ギルター・ベローネ
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:平井啓二
- 種族:人間
- 性別:男
- 年齢:不詳
- 所属:サイデリアル「アンタレス」
- キャラクターデザイン:
サイデリアルの特殊部隊「アンタレス」の小隊長。うぬぼれが強く傲慢な性格で部下からの信頼はないに等しく、その為かサイデリアルでは「上司にしたくない男ナンバー1」という不名誉な称号がある。
「知将」を自称して様々な策を弄するが、基本的に相手を最悪の状況に陥れることばかり考え、劣勢になった際のリカバリーを全く考慮していない。そのためいずれの場合も詰めが甘く、とっさの対応力はない。劇的な展開を好むという性格がそれに拍車をかけている。劣等感と猜疑心、功名心の塊のような男で、バルビエルはそこから憎悪を励起するためあえてサルディアスの下においていた。
度重なる失態からバルビエルが放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって精神を破壊されて、憎しみのみで戦う狂戦士と化してZ-BLUEに襲い掛かるが敗北し戦死した。
登場作品と役柄
Zシリーズ ===
- 第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 声優の平井氏はUXのカスミ・スガイ役を経て、本作で王道シリーズ初参戦。
- 序盤の翠の地球ルート6話で登場。平井氏の小物全開の演技は必見もの。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
一般兵の「鬼宿」と同レベルという弱さ。おまけに立場上は部下であるはずのアンタレスには全ての面で上を行かれているあたり、この男の器がうかがい知れる。「怨嗟の魔蠍」で暴走した後は格闘・射撃が上がるが、反面回避・防御が大幅ダウンして余計に弱くなる。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇(通常時)
- 指揮官L2、闘争心、戦意高揚、底力L6、地形利用、カウンターL6
- 暴走時
- 気力+ボーナス、闘争心、戦意高揚、底力L6、地形利用、カウンターL6、精神耐性、気力限界突破
固有エースボーナス
- 自分よりレベルの低い相手への与ダメージ1.5倍
- カン・ユーやリントと同じボーナス。このボーナスは小物の証なのだろうか。
人間関係
- バルビエル・ザ・ニードル
- アンタレス隊長。内心、彼に対する強い憎しみを持っていた。
- サルディアス・アクス
- 副長。
- インセクト
版権作品との人間関係
名台詞
戦闘台詞
- 「私を馬鹿にするな! 私はギルターなんだぞ!」
会話
- 「う、うそ…やだ…」
- 天獄篇第14話。ネオ・アルカトラズでFire bomber(偽)のライブを陽動としたZ-BLUEの救出作戦を看破、潜入部隊を発見…したまではよかったものの、配下のインセクト兵やバイオロイド兵はキリコのアーマーマグナムで撃ち倒され、タケルの衝撃波で吹き飛ばされ、エレメント達にボコボコにされ…と白兵戦で圧倒された挙げ句、本人はとてもイイ笑顔の甲児と竜馬に凄まれ、思わずこの台詞を漏らす。
卑劣な敵とはいえ、この面々を正面から敵に回してしまった彼には同情を禁じ得ない。合掌。 - 「ば、馬鹿な!? そんな人間がいるはずがない!」
- 残されの海ルート第26話「深遠よりの目覚め」にて、ガルガンティア船団に「サソリの毒」を放った……まではよかったが、多少の苛立ちを覚えさせる程度で全く効果がなかった時のリアクション。
- 反対ルートの「闇の兄、光の弟」ではレジスタンスたちを見事に混乱させていたが、そもそも「憎む」という感情に縁遠いガルガンティアの人々には「サソリの毒」も無力であった。
搭乗機体
- シャウラス
- アン・アーレスの設計を元にした量産機。