに近い。合体攻撃は使えないため、それを気にせず使えるアカツキかガイ死亡時のアキトが使うのがお勧め。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 各人のエステバリスと改造が連動する仕様に変更された。
- スーパーロボット大戦J
- 今回から合体攻撃が可能になった。
- スーパーロボット大戦W
- 今回も合体攻撃が可能。単機の火力としては申し分ないが2部以降はエステバリス全機がカスタムとなるために使用不可能。その為7話分しか使用できない。
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場は第8話だが、実際に運用出来るのは40話の木連軍の決戦時とかなり遅い。MAP兵器やP兵器を持たないものの、単体火力が高く地形適正面の汎用性が高い。今回は他フレーム系同様、アキト機・アカツキ機との合体攻撃があるが、搭載換装のシステムが存在しない点には注意。
装備・機能
武装・必殺武器
- ミサイル
- 肩部アーマー部に搭載されている小型ミサイル。
- レールガン
- 本機の主兵装。
- 対艦ミサイル
- 大型のミサイルで固定武装ではなく抱える形で装備する。スパロボでは抱えた姿が立ち絵となってることが多く、威力は高いが弾数が少ない。
合体攻撃
- ガンガーフォーメーション
- Jから追加されたガイとアキトの技。対艦ミサイルの同時発射。
- フォーメーションアタック
- Jから追加された3人娘の技。レールガンの一斉攻撃。
- ガンガーフォーメーション(アキト)/フォーメーションアタック(アカツキ)
- BXで追加されたアキトとアカツキの合体技。レールガンで同時攻撃後ミサイルを発射。トドメ演出では、アキトがボソンジャンプを行い、背後から対艦ミサイルを発射する
特殊能力
- ディストーションフィールド
- 要・重力波ビーム / 重力波アンテナ
- 換装
- 空戦フレーム、陸戦フレーム、0G戦フレーム、砲戦フレーム、月面フレームへ換装可能。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 機体の地形適応「空」「陸」「宇」を1段階上げる
- A PORTABLE