アマルガム

2015年6月10日 (水) 14:14時点におけるTakaraza (トーク | 投稿記録)による版 (→‎登場作品)

アマルガム(Amalgam)

フルメタル・パニックシリーズ』に登場する組織で、世界を裏から操る秘密結社とでも呼ぶべき存在。

組織としての目的は一意とは言えないが、その行為の大半はテロリストや独裁政権などへの援助・兵器提供などであり、世界各地で勃発している紛争の実質的な原因となっている。このため、世界の紛争を鎮圧することを目的とする軍事結社『ミスリル』とは敵対関係にある。

水銀とその他の金属からなる合金の総称である「アマルガム」を語源とする。架空の銀である「ミスリル」と異なり、こちらは現実世界でも存在する。

登場作品

アニメ版は原作の初期のエピソードしか扱っていないため(アマルガムがミスリルのライバルとして表だって活動しだすのは「つづくオン・マイ・オウン」からである)、F完結編におけるゼーレのような「単なる謎めいた組織」どまりの状況である。現時点では、本格的な組織としての活動や顛末が描写されているのは第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇のみ。
また、「死の商人」あるいは「戦争屋」という組織の性質上、ほとんどの作品で他の勢力に尻尾を振ったり、影で手を組んだりしている。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
「アマルガム」名義の兵士が登場。また、ジェミニスやネオ・ジオンともつながるなど、今までに比べて活発に活動している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
原作小説版の参戦に伴い、遂にミスリル及び自軍部隊と本格的に敵対する。レナードをはじめとするこれまで姿を見せていなかった幹部も登場する。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
組織の全貌が明らかになっておらず、幹部の中でもガウルンしか登場しない。
スーパーロボット大戦W
序盤ではガウルンマリーメイア軍ユーラシア連邦と、中盤からゲイツバイオネット火星の後継者と手を組む。その一方でレナード・テスタロッサ地球連合に技術供与を行い、その後にある組織に関わる事に。

関連人物

幹部クラスの人物は、皆金属元素に対応したコードネームを所持している。

ガウルン
宗介と因縁がある幹部の一人。コードネームはミスタ・Fe(アイアン)。
ゲイツ
アニメ版における組織の幹部。原作小説版の「ミスタ・K(カリウム)」に当たるキャラクターで、人物描写がかなり違う。
レナード・テスタロッサ
組織の幹部でウィスパードでもある。コードネームはミスタ・Ag(シルバー)。
ビンセント・ブルーノ
ミスリル作戦本部所属の人事担当書記官。アニメ第三期序盤、ブルーノの裏切りのため上司を殺されたマオは、捕縛する際に本気でキレていた。コードネームはミスタ・Zn(ズインク/亜鉛)。SRW未登場。

機動兵器

プラン1056 コダール
ラムダ・ドライバを実戦投入した最初の機体。
プラン1058 コダールi「ヴェノム」
コダールの強化型。ガウルン・ゲイツが搭乗したが、いずれも宗介によって撃破されている。
プラン1059 コダールm
完成度を高めた量産型。
プラン1501 ベヘモス
40mの巨体を誇る対AS用ガンポート。ラムダ・ドライバがなければ駆動すらまともに出来ないが、ポテンシャルは圧倒的に高い。