太極(たいきょく / Taikyoku)
『周易』における概念であり、万物の根源とされる存在である。中国語読みでは「タイチー」。日本語読みでは「たいきょく」。太極に至るためには「十二の鍵」が必要とされている。
太極図と俗に言われる図は「陰陽魚」という、白と黒二色の勾玉が合わさった真円で表される。黒は陰を表し、下降する気を意味し、白は陽を表し、上昇する気を意味する。領域が広がっていくのは、それぞれの気が生まれ、徐々に盛んになっていく様子を表し、やがて陰は陽を飲み込もうとし、陽は陰を飲み込もうとする。陰が極まれば陽に変じ、陽が極まれば陰に変じる。
また、それぞれの「魚」の目の部分にある対称色の点は、「陰の中の陽」「陽の中の陰」を表している。どんなに陰が強まっても、その中には必ず陽があり、やがて陰が極まればそれは陽へと転じる。逆に陽が強まっても、その中には陰があり、陽が極まればそれは陰に変じる。陰陽魚の太極図は、これをどこまでも繰り返すことを示している。
スパロボシリーズにおいて
Zシリーズに登場した単語で、アサキム・ドーウィン曰く「宇宙全ての源理、全ての事象の始まりと終わりを司る意志」とのこと。 OG外伝でダークブレインが言及した「至高天」、第2次OGで孫光龍が述べた「大羅天」と同一の存在の可能性が高い。
Zシリーズにおけるその正体はオリジン・ローを制御するためのシステムとして生み出した人造神、「至高神ソル」である。概要はリンク先参照のこと。
関連作品
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- シュテルン・ノイレジセイアとの決戦でギリアム・イェーガーが発言。単語が初登場した作品である。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- ダークブレインが言及した。今後のOGシリーズの伏線を匂わせている。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 孫光龍は「大羅天」と呼んでおり、遠回しではあるが黒の英知に触れた者達やバアルの存在にも言及している。
- スーパーロボット大戦Z
- アサキム・ドーウィンはこの太極に至る為にスフィアを求めているようだ。概要はリンク先参照。