シグナライト計画(Project Signalight)

デトネイター・オーガン』の物語の発端となった計画。

概要は宇宙探査船シグナライト号により、はくちょう座のブラックホール「X-1」を調査するというもの。

物語開始の僅か200年前の出来事であるが、X-1に接近したシグナライト号は異常重力源に捕まって脱出できなくなり、高重力環境下で大きく歪曲・加速された時間の中を生きることになった。

この結果、乗組員達は急速に進化しながら生き延び、そのための体として造り上げたのがソリッドアーマーである。現在に至るまで乗組員達はたった一つのオリジナルであるミークを残し、クローニングによる複製を繰り返しながら生きてきたが、その中で地球人としてのメンタリティと記憶は失われ、ただひたすら戦闘を行って技術を吸収するだけの存在となってしまった。これがイバリューダーである。

シグナライト号は改造に改造を重ね、最終的には母艦にして本拠地である戦闘惑星ゾーマへと変貌。地球へと侵攻を開始することになる。

スパロボシリーズでの扱い

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
宇宙の騎士テッカマンブレード』の設定と統合され、以下のような形で扱われている。
シグナライト計画に使われた探査船は2隻あり、1番艦がシグナライト号、2番艦がアルゴス号となっている。X-1付近で遭遇した宇宙船をアルゴス号が調査に向かったが、内部に存在していたラダムのテックシステムに捕獲され、相羽孝三博士は死亡、残る乗組員のうち相羽兄弟とその関係者がテッカマンと化すことになった。シグナライト号は同時に現れたラダムの攻撃で制御不能となり、ブラックホールに飲まれてしまった。この時、瀕死の孝三はシグナライト号にテックシステムのデータを転送し、それを過去に飛ばされたシグナライト号が解析・研究して造ったのがソリッドアーマーである。